2022-11 東武アーバンパークライン鎌ケ谷駅から徒歩4、5分のところにあるタイ料理&ラーメン店です。 平日のランチで数年ぶりに利用しました。 今回は思い出の店ということもあり長文(いつも長文ですが)ご容赦ください。
1976年、ラーメン専門店として開業した鎌ケ谷では老舗の飲食店です。 こちらのお店は自宅から徒歩圏にあり、オープン当時からよく家族で訪れていました。 自分は中学生くらいだったと思いますが、当時ラーメンと言えばインスタントの袋麺か、せいぜい町中華のラーメンでしたので、このお店で初めて食べたときは本当に衝撃的でした。 当時は見たこともないカントリーロッヂ風の丸太小屋。ラーメン専門店という業態。町中華の鶏がらスープ&細麺に比べてコクのあるスープと太くてコシのある麺。そしてトッピングを好みでいろいろ追加できる、というのも初めての体験でした。 もちろん味も美味しくて、たまに家族でこのお店に行くのはとても楽しみでした。
当時はかなりの繁盛店で、たしか支店もいくつかあり、本店のとなりに別館ができ、本館でラーメン、別館でタイ料理(逆だったかな?)を提供するようになり、一時はさらに奥の敷地にお洒落なイタリア料理の「ドクトーレ(イタリア語で博士)」をオープンしたり、かなり手広く飲食店を拡張していました。 いまは本館と別館は統合してタイ料理メインのお店になり、本館跡にはこじゃれたカフェ「Ronco」が建っています。
思い出補正なのか何なのか、子供のころあれほど美味しいと思った博士ラーメンも、大人になって食べてみたら「あれ?こんなだっけ?」という感想で、自宅から近いのに数回食べて以来すっかり足が向かなくなり、この日はたぶん5年、いやもしかすると10年近くぶりの訪問になりました。
駐車場は店横とカフェ側にたぶん30台ぶんくらいあり、県道からも入りやすく、クルマでのアクセスは良好です。 11時40分頃店に入ると、やや暗めな広い店内にはすでに数組のお客さんがいましたが、それでも2、3割の入りでしょうか。 入り口を入ってすぐの窓際に5席のカウンターがあり、ソーシャルディスタンスのためにあいだを開けて3席だけ使用しています。 「カウンターへどうぞ。こちらからお水のグラスだけお持ちください」といわれ、コップを持って手前のカウンターに座ります。
座った席の壁には創業当時の博士ラーメンの丸太小屋風の建物や、待合室として使われていたバス「博士号」の写真がありました。懐かしい、、、 どこかに昔ここでバイトしていたDJ KOOさん(鎌ケ谷二中卒業)の写真もあると思いますが、この日は見つけられませんでした。
さて、メニューを見るとタイ料理定番のガパオ、トムヤムクン、グリーンカレーのほか、伝統の「博士ラーメン」メニューがあり、それ以外にハイブリッドなトムヤムクンラーメンやカレーラーメンなどもあります。 この日は味噌ラーメンと決めて来たのですが、、、うわ、なんか値段が高いです。 ノーマルの「味噌ラーメン」が税込1100円。一番豪華な「ネギ味噌チャーシューメン」にいたっては税込1705円(!)です。 昨今なんでも値上がりしている世の中ですが、鎌ケ谷あたりでラーメン一杯がこの値段というのは、、、どうなんでしょうか。 まあそれでもせっかく来たのだし、思い出の味も確かめたいので「味噌ラーメン+味玉 1100円+110円」を注文しました。
提供はやや時間がかかり十数分後。味噌ラーメンが運ばれてきました。(あ、肝心な料理の写真を撮り忘れました、、、)
ビジュアルはかなり口の広い器にスープがなみなみ、、、なのはいいですが、半分にカットされた味玉はスープに沈んでいて見栄えが良くないです。 スープを飲むと、、、うん、美味しい。でもそれほど特徴はない感じ。 麺は、、、あー、やっぱりこの味か。「健康のためカンスイを使っていない」というのが売りなのですが、そのために中華麺らしいコクがなく、つるつるしてうどんに近い食感です。これ、どうなんだろう。個人的には普通の中華麺の方がずっと美味しいと思います。 トッピングの野菜は量は多めですがクタクタに炒められていてシャキシャキ感が無くなっています。 チャーシューは厚みがあり、脂がほとんどなくてこれも健康志向かと思いますが、かなりパサパサで食感が悪く味もあまりしないです。 味玉は固ゆでに近く、最近多いとろとろの半熟味玉のほうが好みです。
スープは飲み切れず、かなり残して完食。 うーーーん、、、正直なところすべてが平均以下で、味玉味噌ラーメンとして...
