（2024年4月） けっこう昔からある店ですね、と言うより、気づいた時からあって、いつからあるのかは分かりません。 ただ、小僧寿しというチェーンじたい、あまり見かけない気がしていて、会社に勢いがあるようにも思えない割に、この店は特に閉店することもなく存続しているあたり、不思議で気になる存在でした。

それでたまたま公式サイトを見たところ、やけに安く、私自身は刺身が苦手で寿司はあまり食べませんが、まあこれくらいの価格帯ならそう大きく期待しなくても気軽に買えるので、身内に食べさせるために行ってみました。

持ち帰りの寿司専門店というのはどんな感じなのか（すでに作って置いてあるのを買うのか、それとも注文を受けてから買うのか）いまいちピンと来ないまま行ったのですが、先客がいるところへ入ってすぐに理解、注文を受けてから作るのが基本で、要はホカ弁方式の寿司版ということのようです。 なぜなら店内にベンチがあって、先客は注文が終わるとそこに座って待っていたので。 まあ助六など握りではない寿司の作り置きもホール側に置いてありましたが、基本は注文後調理かと。 私は実情が分からないで行ったので、ひとまず後で取りに来るのを予約しました。 特上や上の握りも10貫入りで税込み1700円強や1000円強で買えるので、そのあたりの上級品を買ってみました。

普段身内では、宅配の「銀のさら」を利用することが多く、そちらでは1000円以下の握りセットはほとんど見受けられません。 もちろん宅配の費用分は大きいでしょうが、上級のものだと11〜12貫で税込み3000円超です。 それらと比べると、さすがにネタの薄さを感じるとのことですが、スーパーで売っているようなものよりは上とのことで、まあ値段なりなのかなというところですが、やはり宅配はその人件費が大きいと思われ、値段ほどの差は感じないとのことでした。 来客時に出すのはどうかなという気もしますが、1000円以下で買えるものもたくさんあります（と言うより、このへんが主要価格帯かと思います）し、少なくとも自分や身内で日常的に食べる分にはありのようです。

キャッシュレスは、クレジットのほか大手コード決済も使えますが、店員さんがコードを読み取ってくれる方式ではなく、自分で読み取って金額を打ち込む方式で一手間二手間かかり、クレジットもタッチでなく挿し込むカードだと暗証番号を求められてやや面倒、タッチ対応カードだと暗証番号不要でした。 公式サイトを見るとSuicaやワオン電子マネーも使えるようですので、そういった、カードやスマホをかざす支払いが最も手っ取り早い払い方かと思います。

行ったのは2日連続で土日の午後（ランチ時間帯の後）と夕方、いずれも私以外の客は少数またはゼロ、店員さんは顔ぶれは違っているようでしたがいずれも女性2名で回しているようでした。 店内は客が3人も入ればいっぱいという感じです。

唐揚げも前面に推していて、近年流行った影響でやっているのか、価格も1個150円程度で唐揚げ専門店と同等、買ってみたらおいしかったです。