Kawamura Art Museum — Attraction in Karatsu

唐津神社から旧高取邸に歩いていく途中に訪問。唐津市観光マップにも地味にしか書いていなく、綺麗だがこじんまりとした所で、中は二階に青木繁の展示室と、他の日本画家の展示室二つとビアマグ河村コレクションの展示室の四つしか無く、展示物もみな小規模のものだが、内容はかなり充実。青木繁の作品も、見たことが無いようなものが展示されていて興味深い。また二階の窓からは外の日本庭園がきれいに見える。 目玉は久留米市民会館にあった「海の幸」の緞帳の断片を佐賀大の方々が修復したものか。「海の幸」の絵そのものは、今は無き石橋美術館（現くるめ市美術館）で見たことはあるが、緞帳は白い顔の人の顔付近の部分だけだが圧巻である。青木繁は久留米の代表的画家のはずだが、久留米が捨てたものを佐賀の方が修復してこんな所にあるなんて。これを見るだけでも十分かも。 なお、行った時他にお客さんはいなかったが、空いているのは土日と祝日のみらしいので、土曜日に通りかかったのはラッキーだった。中は...

2028.10.8来訪。 青木繁の作品を鑑賞するために訪れる。 青木繁の絶筆とされる「夕焼けの海」は創立者の考えで他の美術館への貸出はしておらずここに来なければ観られないという貴重な作品。 2階には青木繁の「海の幸」をモチーフとした巨大なタペストリーが展示されている。 これは青木繁の故郷である久留米の市民会館の緞帳であったが、市民会館が取り壊される際に破棄される予定だったが一部分だけが残されてここに展示されているとのこと。 このタペストリーがなぜ故郷の久留米ではなくここに展示されているのか、館内の方に質問したところ、展示までの経緯などを詳細に教えていただいたが、 様々な紆余曲折があったそうである。このタペストリーを観るためだけでもここに来る価値はあると思う。 このタペストリーが最初に展示された頃、無料で配布していた佐賀大学によるタペストリーの修復の過程を綴った資料もご厚意でいただけた。 良い旅の記念になりました。 どうも...

Interesting small exhibition....