評価を下げてごめんなさい。
鮭料理が食べれるということで楽しみに伺いました。
お料理の味はきっかわ...
Read moreなぜか宿泊施設になっているので客室→料理ということで。 十日ほど前に電話したところ、13時からの部が取れました。11時と12時の部はたちどころに埋まってしまうみたいですね。予約の際にメニューも伝える必要があるのでしっかり決めてから電話しましょう。一品料理みたいのはお店で追加もできるみたいです。 いざお店に行くと当日受付の分も終了だったようで予約して良かった。13時ピッタリから順番に名前を呼ばれます。 村上ならではの鮭料理を色々楽しめる十一品セットがいいかと思いましたが、どう考えても全部ツマミ。車なのでご飯メインの「はらこ飯」をお願いしました。ほぼ五千円のイクラ丼です。どんなの出るんだ。 まずは前菜四品と出汁が運ばれてきて、店員さんが正座して村上鮭のお話を聞かせてくれます。 前菜は白子の寒風干し、かぶと煮、生ハム手まり寿司、焼漬。出汁はミツバを入れて吸い物がわりだそうです。 わかっちゃいましたが、やっぱり全部が極上の肴。なんで昼しか営業していないのだろう。 その後主役のはらこ飯と塩引きが登場です。きっかわさんのはらこ醤油漬け、毎年買っております。大粒なのに皮が柔らかなふわふわイクラ。特製のタレに漬けられて間違いなく最高のメシの友。そのご飯は関川村の炊きたてコシヒカリというのだからたまりません。塩引きで少しご飯を食べたらドサーっと全部かけてしまいましょう。 はらこや塩引きはもちろんと言うか思っていたよりさらにうまいのですが、ついてきたぬか漬けがまたすこぶるうまい。もっとください。 最後はデザートがわりに自家製の甘酒です。砂糖ゼロなのに圧倒的なブドウ糖甘味。すごい。これだけで朝食になるほど米粒を感じる。間違いなくデザートですね。 少しお高いかなと思っていましたがお値段以上、村上の鮭のすごさをたっぷり思い知らせていただきました。ぜひ十一品以上のセットを頼んで飲みたい…本当に宿泊施設になって夕...
Read moreサケの加工品販売の老舗「千年鮭きっかわ」が運営する飲食店です。 村上市では伝統的にサケを大切にする習慣が現在も息づいていて、一匹を骨まで無駄なく食べる工夫の結果、100種類もの加工方法が存在していたそうで、その一部となる22種類をこの店で食べることができます。 料理はどれも酒の肴としてピッタリなので、酒を酌み交わしながら食事を楽しむと、この店に来る価値を最大に引き上げることができます。言い換えると酒を飲まないと店の価値は半減してしまいます。 かつては宿泊客を受け入れていて、夕食として鮭料理を提供していたのですが、旅籠としての営業は2015年を以て終了したため、残念ながら現在は昼のみの営業。ですので、来店の際は、便利だからと迂闊に車を運転して来ようとせずに、必ず電車で来ることを強く勧めます。店側も客が羽越本線に乗ってやってくることを想定しているからなのか、駐車場は3台分しかありません。 そろそろ本題に入ります。酒は、村上市が世界に誇る宮尾醸造の「〆張鶴」。様々なラインナップの中から大衆的な「花」と最高級の「大吟醸金ラベル」の二種類を嗜むことが出来ます。肴がどれも旨いので「花」の方が鮭との相性が良く、〆張鶴の味わいを最大限に引き出してくれる事でしょう。 鮭料理はどれも概ね満足でしたが、唯一残念だったのが、酒宴を締めくくる「鮭茶漬け」。焼き鮭の塩分で十分に美味しいのに、鰹出汁のほうじ茶に、塩分が加えられた結果、茶漬けが塩辛くなりすぎ、折角の茶の香りと鰹の旨味が欠き消されてしまいました。濃い味を好む人には別途塩を提供し、お茶には鰹出汁のみとして、塩味付けしないことを店に提案します。 アクセス方法は、新潟方面からなら、快速「海里」が村上駅11時12分着、特急「いなほ」が同11時38分着と便利です(店は11時開店)。 しつこいようですが、くれぐれも車で来ないように...
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