エミュ emuN — Restaurant in Tokyo

The good: wonderful wine selection; onion soup with caviar, clam and sea urchin; canale (right texture, right level of sweetness) The improvement areas: scallop mushroom risotto (rice was undercooked despite great flavors); tiramisu (the ladyfingers were dry. Perhaps the result of the decomposition serving style that didn’t work for me); macaron (exterior was too hard and when you bite into it,...

非常に失望しました。

前提として、私は妹と2人で月1回のフレンチディナーを様々な場所で楽しむことを趣味としています。20代と30代前半なので、もしかしたら若輩者と思われたのかもしれません。

毎回予算はお酒込みで1人あたり3万円程度で設定しており、今回頼んだのは「シェフ笹嶋が贈る渾 身のスペシャルコース18,150円」+チーズ+ワインペアリング5種+追加のワイン2杯。 緊急事態宣言もやっと終わり、やっとまた楽しめると思い、このお店での食事を本当に楽しみにしていました。

まずお食事ですが、食材は季節のものを使われており、美味しいとは思いました。 感動するまでの品は残念ながらありませんでしたが、強いて挙げるとすれば、ビーツを使った彩り鮮やかな一品は、目でも楽しませてくれる面白さがありました。

また、ワインのペアリングについてですが、こちらはかなり他と比べて安価なことが特徴のようです。4種で4,900円、5種で5,800円。他と比べたら値段だけでいえば破格だと言えるでしょう。 しかし、一つとして面白いと思った組み合わせや、料理を引き立てる最高の組み合わせだと思えるものはありませんでした。フランスのボルドー、ブルゴーニュ、ロワール……フレンチですから、もちろんフランスワインを合わせてもいいのですが、普通どころか、合う組み合わせだとも思えない味わい……。 安価なペアリングのコースだからかと思い、追加でワインも注文しましたが、代わり映えはしませんでした。ワインはどなたが選んでらっしゃるんでしょう……これは、ペアリングとは言えません。

サービスされる人の振る舞いに関しても、私は評価が甘い方だと思いますが、それでも拙いと言わざるを得ないです。また、笹嶋シェフも、いつもいらっしゃる方にサービスされるのは当たり前なので、それは良いのですが、ずっと同じ卓にいておしゃべりされるのは、いかがなものかと正直思いました……。

色々なお店に行っていつも感じているような、お店のこだわりの様なものを、残念ながらその日には感じることはできませんでした。「料理とはわが人生そのものである」と謳っているのなら、もう少しその想いを感じさせてほしかったです。

安くないお金を払うということは、少なくても私は料理の美味しさもそうですし、お酒とのマリアージュもそう、そして、その空間を精一杯楽しみたいというワクワク感を胸にお店に行きます。そういった意味で、こちらのお店には裏切られてしまい、非常に失望しました。

一期一会を信条としているので、このお店には二度と行きませんが、他の方にはせめて楽しんでいただけるようなおもてなしをして...

週末にディナーを頂きました。 壁、天井、扉、照明、テーブルクロス等が白色系で統一されていて家庭的な雰囲気のある内観でした。

着席後にシェフよりご挨拶を頂きました。 まるでシェフの家に招かれたようでした。 当日のゲストは私たち2名を含めて8名/3組で、4名でオペレーションされていました。

私たちが事前に予約したのは、 「北海道食材を使った特別コース@約12K円」。 ふるさと納税で北海道某町の食材を使ったこちらのお店のコース料理を返礼品として頂いていました。

そして実際に頂いたのは以下の料理です。 ◯アミューズ →マカロンとシューをシャンパンと一緒に美味しく頂きました。

◯アマゴ(高知県) →小さなアマゴがピンク色の大根ムースに囲まれていて、美しいプレゼンテーションでした。あっさりしていて、少し甘味があって美味しかったです。

◯新玉葱 →新玉葱がとても甘かったです。柔らかい食感も良かったです。乗っていたウニとも良く合いました。またベーコンと新玉葱で出来たピザも美味しくて食感も良かったです。

◯パン、四万十豚のリエット →ポークの旨味が凝縮したリエットでした。パンと良く合っていました。

◯カスベ(北海道産えいひれ)、グルノーブル風 →バター風味と酸味が効いたソースが美味しかったです。カスベは軟骨がたくさん入ったコリコリした魚の肉でした。私は普通に柔らかい魚肉の方が好きですが、軟骨以外の魚肉は旨味があって美味しかったです。

◯蝦夷鹿(北海道産) →まずソースの色が鮮やかで、酸味があって美味しかったです。鹿肉と良く合っていました。 鹿肉自体は柔らかくて臭みが無かったです。青森県産のニンニクとペッパーのお陰で鹿肉がより美味しくなりました。 また添えられていた焼き野菜のごぼう、ブロッコリー、玉葱なども美味しかったです。

◯クリームチーズ(北海道産),イチゴのスイーツ →北海道のクリームチーズ、イチゴ、イチゴのメレンゲなどがきれいに盛り付けられていました。混ぜて頂くと美味しかったです。

◯茶菓子、コーヒー/紅茶 →カヌレ、フランボワーズのマカロン、塩キャラメルを美味しく頂きました。

ワインは、シャンパン、白、赤を1グラスずつ頂きました。どれも美味しいワインでした。 グラスワインのお値段は約2K円+10%サービスチャージでした。

お会計は合計で1人約18K円でした。 オーナーシェフ、そしてワインをサービス頂いたサーバーには特に丁寧に接客頂きました。

美味しくて素晴らしいプレゼンテーションのフレンチを比較的リーズナブルに頂くことができました。...