Free yet well-designed museum with a great view of Tokyo Bay from the rooftop! In the first floor, we’re welcomed with the video played on screen and the audio from nori-farmer mannequin plus his boat displayed in the center. The library also attracted my kid to read all-books-about-nori and play puzzles. In the second floor, we could see some real tools for growing nori in the sea and photo gallery about old Omori city as one of large nori producers in Japan. While visiting this museum, I recommend you spare one day to enjoy the playground, beach, sea, and greens around (esp in the spring time, it becomes sakura...
Read more大田区平和の森公園にある海苔をテーマにした博物館です。大森は江戸時代から海苔の養殖が盛んで、昭和30年代に漁業権を放棄するまで、海苔の生産地として栄えました。 ここでは大森での海苔の養殖の歴史の始まりから終焉までを、その間に使われた技術(道具)とともに学ぶことができます。 大森では江戸時代初期に海苔の生産が始まったとされます。詳しい事は不明ですが、浅草から移住した人が海苔の養殖を始めたという説があり、それがアサクサノリという品種の由来と言われています(諸説あり)。 大森での海苔養殖の起源は定かでないものの、いずれにせよ江戸時代には将軍家に献上されるほどの高い品質の海苔が生産されていたことは確かで、明治時代になると日本一の生産地として、その技術と共に大森の海苔が全国に広がっていきました。しかし、京浜運河の建設計画が持ち上がると、海苔の養殖は危機に立たされます。漁師たちの反対運動や戦争によって計画は中断しますが、戦後に計画が再開され、さらに水質汚染も進み、海苔の養殖を続けることは不可能となり、1962年に沿岸部の埋立に応じる形で漁業権を放棄。翌1963年に海苔の養殖の歴史は幕を閉じました。現在は養殖は行われていないものの、海苔問屋が多く残っており、全国に海苔を販売しています。海苔の町としての姿は完全に消えたわけではありません。 館内では海苔の採取等に使用した舟(複製)や、養殖に必要なヒビを立てるための海苔下駄、海苔の加工に使われる海苔簀(のりす)と型枠など、非常に貴重な道具も展示されています。 映像では江戸時代に大森村と糀谷村との間で起こった養殖場の境界を巡っての争いがあったことなども紹介されており、海苔の生産がこの地域で暮らす人たちにとっていかに重要であるかということが分かります。他にも戦後間もない頃まで、大規模な海苔の養殖場が東京湾に広がっていたことなども初めて知りました。漁業権を放棄した人達は一定のお金を受け取ったと思いますが、その後はどういう人生を歩まれたのでしょうか。 入場料無料。たまたま立ち寄った場所ではあるのですが、東京の海の歴史...
Read more海苔が好きなので訪れた。大森の海苔を一度食べてみたかったと感じた。思うところが色々とあったので以下に詳しく述べる。
良かった点 ・大森の海苔の歴史がよく分かる。説明書きは概ね分かりやすく良い。
・1階の音声で概要を知る→2階で詳しく知るという展示の順序が良い。
・実際に使用されていた専用の道具や船の展示が多い。当時の情景を想像しやすく、非常に見ごたえがある。
・現在はコロナ対策のため中止されているが、様々な体験ブースや体験イベントがあって楽しそう。海苔付けをやってみたい。
微妙だった点 ・展示品の説明書きの文字が小さく読みづらい。足元のものは小さくて暗くてしゃがみ込まないと読めない。壁に貼ってあるものは遠くて全く読めないものが多かった。一見すると用途が分からない専用の道具が多く展示されており興味をひかれるだけに、もったいない。
・2階の音声付きビデオは音声が小さくて集中しないと聞きづらく、3つ隣接しているため同時に再生されると互いに気が散る。来館者が多くはなかったのに聞きづらかったので、音量は結構小さいと思う。
・海苔を作る過程のカラー写真などが展示室ではない(順路ではない)廊下に飾られていた。案内がなかったので、私のように館内中をチェックする客や偶然トイレに行った客でなければ見つけられないと思う。
・これはたまたまでもあるが、自分以外の来館者がほぼ全て小さなお子さん連れ、しかも大声で会話するご家族が多くて、音声ガイドの件などとも併せてつらかった。子供向けのスタンプラリー?を行っていたようで、普段からファミリー客...
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