松軒中華食堂 千歳烏山店 — Restaurant in Tokyo

土曜日11:55　前客12名、後客さん多数で途中からほぼ満席に。

牛丼の松屋。というか牛丼からの様々な丼、定食メニュー展開で牛丼の域を完全に脱してる松屋さん。とんかつ揚げ物の松のや、カレーのマイカリー食堂など、松屋フーズの別ブランドで専門性を逆に回帰されつつ幅も拡げられているが、中華業態もある。

松軒中華食堂、2017年にまずこの千歳烏山に開業。2025年5月現在、全国に8店舗は計画通りなのか？苦戦なのか？思ったより拡大していない感覚。

そんな初号店は千歳烏山徒歩1分もかからないド駅前。2025年4月に千歳烏山店はリニューアルオープン。拡大路線はゆっくり目だけど、駅前ロケーションで安定して客入りもしてたのでリニューアル？は何故と思ったけど再訪問してみて理由はすぐにわかった。

お店中央にはパーテーション区切りのお一人様席、そのまわりをグループ利用できるテーブル席。各席でタッチパネル式セルフオーダー、提供口で受けとり、食べ終われば返却口で返却、番号でセルフ会計。なるほど、半オートマティックオペレーションに組み替えなのね。松屋や松のやはまだ食券機いきてるけど同じような自動運営、人材確保や人件費課題にわかりやすくメスをいれたのか。 メニューもリニューアルしてるのだろうけど、なんせ開業以来の訪問すぎて変遷がわからない。各種麺や定食、セットメニューもあるけど

塩ラーメン（580円）を

半ラーメン（300円）を除いたら麺ものではこれが最安。ちなみに、醤油ラーメンが630円、炒飯が530円。松屋でいう牛丼並とは違うかも知れないけど抑えるべきベースメニューでしょう。

綺麗、まず第一印象で綺麗。 クリアスープがキラキラ。ネギ、メンマ、チャーシューとシンプル構成ながら、ちゃんと見た目から引き寄せるビジュが素晴らしい。 スッキリと、でも、じっくり旨味成分が腰を据えてちゃんと出汁がきいてるスープ。 麺は細ストレート、わざとこういう計算にしてるのか？啜ると、遠くにクセが残るような後味のひっかかり。麺をじっくり噛んで味わうと、麺の風味でそういうひっかかりは無くなるからスープとの相性マターかな？

卓上にある花椒をミルで削りいれてみる。やっぱり！花椒で正に味の花ひらく。山椒の華やかさと塩スープで、味変というかガラっと変わる。麺とスープのバランスも良い。もし生姜なんかが同じく卓上にあって入れてみたら良い感じの生姜ラーメンにもなりそう。良い意味で包容力高いアレンジきける一杯かも知れない。

テーブルの上に返却せずそのまま食べっぱで食器置いて帰ってる前客さんも複数組いたが、街の中華食堂とファストフードの中間みたいなポジションゆえ、うっかりそのまま放置もわかるかもしれない。 ごちそうさまでした。

松屋フーズの新業態で何げに中華街な千歳烏山に開店したこちら、正直個人的には値段、ボリューム、味とも中途半端な印象あり。牛丼でない松屋なら、同じ千歳烏山にある、とんかつの松乃家は値段、ボリューム満足。味はこれならこのコスパでありと納得できるけど、専門店な中華屋さんも多数ありまたそこそこ安値での提供なこの街では味の面で落ちる。ボリュームと値段でいうなら、東秀グループや、バーミヤンとかとの比較になるけど、優位点はあまりない。そんな中途半端さはどう...

化学調味料無添加のメニューが多い松屋の中華料理店ということで行ってみました。

店の自動ドアが開くと、すぐそばにもうテーブル席があるため、席を案内されるまで待っていると開きっぱなしになったドアから外の冷気が入ってきてしまうので、ドアのセンサーを避けようと少し中へ進むことになります。 すると次に来たお客さんも入ってくるので、押し込まれたようにどんどん店内へ入っていかなくてはならず、食事しているお客さんの席と席の間に突っ立って待つ事になり、混んでいる時間帯はちょっと行きづらいと感じました。 店外で待つように表記を出していただいた方が良いかもしれません(そうすると案内係が必要になりますが)。

醤油拉麺と餃子、炒飯を注文しました。 松屋の化学調味料無添加という方針を中華料理に生かした味を期待しましたが、醤油拉麺は少しすっきりしたスープかなという程度で、日高屋や幸楽苑らライバル等と大差がありませんでした。 ただし餃子はニンニクが丁度よく効いていますし、炒飯は化学調味料の風味が抑えられ(不使用？)その上パラっとした出来で、どちらもなかなかでした。

松屋はメニュー全体に化学調味料特有のまろみの少ないすっきりした味付けなので気に入っているのですが、一方でこの松軒中華食堂は良く言えば手堅い、悪く言えばどこにでもある(今や絶滅寸前の)街中華といったところでしょうか。

あと店員さんが我々の隣のテーブル席の下膳時にバイトへ仕事の要領を教えているやりとりが丸聞こえで、それも手抜きの一歩手前のような内容でしたので、聞いていてあまり気分の良いものではありませんでした。 どうせな...

所用で千歳烏山駅に下り立った時、お昼を過ぎて、孤独のグルメみたいな状況。 よしっ店を探そう、といった時、この店は駅前にあるんだ。 牛めしチェーン松屋の系列店だということは知っていた。 さて、近くにはオリジン弁当の系列のレンゲ屋東秀もある。 これはテレビ番組のジョブチューンで満場一致合格を出したイオン系の焼き餃子でもある。 松軒はどうだろうか。 この餃子勝負、意外な上がりを発見した。 焼き餃子ではなく、揚げ餃子がこの店の勝負どころだ。 赤坂の老舗は餃子の食べかたに《酢・胡椒》を提示したが。 松軒にはテーブルに意外にも花椒のミルが置いてある。 何の気もなく、餃子のタレに花椒を加えてみたら、これがむちゃくちゃ美味い。 ナスの味噌炒めもうまい。 また、最近の松屋はすべて券売機注文だが、わざとなのか、この店は普通にテーブル注文して、食事後に会計...