鎌倉中期の佐渡守護代であった領主本間六郎左衛門重連の三ヶ所あったと言われる居館跡の一つ。
この妙純寺一帯が館跡と考えられており、すぐ近くには字「本間屋敷」や字「堀ノ内」など館の存在をうかがわせる小字が数多くある。
本間氏が佐渡と関係をもつようになったのは「承久の乱」を契機としてであり、 「承久の乱」により幕府が天皇方に勝利したことによって佐渡は北条幕府の支配下となった。
本間氏は佐渡を所領地としていた北条宣時の代官であった関係から、佐渡守護代として佐渡に渡ることになる。
本間系図の注記に
「順徳上皇供奉の一人にて入国し、石田に住す」
とありまた別の注記には
「佐渡院御下向の時、任佐渡守、奉供奉故也」
とあるが、本間氏が佐渡へ渡ることになった実情を述べたものではないかと言われており、本間六郎左衛門重連は年に一度佐渡に渡...
Read more20220520本山めぐりで訪れた。 なにか本山である無理が感じられない。余裕があるという印象。 いつもどおり本堂前でお題目三唱。庫裏で御首題をお願いした。 玄関正面にお経の書。なかなか面白い。なんというか、書家の筆という印象。直線がきれいに曲がっていてデザインされている。ひとつの書体だね。不揃いもなく、実にいい。 あと、龍の口御法難の色紙みたいなものが置かれていた。観音経の一節が浪花節の唄入り観音経で聴いた一節だった。 今月の聖語みたいな、いかにも教化するような掲示は少ない。 ご芳志の値段を言わなかったので、五百円置いてきた。 全体的にスッキリとしていて、好感が持てるお寺だった。 ...
Read more日蓮宗の本山。由緒寺院として知られている。神奈川県は厚木という街の中に構えている寺院ですが、街道に面した門構えは立派です。 本堂へと向かう参道の両脇は桜並木になっており、春先に訪れればそれは見事だろうことが想像できます。 寺院内は特別と言う事ではなく、いたって通常の寺院です。説明書きが所々に用意されているので、一読して頂ければ由緒がわかります。 山間部ではないので、古刹というイメージとはなりません。やはりそこは近代的な修繕がされていますので、そこはご勘弁下さい。 参拝...
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