「シン・ゴジラ(2016)」は久しぶりに魅せてくれた怪獣映画だったと思う。だいたいこのジャンルは映画としての評価となると、疑問符がつくものが多い。それはそうだろう、最大のものと最小のもの同士がドラマを構築できるわけがない。したがってキャラクター(特にキングギドラ)の魅力も迫力も満点のわりに物足りなさがつきまとう。成功作は「ガス人間第一号(1960)」または「マタンゴ(1963)」くらいではないか。異論や反論は多々あろうが、ここでは無視して先へと進むこととする。 その点、「シン・ゴジラ」は怪獣と人間との出来もしないドラマなど描かず、あくまでも「ゴジラ(1950)」のリメイクにこだわり、戦いに絞ったところにある。また主役である長谷川博巳と石原さとみ以外に芸達者を揃えたところだ。高橋一生や市川実日子、塚本晋也といった個性派が芝居を回す、古典的なあり方がよい。 個性派の中でも松尾諭扮する政治家 泉修一が印象的だった。長谷川博巳をサポートする儲け役ともいえる役柄だったが、精力的に働くかわりに見返りに次期幹事長の座を要求したり、出世に比較的興味のない矢口に対して「なぜ政治家になった?」と聞き返すほどの野心家である。そして「出世は男の花道」と言い切るほど貪欲さをみせる。いたなぁこんなヤツが。 だいたい、われわれ技術職のものは何歳になろうと"よいものを作れればよい"と考える、青くさいものが多いのだ。したがって"出世"などにこだわるものが極端に少なく、むしろバカにする傾向にある。いくら出世したって知れてるじゃねーか。 ところが たまぁにいるのだ。極端な上昇志向のヤツが。ガイガイと仕事に励むだけならまだしも、上司へも元請けにも覚えめでたく、大手企業へと転職していく者を幾人か見てきたが、あれはマネしたくねぇなぁと思ってしまう私は、やはり甘い人間なのだろう。 「すしはうす」 須坂市街地の外れにある寿司屋さん。価格や豊富なメニューのわりに高鮮度かつ美味しいのでいつも混雑している。私はこれが好きで通っているやうなものだ。 「づけぶり丼...
Read more初めてお邪魔するお店です。“すしはうす”とありますが、丼物.定食.ラーメンと色々ありました。テーブルにはお寿司の注文用紙が置いてあり一貫ずつでも注文出来るみたいです。 私は最初違う物を注文して、その後壁に貼ってあった「もつ煮定食」に目を奪われ...
Read more安くて旨い!前にテレビで紹介していたのを見て来てみたかったので念願叶いました(笑)寿司ランチも安くて良いですが、ちょっと奮発してお刺身定食を食べました!お刺身が10点乗って、茶碗蒸しと味噌汁、たくあんが付いて1450円♪大満足でした。ご飯の盛りもなかなかだったので、他ではあまり見たことのない牛タンメンチを追加で頼みました。こちらも牛タンの歯応えがアクセントになって美味しかったです。当然全て完食!また来ます! 5月から単品メニュー等がなくなったり、営業形態が変わってしまったみたい。牛タ...
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