大江医家史料館 概要説明 大江雲沢 (1822-1899): 中津医学校の設立に尽力し、初代校長を務めました。「医は仁ならざるの術、務めて仁をなさんと欲す」は大江家の医訓。鷹匠町の大江医家史料館は、中津藩主の御典医であった大江家の旧宅を利用して開館しています。
大江家の概要: ・家祖 大江五郎衛門 (範行): ・大分県東国東郡安岐町の庄屋・中島家の長男として生まれました(1685年~1732年)。 ・長崎で島田道碩に栗崎流金瘡外科を学びました。
大江療中興の祖: 勒代玄根 (ろくだい げんこん): ・1771年3月4日生まれ。 ・「医は仁術なり(医術は人命を救う博愛の道)」という信念を持って医療に尽力しました。 ・「世間では医術を金儲けの手段と言うが、仁術には程遠い。常に革新して臓腑を治療する患者に寄り添い、慈しみの心を持って日々努力しなさい」という言葉を残しています。
田原 律 (たはら りつ): 1873年~1952年 ・東京大学卒業後、ドイツのマールブルグ大学病理学教室でルードヴィッヒ・アショッフに師事しました(1903年(明治36年))。 ・「心臓ペースメーカーの父」と呼ばれることがあります。 15歳で中津市の医師 田原春塘(伯父)の養子となりました。 ・代々奥平藩医を務めた家柄です。
史料館の概要: 建物: 1860年建築の土蔵 ・開館: 2004年(平成16年) 中津市歴史民俗資料館分館として 展示品、史料:『解体新書』(1774年) 初版本: 日本初の本格的な西洋解剖書。 ・『観臓図説』(解体新書の広告版)(1773年) ・『重訂解体新書』(解体新書の改訂版) 全13巻 大槻玄沢著 (1786~1792年) ・大江家に伝わる医学書、医療器具: 約400種類の薬草を栽培していた薬草園に関する資料など。 ・華岡青洲に関する資料: 世界初の全身麻酔薬「通仙散」を発明した華岡青洲とその妻・加恵に関する資料。『羞痘濾痔唇舌経懸図』の写しなど。 辛島家と天然痘に関する資料:...
Read moreGreat collection of items related to the history of the Oe family that provided for generations physicians to the lords of Nakatsu (Oita Prefecture). There are also corners for outstanding physicians such as Tawara Sunao and Yakata Yomin who...
Read more杉田玄白の解体新書は余りにも有名です。この解体新書はもとを糺せば、クルムスの解剖書の(ターヘル・アナトミア)から来ています。前野良沢等が翻訳して、解体新書を発表しました。 華岡青洲(はなおかせいしゅう)は、麻酔薬を開発して、ここ展示されていた資料の乳の絵は何とも言えない凄さがありますね。麻酔薬としての材料として、マンダラソウ(チョウセンアサガオ)を使用したのも凄いとしか言えないです。実際、ここの裏には薬草園があり、マンダラソウも植えてありました。この花は棘も持っています。その麻酔薬の材料として使用されたのが、マンダラソウです。 田原淳(たわらすなお)は、心臓の事に関して研究し、ある心房に田原結節と名付けました。また、ペースメーカーの父でもあります。 ここの資料館は、幕末から明治時代にかけて、医学の道に貢献した大江雲沢(おおえうんたく)の居宅でもありました。大江家は代々と受け継がれています。居宅は明治時代以降に改築されて、受付や調剤室も設けられていました。 大江家は代々中津藩の藩医で、雲沢はその6代目です。華岡青洲も世界最初の全身麻酔による手術をしましたが、雲沢はその華岡青洲の大坂分塾で学び、後に、中津医学校の初代校長をつとめました。100石取りの藩医にも関わらず、貧しい人々の治療を行い、病人を抱える家には、米や塩を与えていました。 資料館には、華岡青洲(はなおかせいしゅう)の肖像画や、中津藩医前野良沢等が翻訳した解体新書等も展示されています。 裏庭は薬草園になっていまして、種類が多かったのが印象的でした。薬草園...
Read more