南仏で修行をされていたというシェフの作るフランス料理がいただけるお店。
フランス料理というと肩肘張った高級レストランのイメージがありますがこちらは南仏家庭料理をアレンジしたカジュアルなフランス料理。
昔のフランスでは新鮮な食材が手に入りづらくハーブをうまく取り入れて料理をしていたとのこと。 そのためこちらの料理はどれもハーブが上手く使われていてこれが本当に美味。
フランスのお宅では大皿料理を家族団欒3〜4時間かけていただくということ。 そんなところもイメージしてどれもしっかりボリュームで提供してくれるところもポイント。
今回はシェフのオススメコース¥6000(税別)をいただきましたが味、品数、ボリューム考えると6000円は安い。
自由が丘駅から5分ほど。 路面に開け放たれたお店の入口を入るとそのまま店内に続きます。 路面に対してたくさんのワインが見えていて目を惹く気になるお店。
入口近くにキッチンを囲んで円形のカウンター。 奥には最大8名テーブルを含むテーブル席。
クリーム色ベースに木の温かみのある内装。 間接照明が効果的に使われていてムーディーでゆったりできる空間。 ヨーロッパを感じるカラフルな傘の照明が可愛い。
アコーディオン音楽のようなインストのヨーロピアン音楽が流れているのもとても雰囲気よし。
壁のワインセラーがワインを横向きに入れるタイプ。色々なエチケットを見ることができるお洒落な仕様。
コース内容
〜セロリのムースとコンソメスープ〜 甲殻類の出汁の効いたコンソメにセロリのムース。 ムースの上にはズワイガニとりんごが乗っています。
コンソメは丁寧な味。 セロリのムースはセロリの苦味なく、ほのかなに香る程度で食べやすい。
ズワイガニがたっぷり乗っており蟹の味、食感もしっかり。 小さく角切りされたりんごの食感とほのかな甘味もほどよいアクセント。 1品めからテンション上がる美味しさ。
〜サーモンの柑橘マリネ〜 オレンジの皮と果汁に漬けられたサーモン。 柑橘感はほのかでサーモンの臭みが綺麗に抑えられています。
マリネとは思えない肉厚サーモンは脂が甘くて美味しい。
味付けのバジルソースとハーブ、トマトの酸味、スパイスのバランス良。
脂が乗ったサーモンだけど味付けでさっぱり食べやすい。
〜パン〜 熱々で提供されるカンパーニュとバケット。
カンパーニュはサワークリーム、はちみつを入れているとのことでほのかーな甘み。 ライ麦と全粒粉を使用しているとのことですがパサパサすることなくしっとり。
バゲットも外はカリッカリ、中はしっかり水分残っていてしっとり美味しかった。
〜豚と鶏ハツ、レバーのパテ〜 フランスのシャリキトリー。 豚、鳥の旨みがギュッとしていて網脂を巻いて焼いてるのでコクのある味。
粒マスタードがたっぷり添えられているのですがパテの味が豊かなので付けるの勿体無いなと思ってしまったぐらい。
大きめに角切りされた肉、レバー、脂身と食感も色々楽しめるのも◎
付け合わせのキャロットラペも酢漬けや特別な味付けはされていないのですがニンジンの土臭さもない美味しいラペ。 すっごいシャキシャキ食感。
〜タイムでスモークした鰹とクスクス〜 タイムでスモークした鰹は臭みなし。 クスクスやパクチー、ハーブと混ぜられています。
ハーブはミョウガ、ディル、パクチー、タイム等色々入っているようですがバランスがよく爽やかな香りが美味しい。
ハーブだけでなくきゅうり、パプリカ、玉ねぎなど野菜もたっぷり。
〜鰯のコンフィとラタトゥイユ〜 コンフィなので鰯は骨まで食べられます。
内臓の苦味が野菜の旨味で中和されてまるごと美味しく食べられます。
鰯の下には柔らかく煮込まれた野菜のラタトゥイユが。
〜カイノミの赤ワインフォンドヴォーソース〜 カイノミがドーンと乗っていてインパクト抜群。 ミディアムレアぐらいに焼かれた断面映えする綺麗な肉質。 しっかりした赤身は噛めば噛むほど旨みが溢れます。
希少部位のカイノミを贅沢に頬張れる一皿。
フォンドヴォーソースはトロッとした濃厚ソース。 赤ワインも入っているのでコクがあり、赤身の肉と相性バッチリ。 濃いめの赤ワインが飲みたくなっちゃう。
添えられたマッシュポテトは見た目からきめ細かさが伝わってきます。 バターがしっかり感じられる濃厚なめらかな口溶け。
〜チョコムース〜 アングレーズソースとチョコ混ぜた濃厚生チョコムース。 しっかりした下ごしらえが感じられるなめらかな口当たり。
一緒に盛られたオレンジは果汁たっぷりでフレッシュ。 オレンジにたっぷりチョコムースつけると相性抜群。
個人的に洋食が好きなのはあるんですが他ではなかなかないハーブを上手に使われた南仏料理でどれも主役級に美味しかった。
ワインにぴったりな料理がたくさん。 グラスワインはルーマニアやブルガリアなど通なラインナップで気になる物ばかりで色々飲みたくなっちゃいます。
店内も可愛くてお洒落、女性にも好まれると思います。 デートでも◎。みんなでワイワイもオススメ。 値段も高くないので普段使いで美味しいフランス料理を食べに...
