東西両塔の真ん中くらいにあり素晴らしい建築物です 中の仏像が相当古く迫力があります
薬師寺金堂は、奈良県奈良市に位置する薬師寺の主要な建物の一つです。この金堂は、薬師三尊像が祀られている仏殿であり、薬師如来を中心とした薬師三尊(薬師如来、日光菩薩、月光菩薩)が安置されています。
薬師寺は、天武天皇が発願し、持統天皇の時代に完成した寺院で、日本の古代仏教建築の代表的な存在です。金堂は、その中でも特に重要な建物であり、当初から薬師三尊像を安置するために建てられました。
現在の金堂は、何度かの火災や再建を経ています。特に江戸時代の再建が有名であり、その際に建築様式も一部変化しました。金堂の建築様式は、平安時代からの仏教建築の伝統を受け継ぎながらも、時代ごとの建築技術や美意識を反映しています。
内部の薬師三尊像は、日本の仏教彫刻の中でも特に優れた作品とされ、その優雅な姿と細部にわたる精緻な彫刻が特徴です。また、金堂内にはさまざまな仏教絵画や彫刻があり、訪れる人々に深い感銘を与えます。
薬師寺金堂は、その歴史的価値と美術的価値から、多くの観光客や研究者が訪れる場所となっており、日本の文化遺産として...
Read more1972年秋、高校の修学旅行で訪れました。 この時は、修理中で、覆いが掛けられていた、と記憶しています。それでも、拝観できました。ベニヤ板が敷かれていて、その上を歩いた、と思います。 仏像については、ほとんど記憶にありません。 でも、2008年に東京国立博物館で『薬師寺展』が開かれ、間近に日光月光菩薩立像を拝観することができました。 この時、薬師寺のお坊さんによる講演もありました。面白かった。 伝統的に、薬師寺のお坊さんの法話は面白い、と思いました。 1972年の時は、境内で高田好胤師の法話を聴くことができました。当時、有名な方で、本も出版され、マスコミに人気のお坊さんでした。他校の修学旅行生や一般の方々も大勢いて、大盛況でした。皆も喜んでいました。 立派なお...
Read more金堂は薬師寺の信仰の中心であり、御本尊である「薬師三尊像」を安置する聖域です。中央には薬師如来、両脇には日光菩薩・月光菩薩が立つ三尊形式で、これは病気平癒や身体健全を祈願する人々の篤い信仰を集めてきました。 薬師如来像は、金銅仏としては現存する最古級のもので、国宝にも指定されています。像高は約2.5メートル。凛とした表情、伸びやかで均整の取れた身体、流れるような衣のひだなど、白鳳美術特有の清澄で優美な造形美が存分に表現されています。 金堂は、二重の屋根を持つ重厚な構造で、鮮やかな朱色と白漆喰のコントラストが映える外観は、荘厳でありながらもどこ...
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