The history of Kita Ward is clearly summarized from ancient times to the present, making it intellectually stimulating and very enjoyable. It’s especially recommended for residents of Kita Ward to learn about their town’s history. I was particularly surprised to learn that 120,000 years ago, the entire Kita Ward was under the sea. The exhibits are mostly in Japanese, so it’s not recommended for foreign visitors. However, the adjacent Shibusawa Museum has English explanations, making it a better option for...
Read more北区王子。飛鳥山の歴史を中心に北区の歴史を学ぶことができる博物館。飛鳥山がある北区は奈良時代には武蔵国豊島郡と呼ばれ、東京東部や埼玉県の一部を含んだ広い範囲でした。北区西ヶ原あたりは豊島郡の役所が置かれた豊島郡の中心地でした。 この博物館では飛鳥山が桜の名所になる前、江戸時代以前の北区の事を知ることができます。武士の世になると、この一帯は豊島氏が一大勢力となり、源頼朝が関東の武士を配下にして力をつけ、平氏打倒の決意を固めた時にはいち早く味方をしました。なお、豊島氏は熊野信仰が盛んになっていた頃、熊野三山から熊野権現の御子神・若一王子を勧請して王子神社を創建し、それが王子の名の由来となっています。 その後も鎌倉・室町時代にかけて豊島氏は石神井川一帯で勢力を伸ばしますが、1476年に主君の上杉顕定に反乱を起こした長尾景春に味方をした豊島泰経が太田道灌に敗れると、豊島本宗家は滅亡しました。しかし、泰経の子孫は江戸時代には徳川家に使える旗本として存続したようです。 それでも、この博物館のメインはやはり飛鳥山を中心とした地域の歴史です。飛鳥山一帯は江戸時代、旗本領や寺社領といった多くの領主が混在する場所で、さらに将軍が鷹狩りをする「鷹場」となっていたため、農民たちは厳しい規制や負担を課されていました。私は鷹狩が行われていた場所を何度も訪れていますが、将軍の娯楽に過ぎない鷹狩りを行う場所で暮らしているだけで、農民たちが理不尽な扱いを受けてしまうのが気の毒でならないと毎度思います。 鷹狩のためにこの地を訪れた徳川吉宗は、故郷・紀伊国と縁の深い飛鳥山の地を大変気に入り、桜を植え、それが飛鳥山が今に至るまで、桜の名所となるきっかけとなりました。 江戸の庶民は飛鳥山の花見を大いに楽しみ、展示では当時食べられていた弁当が復元され、江戸時代の飛鳥山を描いた絵を見ることもでき、当時の様子を想像することができます。飛鳥山の花見は当時の人たちにとってはさぞ楽しいことだったんだろうと思いました。 江戸時代以降の展示については、隣接する渋沢資料館や紙の博物館と内容がかぶるためか、控えめになっています。しかし、滝野川で種苗産業が栄え、西ヶ原に農業試験場が多く作られて近代農業研究の中心地となったことなど、あまり知られていないであろう北区の歴史を知ることができました。個人的には王子の象徴である都電荒川線(王子電気軌道)の歴史についてもっと触れて欲しいと思います。その他にも軍需工場が多く建てられたことや戦後には都心への利便性を生かして団地が作られたこと...
Read moreOne of the museums located in Asukayama Park. The building design inside was really nice. They also have a cafe inside. Lockers are available too. The picture spot inside with a boat was fun too. The museum was well kept & the displays were very interesting. The staffs here were nice too. A great place to visit when in...
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