Read moreGood food, the price is a little high, but you get a lot of food. The green papaya salad is good, not very spicy, but the perfect mix of sour and sweet. The review would be higher, but we were visited by a little friend at the end of our meal. My girlfriend found a baby cockroach on the table by the water right before we left. I know all restaurants have cockroaches, but I don't want...
Read more創業1976年、本物の医学博士「田中静雄」氏が作り上げたラーメン店です。
博士の自家製健康麺は、体に悪い「かん水」を一切使用せず、糖尿病抑制のギムネマ、ガン抑制のキャベツ生青汁、老化抑制の黒ゴマ入り。
それを独自の製法で作り上げたのが医学博士「田中静雄」氏なのだそうです。
豚や鶏、真鰯、鯵、本鰹節、サバ節、昆布などを十二時間煮込んだ体に優しい自然健康スープなのだとか・・・
要は(1語で言うと)、「ガチの医学博士が考案した健康ラーメン」って事でOK?
とりあえず、Googleレビューで「昔からの常連客が多い」「鎌ヶ谷と言ったら、コレ!」と評判が高い味噌ラーメンと「博士餃子」をオーダーしてみます。
元々はラーメン屋さんからスタートし、大型観光バスを保有するまで賑わった後、タイの5つ星ホテルからシェフを呼び寄せて「宮廷タイ料理」のレストランも開いたみたいですね。
一時期は多店舗展開するまで成長したものの、客の嗜好が多様化した近年では縮小して、昔ながらのラーメンと本格タイ料理を同時に提供する1店に纏めたのが現在の姿なのかな?
そんな訳で、「トムヤムクンラーメン」みたいな、ラーメンとタイ料理を合わせたようなメニューもありました!
平日の夜19:00に店着してオーダー、先客7名(/席数95)の状況から15分後に着丼♪
味は、1語で言うと…
昔ながらの町中華
最近では出汁味をハッキリと強調したり、コクと旨味を強調する為に低温調理されたトッピングをぶち込む影響で、やや冷めたようなスープを出す店が多いのですが・・・
この店は、違う!
久しぶりに、余計の脂分を飛ばすために舌が火傷する一歩手前の温度を保ったまま、テーブルまで運ばれてきたアツアツ(熱々)の味噌ラーメンスープを啜りましたよ♪
最後に仕上げのトッピングとして放り込まれたモヤシも、シャキシャキ食感は保ちながらもクタクタになっていて、体感湯温90℃で啜る最初の1口目は舌に若干の痺れを感じます。
健康素材が練り込まれた中太のツルツル麺には適度な弾力性があり、塩分控えめのクリーミーな塩分控えめ味噌スープに絡んで、まさに幼少の頃に亡き父が食わしてくれた時代の味。
「博士餃子」も、1口齧ると肉汁が溢れ、ピリ辛なニンニク風味が口の中いっぱいに広がる「昭和の職人中華の味」。
なるほど・・・味噌ラーメンと餃子に関しては、2点合わせて税込1,232円で少し割高なような気がするけど、とりあえず迷ったらコレを選んでおけば後悔しない逸品で...
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