2017.06.21.(水) 15:00 (奈良斑鳩人) 世紀の大発見と称された 藤ノ木古墳は 6世紀後半に築造された 直径50m程の 円墳で 1985年の調査において 石棺内の 副葬品や 石室内から埋葬品などが見つかり 発見当時は TVや新聞等で 大ニュースになり 連日報道があった程でした
日本には多くの古墳が有りますが ソノ殆どが 盗掘にあい 埋葬品の発見は乏しいのですが 藤ノ木古墳は 奇跡的に築造された当時の ママの状態で発見され 石棺の蓋も 1400年の 歴史を経て 初めて開けられ 数々の埋葬品や 副葬品が見つかり 調査に携わった方々を初め 歴史研究家や多くの人達が アッと驚きました そして それら多くの埋葬品が国宝に指定され 藤ノ木古墳は 国の史跡になっています
現在は 石室入口に鉄扉が設けられ 中に入る ことは出来ませんが 扉の一部のアクリル板 を通し 石室内中央にある 本物の石棺が 薄暗い照明にうっすらと照らされ 1400年前 のロマンを 伺い知る事が出来ます
またココから 徒歩3分程の所には 斑鳩文化財センターがあり 埋葬品や副葬品の数々が 3Dプリンターで精巧に再現されたレプリカ や 石棺を開けた時の状態を示す 実寸大の 模型表示物等があり 見学する事で ヨリ理解を 深める事が出来ました
更に レプリカでは物足りない ヤハリ本物だ っと おっしゃる方は 橿原市にある 『橿原考古学研究所附属博物館』に行き 大人¥400円を支払えば...
Read moreA true marvel of archeological discovery, the view of this chest from a tiny door really adds to the surreal nature of this...
Read more法隆寺を訪問するたびに必ずセットで立ち寄っているのがこの藤ノ木古墳。今でこそ公園として立派に整備されていますが、最初に訪れたのは1992年頃のことで、当時は田畑の脇にこんもりと盛り上がっただけのただの小山でした。塚の全体に雑草が生い茂り、おまけに何本もの柿の木が生えて赤い実をつけている有様で、完全に周囲のひなびた風景に溶け込み、古墳であるなどとは容易に識別できないものでした。申し訳程度に柵が設けられ、粗末なトタン板で羨道の入口がふさがれただけの小さい丘。しかし「こんな風景の中で1400年以上もこの場所に存在してきたのか!」と思うと感慨もひとしおだったことを今でも思い出します。現在では土も盛り直され、羨道・玄室も整備されて立派な古墳の姿になっていますが、自然の風化に任せたままであった以前の藤ノ木古墳の方が「歴史の重み」を感じさせるには十分なものがあったなあ…と、つ...
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