Read more【SARU Apero Bistro @自由が丘】
自由が丘駅徒歩数分に位置するビストロ。 まるでパリからそっくり切り取ってきたかのような佇まい。 店内も木の温もりを感じるウッディな内装で賑やかながらも寛げる雰囲気。
カウンター席で一人愉しむお客さんもいれば、グループでワイワイ楽しむ方たちもいます。 年齢層は少し高めでほとんどが女性客でしたね。
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季節の食材を愉しめるシェフオススメコースをいただきました。
◆根セロリムースとズワイガニのマリネ
ムースの上にズワイガニと林檎とエストラゴンをマリネ、そして周囲に甲殻類とコンソメのジュレを敷いて、最後にライムを絞った一皿。 これがもう甲殻類の旨みがギュギュっと詰まった一品でとにかく絶品! 一皿目から舌と胃袋をガシっと掴まれる美味しさでした。
◆サーモンの柑橘風味マリネ
オレンジの皮と果汁で漬け込んだサーモンにバジルとアーモンドのソース、さらにトマトとスパイスのヴィネグレットが良いアクセント。 しっとりとした爽やかなサーモンの身にいろんな風味が重なり合い、表現しづらいですが美味しい。 大ぶりの身が3切れあり、食べ応えもバッチリです。
◆パテドグランメール
『おばあちゃん風パテ』という名の一品。 豚挽き肉と鶏のハツ、レバーを網脂でくるんで焼き上げてます。 肉の旨みが凝縮され網脂のおかげかコクもありパテ好きにはたまらない一品。 添えられたラペでさっぱりと口直しつつ、マスタードで味変も。 同じタイミングで供されたパンに載せて食べるのもアリですね。
◆バゲット/パン・ド・カンパーニュ
外側カリカリっと香ばしいバゲットと蜂蜜とサワークリームを練りこんだパン・ド・カンパーニュのどちらも美味しいパンですね。
◆魚介とクスクスのサラダ
タイムというハーブでスモークした鰤と角切りした野菜とクスクスのサラダ。 スパイシーなヴィネグレットで味付けされていてエスニックな味わいがあるサラダで、しっかりした食べ応えと美味しさがある一品です。
◆帆立と白菜のグラタン
本来は牡蠣のグラタンですが、牡蠣NGなので帆立に変えてもらいました。 白菜と玉ねぎを貝の出汁で煮込み、白ワインと生クリームでホワイトソースを作り、チーズとパン粉をかけて作ってます。 熱々とろとろのホワイトソース自体が貝のエキスで味わい深いし、帆立の身もごろっと入ってます。 これもバゲットに載せて食べるのも良き。 心と身体がとても温まる一品です。
◆牛カイノミのステーキ
ステーキは表面香ばしく、中はレアですが火の通り具合はバッチリ。 赤身の美味しさがしっかり堪能できる美味しさですし、仔牛の出汁と赤ワインを煮詰めて作ったフォンドヴォーのソースが特筆すべき美味しさ! これはステーキにたっぷり絡めて食べたいし、バゲット余っていたら残さずいただきましょう。 肉の量もしっかりあり、美味しさと食べ応え両方ともに抜群の一皿でしね。 そえられたマッシュポテトやクレソンのサラダも良き。
◆クネルショコラ
カカオ70%を使用したチョコやアングレーズソース、ブランデーで作った生チョコに、柿を添えた一品。 濃厚なチョコの風味がチョコ好きにはたまりません。 意外な組み合わせですが、柿とも相性イイですね~
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◆レモンチェッロソーダ ◆Colli Aprutini Rosato 2022 ◆ホワイトホース...
Read moreAll time favorite in Jiyugaoka. Staff is lovely and everything’s delicious - but you should definitely go for the tofu hummus and the smoked tuna. Portions/Prices are perfect to try at least 5-6 dishes for two people.
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