当方、ラーメンが大好きです。中華そば・くっさい豚骨系・担々麺・味噌ラーメン・塩・醤油こだわりなく幅広いジャンルのラーメンを食べます。 レビューは滅多にしないけど、本当に美味しいとき、逆に疑問に思うレベルだった時にするタイプです。 今回、こちらのお店の近所に来ることが増えたので行列が気になり来訪。 10人くらい並んでいましたが30分くらいで入店。おばさんの店員が「1名様どーぞー」と言ったので最前列の自分は入店し、店内すぐある券売機で食券を購入。『特性中華そば・中盛・小辛』にしました。席はどこかと視線を走らせると、カウンターに1席、水だけ置いて有り、そこにさっきの店員のおばさんが立って待ち構えていたので、「こちらにどーぞ」も「いらっしゃいませ」も何も言ってくれないけど「まぁあそこだろう」と近寄ると、そっと手を差し出すおばさん。食券を渡せという事だと察し、「お願いします」と言いながら渡すも、なにも返事はしてくれず。(笑) 食券を確認すると、カウンター内(厨房)のスタッフにオーダーを伝えていました。 待つこと14~5分で出てきました🍜。まず見た目の印象は良かったです。ちゃんと「特製感」があって期待値が上がる見た目。 【ここからはついに味のレビューになります】 まず一言で言うと、とにかく評価が難しいラーメンです。 美味しいか美味しくないか?どちらかで答えろと言われたら凄く悩む。 多分、基本的な・・・ベースにあるもの・・・(表現が難しい)は 「美味しい」です。 ・チャーシュー⇒煮込んだ系じゃなく、低温調理しているようなジューシーさで肉肉しく、素直に美味しい。 ・メンマ⇒これとチャーシューをつまみに呑めるめるレベル。大きくて、食感よく、味も良く染みてて美味しいです。 ・わかめ⇒わかめがオマケな感じじゃなく、結構なインパクトで入っており、しかも良いアクセントになっていて、過剰な磯臭さも無くおいしいです。 ・麺⇒ストレート麺。中華そばだとちぢれ系が多いですが、ここは細いストレート麺。でもこしがあって、僕は嫌いじゃないです。美味しい。
そしてスープ。問題はこれです。僕はラーメンの7割はスープが命だと思ってます。このスープの評価が難しいのです。 同じ言い回しになりますがベースにあるものは「おいしい」です。 にぼしダシをメインにした中華そば。定番ですよね。 にぼしの風味はたしかにちゃんとするし、スープの匂い、味も悪くは無い。悪くは無いんだけど、圧倒的に薄味なんです。 僕はこれ系の中華そばで好きなのは新宿の満来です。これ系と言っても、まったく毛色は違いますが、食べたことが無い人には伝わらないかもですが、ここのスープと比べたら道頓堀のスープは4分の1くらいの濃さに感じます。薄い。つけめんを頼んだら、濃いスープが出てくるはずなので「ちょうどよくなるかも」って思ってしまう感じ。 全体的に丁寧な仕事で好きな人は好きだろうなと思えるだけに、とてもおしい。味の濃さは個人の好みだとは思いますが、それを差し引いても薄いと思いました。もったいないなーという印象。 でもまた行って、今度はつけめんを頼んでみようかな?とも思えるお店。むずかしいです(苦笑
あ、帰る時は「ごちそうさま」に対して、厨房内も、外のおばちゃんも「ありがとうございましたー!」と元気良く...
