Match-bo — Restaurant in Kawasaki

紀州和歌山ラーメン まっち棒 溝の口店@神奈川県川崎市高津区溝口2-3-7 どうも、さぴおです ✍️中華そば　900円 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 🍥ポイント ✅意外やあっさり？！豚骨の熟成臭と骨感がフックの和歌山豚骨！ ✅渋谷、池尻などにも支店を出した和歌山ラーメンの東京進出のパイオニア ✅食べログラーメン百名店KANAGAWA2024 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ [点数] 84点 ☆3.9 [アクセス] 『溝野口駅』（77m） [休日] 無休 [注文メニュー] 中華そば　900円 [並び・システム] 並びなし・口頭注文後会計 [食材] 豚骨出汁、鶏ガラ出汁、チャーシュー、メンマ、蒲鉾、葱、中華麺 [味] 豚骨醤油

●食べログラーメン百名店KANAGAWA　96店舗目

溝の口駅前にあり、深夜まで通し営業というこちらへ。 こちらは和歌山ラーメンを東京に敷衍したパイオニア的なお店。

駅近でありながら無休で深夜まで通し営業という アクセスしやすさ抜群のお店。 その点が天邪鬼体質な僕に芥蔕(かいたい)となります…

店頭に立っただけで豚骨の熟成香。 おっと、意外と結構香るのですね。 そういえば、本場和歌山ラーメンは熟成臭がありました。

最近、この香りに耐性が付いてほんと良かった。

店内にはスタッフ2名。 注文は口頭注文、後会計方式。 店内に入ると豚骨の熟成臭よりも 甘さの立ったような艶ある醤油が漂っています。

卓上は赤みがかったニンニク、紅しょうががありますね。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 🟦メニュー ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ・中華そば　900円 ・多具山らーめん　1300円　(特製トッピング) ・淡成中華そば　900円 ・味噌らーめん　950円 ・辛味噌らーめん　950円 ・まぜそば　950円 ・つけそば(醤油)　950円 ・つけそば(味噌)　1000円 ・つけそば(辛味噌)　1000円

ランチはライス無料

ベース出汁は一緒かと思いますが タレの種類が多くてビックリです。 つけめんなども気になりますが初訪問ですから 中華そば　900円を注文

ライスはヒアリングがあります。丁重にお断りしました。

提供は順調です。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 🟦感想 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 予想外に醤油強めの色合いをしていますね。 配膳されると豚骨の熟成臭が今度はふんわりと広がる…

スープは豚の骨感と熟成がガッとやってきますね。 この豚感がいいではありませんか。 見た目に反して豚や鶏といった動物のエキス感が強め。

隣のヤンチャそうなアンちゃんも一口食べて『…うん！』と満足そう。

店内は醤油の香りなれど ラーメンは豚骨の香りが強めという不思議体験。 意外なのは豚骨清湯とも思えるバランスだったことですね。 ベースとしては豚骨・鶏ガラ・モミジなどを一日煮込みブレンド。 動物の髄をも溶かしている動物の旨味凝縮エキス。 そして二日寝かせて熟成し、継ぎ足しで作るスタイルです。 この醤油と動物が調和したようなバランスは熟成が成しうる技でしょうか。

麺は丸山製麺。 細ストレート麺はクシクシとした歯切れですね。 プツンと子気味よい 弾けるよう。 細いから結束強めで、スープの持ち上げもいいです。 豚骨系らしく申請すれば茹で加減も調整できるよう。 個人的にはもう少し茹でたほうが好みにハマりそうなので、 再訪した時には麺柔らかめにしておこうかな。

トッピングはチャーシュー、メンマ、蒲鉾、葱など チャーシューは醤油ダレに浸かったバラロール。 デフォでも大判に切りだされていますね。

美味しく完食です。

駅近、無休、通し営業というスタイルにわずかに心のわだかまりがあったものの 見事に晴らす和歌山ラーメンでした。 熟成さと醤油ダレの甘さを弾ける麺がよくまとめていましたね。

ごちそうさまでした。

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This is a restaurant that serves tonkotsu-shoyu(pork and soy sauce) ramen that is often eaten in Wakayama Prefecture. It has a strong smell of pork bones, so there may be some people who don't like it.There are a lot of toppings and flavors to choose from, so it's a good idea to try them out. I don't mind the smell of the pork bones at all so I really...

川崎は溝の口駅真ん前に有ります「まっち棒」さん。和歌山県のご当地ラーメンである、和歌山ラーメンとの事でブラリと訪問です。

注文は中華そば(これがノーマルの和歌山ラーメン)780円。 餃子3個バージョンで150円。(餃子は写真撮り忘れ) ライスはランチタイムサービスで無料。 トータル930円でした。安い。良いね。

ラーメンは豚骨の骨髄が溶け出すほどじっくり煮込んだトロみの有る醤油スープ。やや笹濁りの色をした豚骨濃厚寄りの醤油スープでした。 麺は細麺の低加水麺。丁度九州ラーメンに入っている様なシコシコの噛みごたえの有る麺でした。

デフォのトッピングは 和歌山ラーメン特有らしい蒲鉾(かまぼこ)をはじめ、定番のシナチク、青ネギ、チャーシューでした。チャーシューはやや薄めですが柔らかい。 ライスはサービスで、餃子も3つで丁度よく、値ごろ感はジャストから、ややお得感有りでした。

因みに本場和歌山県の和歌山ラーメン店は、ラーメン屋としては珍しく、お寿司を合わせて提供する慣習が有るそうで、ここまっち棒さんも前は「なれ寿司」を提供していたそうです。

和歌山ラーメン店で出す物は「早なれ寿司」という物らしく、見た目は大阪のバッテラや、京都の鯖寿司と似ていますが…似て非なる物らしく、発酵させた鯖を使い酢や砂糖で味を整え、飯と一緒に箱で石を乗せ型どるらしいです。 滋賀県のフナのなれ寿司に近いとか。 知りませんでした。バッテラと一緒かと思っていました。勉強不足スミマセン。

因みに、「早なれ寿司」は非常に食べやすくした物らしく、対して「本なれ寿司」は塩のみの味付けらしく、クセがかなり強いらしいですね。 この「本なれ寿司」は800年の歴史が有るらしく、平家の武将である平維盛が、現在の有田川町で源氏方の追討から逃げる際に、家臣から食べる様にと渡された飯とサバが偶然「なれ寿司」になったという伝説が有る様です。凄い。

総評としては、お得感も有り良かったです。 コロナも収束へ向かっていますので、また「早なれ寿司」出して頂き...