黒姫山古墳の北側にある。 黒姫山古墳から出土した甲冑は見ごたえがある。 丹比氏は当時のヤマト政権が一目置く豪族で、その高い戦闘力は黒姫山古墳から出土した武器、甲冑類を見ても明らかだ。 5世紀頃の大王が、この三原地域をはさんで避けるように、百舌鳥古墳群、古市古墳群に巨大古墳を造っている。三原地域にはヤマト政権の大生の古墳はひとつもない。 大陸からの訪問者に見えるように百舌鳥古墳群、古市古墳群の地域に古墳を造ったとも言われているが、もしかすれば、当時のヤマト政権の王族たちは丹比氏に遠慮したのかもしれない。 それほど、丹比氏の軍事力は突出していたとも考えられる。
以下、「堺市立みはら歴史博物館」Webページより。 「堺市立みはら歴史博物館は、『カタチ造りの達人』をグランドコンセプトに、「河内鋳物師」と「黒姫山古墳」を、メインテーマとした常設展示室、およびミニ展・特別展が開催できる特別展示室と、講演会・音楽会・映画会等の催しや、研修会・レセプション等の催しなど、文化・芸術にふれ、交流できるホ...
Read more堺市美原区の黒姫山古墳近くに設けられた、地域の歴史博物館。 常設展示(有料)の内容は主に二つあります。 一つは黒姫山古墳で、古墳全体の構造が分かる模型のほか、埴輪や甲冑などの発掘品が展示されています。 なかでも目を引くのが甲冑。いかにも重そうな鉄の鎧や兜が並んでいますが、古墳からはこれらが24組も出土したとか。 古墳のつくられた5世紀中ごろは、まだまだ戦乱の時代であったことを物語っています。 もう一つの展示内容は、12世紀から15世紀にかけてこのあたりで活躍した河内鋳物師(かわちいもじ)について。鋳物師とはその名の通り鋳物をつくる職人のことで、全国の寺の梵鐘をはじめ、その作品は西日本を中心に広域に及んでいることが示されています。
コンパクトな博物館ながら、この土地の特徴にスポットを当てた、とても分かりやすい展示内容だと思います。 お近くにお住まいなら、ぜひ一...
Read moreたまたま通りがかりに見つけて入った。誠にこぢんまりとした施設だが、この地域にうってつけの施設。ここ(百舌鳥古墳群近く)には絶対にこうゆうのがなくっちゃね!みたいな歴史文化施設だ。古墳や梵鐘の作り方がよく分かる解説がある。古墳の埋葬物の中にあった鉄製鎧兜の甲冑が凄い! な、な、なんと1500年程前の物じゃキィ!! しかも、鉄製兜のデザインのカッコよさときたら! あれは凄いわ! 舌を巻いてまったわ🤪 埋葬されていた鉄製甲冑は実践的ではないが、為政者、支配者にとっては民に対し大変な武力や権力の誇示が出来る代物だ。 あと、河内鋳物師(かわちいもじ)については初めて知ったが大変興味深かった。 自分に時間が無く見学が急ぎ...
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