Read moreよくお店の前で待っている光景を見かけるため、以前より気になってました。 この日も3人程、待っていました。 しばし待ち、店員さんに呼ばれ入店。 お店前の消毒液と入った際の検温器とコロナ対策は、しっかりしてます。
券売機でいろいろ物色。「ちゃあしゅうめん」¥1100をチョイスしカウンターで待ちます。テーブル席とカウンター席と収容キャパは、大きいですが、ラーメンをつくるマスターと店員さん2人で切り盛りしていますので、若干お時間はかかりますが、2人とも丁寧に対応しています。店内も清潔でした。
ちゃあしゅうめんが運ばれ、早速スープをすする。鰹か鯖節を効かせ若干濁りけがあり、優しい味で二日酔いの身体にしみわたります。麺は、ストレートの中太麺でツルツルとしています。つけ麺にも合う麺ですね。チャーシューは、豚肩ロースの赤身部分のもの4枚。ナルトとメンマと彩りです。麺の茹で加減は柔らかめです。好みはあると思います。
つけ麺率も高い感じでしたので、次回はつけ麺もいきたいですね。
地元の常連さんが多い感じでした。暖簾のヤレ具合から長年、地元の方に愛されている証拠かなと感じた次第です。
2021年10月16日 つけ麺が食べたくなり来店。 夜は、ご家族のお客さまが多く、店員さんも和やかに話されてました。地元の方に愛されている雰囲気ですね。 券売機で「つけ麺」¥850と「大盛+200g」¥150をチョイス。
どんぶりに並々盛りのよい麺とつけ汁が運ばれ、さっそく麺をつけ汁につけ、すすります。麺は、中太麺で茹で加減は柔らかめで、ツルツル口に入っていきます。前回、ラーメンを食べた際、つけ麺も合うな!と思いましたが、ぴったりです。つけ汁は、ナルト、ワカメ、チャーシュー、メンマで味付けは、酸味を若干効かせ鰹節や鯖節を効かせ、麺に合います。麺は、くっつくこともなく食べやすく、つけ汁も最後まで薄まりずらく、完食です。次回は、塩ですかね。
お店もカウンターやテーブル席もあり、ご家族連れでも、利用しやすそうです。 店主の旦那さんと息子さんで厨房を奥さんと思われる方が店内のお客さまと適度にコンタクトをとり、いい雰囲気でした。常連の方が見受けら...
Read moreー加水高め中太ストレート麺ー
麺の表面がツルツルしているのは加水率が高い麺の嬉しい特長だ。麺を頬張り噛む時に麺が口中で踊る。よきかな。 BS-TBS「郷愁のラーメン」情報では、三種類の小麦粉のブレンドを使った自家製麺。この店の2階で製麺しているとのこと。
確かに麺の噛み終わりもモチリと切れる。決してネチョと不自然に粘ったりしないのは、加水率のバランスがこの小麦に合っているからであろう。
ただし麺が全体に硬め。圧延が強い印象だ。麺の太さは中太なのだから、ここまで〆なくても良いのではないかと思う。 (弱い小麦で細麺を実現するために圧延を強くすることは時々みられるが、中太麺であればもう少しソフトでも大丈夫なはず)
ここの麺も、東京丸の内松戸富田麺絆の中華蕎麦も東池袋大勝軒中華蕎麦のオマージュと言える。見た目がそっくりのこの2つの麺であるが、噛んだ食感の印象がこうも違うのは興味深い。
ー圧延に対する考え方の違いー ここ道頓堀の麺は「加水率高めで圧延強め」。 富田麺絆の麺は「加水率低めで圧延ソフト」。
この違いは時代の違いであろうか。ここ道頓堀は創業35年になるよ。その間ずっと山岸氏の教えを守ってきたのであろう。おそらく当時の山岸氏の大勝軒に近いのはここ道頓堀の「高加水で圧延強め中太麺」だったのかもしれない。
しかし時代は麺の圧延がソフトな方向に向き始めている。富田氏は山岸氏オマージュ麺を再現するあたり ・加水は少し抑えめ ・圧延はソフトに というアレンジを加えている。この手法はとみ田の麺の創意工夫であろう。 このアレンジにより、圧延が弱いことで噛み入力は弱く、しかし噛んでいくほどに非線形で抵抗が立ち上がる噛む快感をより強調される。何度も噛み続けるうちに小麦の風味が口の中に広がる。
この道頓堀の中華蕎麦。今まで35年守ってきたこの麺をこれからも守っていくのか、時代に合わせて圧延を控えた噛み心地へと変化していくにか。
ー地元に愛される店ー 魚介と豚と鶏の醤油スープは優しく、そして懐かしい。池袋で数多くの人に愛された山岸氏の中華蕎麦が、東武東上線成増駅前で多くの地元の人たちに愛されている...
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