Tabata Station

JR山手線と京浜東北線が乗り入れる、東京都北区東田端１丁目に位置する駅です。東京都北区最南端・最東端の駅。

1896年（明治29年）４月の開業当時、私鉄だった日本鉄道本線（上野～高崎間）の駅として開業し、山手線ではなく、現在の高崎線の駅として開業した。 そして、同年の12月、田端～土浦間の日本鉄道土浦線が開業。これにより田端駅は日本鉄道土浦線、後に常磐線の起点となったことです。

当駅は鉄道の黎明期ともいえる明治時代に、石炭や建設資材・生糸などを輸送するためのターミナルとして誕生した。 明治末期となる1903年（明治36年）には、現在の山手線である日本鉄道豊島線が池袋から延びてきて当駅に通じる。これにより、高崎線と東北線、土浦線、山手線の乗換駅であり、東京北部の一大ターミナル駅になりました。

他にも、1928年（昭和３年）の工事による建造物も残されており、ホームの西日暮里寄りにある跨線橋と南口駅舎は、昭和初期らしいモダンな美しさを見せています。各ホームには古いレールを使用した柱や梁が多くあります。

2008年（平成20年）には、駅舎が駅ビル「アトレヴィ田端」と一体化した現代的な建物が完成し、北口改札と各ホームを結ぶエレベーター・エスカレーターの使用が開始され、バリアフリーに対応しました。

駅周辺はオフィスビル「田端アスカタワー」や北区田端区民センターがある他、歩行者専用の跨線橋「田端ふれあい橋」があります。駅前には飲食店がある他、北区立童橋公園も近くにあります。

京浜東北線の快速電車は当駅を境に、浜松町方面は通過駅があります。大宮方面は各駅に止まります。当駅～浜松町駅間で、山手線と同一ホームで乗換出来ます。

平　日：西日暮里・日暮里・鶯谷・御徒町・有楽町・新橋駅が通過。 土休日：西日暮里・日暮里・鶯谷・有楽町・新橋駅が通過。

１日の乗降客数は約４万人程度であり、山手線の駅では高輪ゲートウェイ・鶯谷・目白・新大久保駅に次いで少なく、駅周辺は大きな繁華街はありません。平日の朝通勤時間帯は混雑します。