武田信玄の武功派家老として活躍した馬場信房(信春とも)の菩提寺です。御本尊は阿弥陀如来で、当地の小字が白須(しらす)なので山号は白砂山。 馬場信房は元々この北西にある教来石(きょうらいし)という集落の出身で教来石氏を名乗っていましたが、後に馬場氏の名跡を継ぎました。美濃守を名乗ったことから、馬場美濃、鬼美濃とも呼ばれます。 信虎、信玄、勝頼の三代に仕え、身分が高くはなかったにもかかわらず、槍働きにて出世しました。三方ヶ原の戦いでは山県政景と共に徳川家康を追いつめる働きをします。 しかし、長篠の戦いでは武田軍は惨敗。撤退する主君勝頼を無事に逃がすべく殿を買って出て、討ち死にを果たしました。死後故郷のこの寺で菩提が弔われ、現在もお墓が残ります。 後世その働きから武田二十四将のみならず、武田四天王にも数えられました。 授与所が無いので、住職のお宅の玄関先で御朱印をいただきます。どうも子供がいるようで騒がしい時があるので、大きな声で呼ばな...
Read more馬場信春公が中公開基のお寺です。馬場信春公のお墓があり、お位牌も安置されているそうです。新しい建物か何かを普請中でした。小学校に隣接しています。 松などの植木がきれいでした。馬場信春公の花菱が屋根に見られます。 檀徒だけでなく一般の方も結構訪ねてくるようで、いつまでかは不明ですが今年(2021年)の信玄公祭りのスタンプラリー会場になっていました。 本堂入り口正面の香炉と馬場信春公のお墓にお線...
Read more永平寺さんで修行された住職さん。 法話も素晴らしいです。 座禅会や古式ヨガもあるヨォ~
沿革
1570(元亀元)年、武田四名臣・馬場美濃守信房公によって白須坊田に建立。江戸後期に焼失、現在地に再建。江戸時代は寺子屋、戦時中は疎開先としても活用され、馬場家・檀信徒はじめ地域の安寧を願い、共に歩んでいます。創建以前は山岳信仰の寺院(真言宗)で、更に山中にあったことが口伝...
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