神社啓蒙扶桑拾葉集並に社記によると、称徳天皇神護景雲元年常陸の国鹿島より遷座され、邑人等黒木の新殿を造り斎祀したと伝えられ、これが当社の創祀とされている。 命は更に旅起たんとして柿の木の鞭を社の傍にさし立てて、この木が生えついたら我三笠山に永く鎮座すると申された、するとこの柿の鞭が即座に生えつき根を成し枝葉繁茂した。邑人等はその御神徳を恐み、これを神木として崇め奉り立木大明神と尊称した。 光仁天皇宝亀八年に大旱魃のため湖水も枯渇した為天皇中臣に諸魚に勅して当社に祈願されたが、忽ちにして霊験あり大いに雨が降った。帝大いに悦び給い正一位立木大明神の勅願を賜り社殿を造営された。 延暦二十年田村将軍当社に祈願して東夷を征せられ、大般若経一部を寄進された。また享受元年将軍足利義尚が栗太郡釣村に在陣の時、当社に立願し、願成就して四脚門を奉建した。 正保二年膳所城主石川主殿頭忠絵が社領二十三石を寄進し社殿を造営せられた。爾後代々城主より寄進が続けられた。...
Read more2024.5.3 創建が神護景雲元年(767)と歴史有る神社です。 古事記、日本書紀に登場する雷神、かつ剣の神様の建御雷神(タケミカヅチノカミ)が祀られています✨
東海道の草津宿に有った事から厄除開運、交通安全の神として知られています。
神門、拝殿、本殿と立派な建物が続きます。あれっ、鹿の親子? 春日神社かと… 調べるとご祭神の建御雷神が関東の鹿島神社から奈良の春日大社への勧請の旅の時、白鹿に乗ってこの地に到着したとか…又、柿の木の杖を土に差込むとやがて芽が出て御神木になったとか、そんな所縁の有る神社である事を知りました。 そりゃあ参勤交代の武士も一般の旅人もお参りしますよね😊
今日は例大祭、子供神輿が帰って来ました。そういえば館に神輿が収納されていました。誘導係のおっちゃんに聞くと"子供が減ってね、担ぐ子がいなくなったんだ" やがて、東海道筋で昔の子供たちの神輿も見ましたが可愛さは完全に無く...
Read moreJR草津駅から15分ほど旧東海道を歩くとこちらの神社がございます。 狛犬のように、鹿が置かれているので、奈良の春日大社ゆかりかと由緒を読むと、 たけいかづちのみことが、春日大社(三笠山)の前に立ち寄って、柿の木をさして ちゃんと育ったら春日大社(三笠山)に鎮座する!とおっしゃり無事に根付いたので、立木神社と呼ばれるようになり、 鹿が祀られるようになったとのこと。 むしろ春日大社より前なんだ! 由緒はちゃんと読むとやはり興味深いなぁと思いました。 駅から神社までの道は、旧東海道 草津宿の風情を残していて、カフェなどもあります。ふらっと散策するにはいいところです。奈良の春日大社だけでなく、こちらも参拝されて、日本の神話に思いをはせ...
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