お店の外観は、白いのれんが映える上品な和風の佇まい。清潔感があり、入る前から美味しいお寿司への期待が高まります。 店内に入ると、凛とした空気が心地よいカウンター席が目に飛び込んできます。奥には個室もあるようですが、やはり寿司屋の醍醐味はカウンター!職人さんの手仕事を間近で見られる特等席に案内していただきました。目の前で一つひとつ丁寧に握られるお寿司を眺めながら待つ時間は、まさに至福のひとときです。 今回注文したのは、もちろん「おまかせ握り(税別2500円)」。どんなネタが出てくるのかワクワクしながら待ちます。 まず最初に運ばれてきたのは、涼しげな「ところてん」。つるんとした喉越しが心地よく、さっぱりとした味わいが食欲を優しく刺激してくれます。これから始まる握りへの期待感を高めてくれる、見事な先付けでした。 いよいよ握りのスタートです!目の前で手際よく握られたお寿司が、一貫ずつ提供されます。その都度、ネタの産地(今回は残念ながら覚えきれませんでした…涙)や特徴を丁寧に説明してくださるので、より深く味わうことができます。 ビンチョウマグロ:まず最初は、美しいピンク色のビンチョウマグロ。口に入れると、もっちりとした食感と上品な脂の甘みが広がります。 真鯛:続いては、白身魚の王様、真鯛。淡白ながらも噛むほどに旨味が滲み出てくる、奥深い味わいです。 おおあかいイカ(すだちで味付け):こちらは珍しい「おおあかいイカ」。すだちがふわりと香り、イカの甘みを引き立てます。ねっとりとした食感もたまりません。 ぶり:冬の味覚の代表格、ぶり。脂がしっかり乗っていて、とろけるような舌触りと濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。 ボイルエビ(半生でプリプリ、わざと裏返し!):このボイルエビには驚かされました!絶妙な火加減で半生に仕上げられており、プリップリの弾けるような食感が楽しめます。そして、なんとわざと裏返しで握られているとのこと。職人さんの遊び心と、食感へのこだわりを感じる一品です。 サーモン(岩姫):お次は人気のサーモン。「岩姫サーモン」というブランドサーモンのようで、きめ細かい脂が美しく、口の中でとろけるような滑らかさと濃厚な旨味がたまりません。 つぶ貝:コリコリとした独特の食感が楽しいつぶ貝。磯の香りが鼻に抜け、噛むほどに旨味が出てきます。 ここで一旦、お口直しとして「白菜の浅漬け」が登場。シャキシャキとした食感と程よい塩味が、口の中をさっぱりとリフレッシュさせてくれます。次のお寿司への準備も万端です。 真鰺(飾り包丁はわざと入れない工夫):光り物の代表、まあじ。通常、飾り包丁が入っていることが多いですが、こちらではあえて入れずに提供されます。これにより、まあじ本来のしっかりとした食感をダイレクトに楽しめるように工夫されているのだとか。新鮮で、生姜やネギとの相性も抜群です。 あなご:ふっくらと煮上げられたあなごは、甘辛いタレが絶妙に絡み、口の中でほろりととろけます。優しい味わいに心が和みます。 心温まる「あおさの味噌汁」:そして、ネギトロ巻きの前に運ばれてきたのが、磯の香りが豊かな「あおさの味噌汁」でした。お寿司のコースの途中でいただく温かいお椀は、まさに絶妙なタイミング。あおさの風味と出汁の優しい味わいが体に染み渡り、ほっと一息つきながら、次の楽しみに期待が膨らみます。 ネギトロ巻き:味噌汁でリフレッシュした後にいただくのは、定番のネギトロ巻き。マグロの旨味とネギの風味が一体となり、海苔の香りも食欲をそそります。シンプルながらも奥深い味わいです。 出汁巻き:コースの締めくくりには「出汁巻き」が登場。お寿司屋さんの出汁巻きは、出汁の風味が豊かで優しい甘さが特徴ですよね。職人さんの技が光る、ふんわりとした食感と上品な味わいに、最後まで満足感が続きます。 こちらのお寿司は、江戸前赤酢を使用した「赤シャリ」。ほんのりとした赤みを帯びたシャリは、ネタの旨味を引き立てつつ、それ自体にもしっかりとした旨味とコクがあります。そして特筆すべきは、ほとんどの握りが醤油をつけずにそのまま味わえること。それぞれのネタに合わせて丁寧に仕事が施されており、最適な味付けで提供されるため、職人さんの意図する最高の状態でいただくことができます。このスタイルは、ネタとシャリ、そして職人さんの技術への自信の表れでしょう。 税別2500円という価格は、普段使いのランチとしては少々お高めかもしれません。しかし、一貫一貫に込められた職人の情熱、厳選されたネタの質の高さ、そして赤シャリとの絶妙なハーモニーを考えれば、価格以上の満足感が得られること間違いなしです!...
Read moreはる真本店での経験あり。 確かに寿司は美味しかったが、隣の鉄板でじゅうじゅうと焼き物の臭いがして、加えて主人との会話も一切無く、居心地の悪い店でした。 寿司に特化した店を開いたと聞き、予約しました。 まずはお安いコース7,000円くらいかな。 いくつかの一品料理と寿司が数貫、東京で流行ってるパターン。 こんな店が欲しかったんだよね。足りなければ追加を注文する気で訪問しました。 店は新築で、写真よりも明るく、広く、それでいて緊張感も無く、期待が広がりました。 案内された席は、カウンターの隅。 あれ、他に予約が入ってるのかな?と思い着席。 おしぼりを渡されるが、そのまま厨房に引っ込み、コースの説明も、品書きも渡されない。 このへんでヤバいフラグが立ち込める。 突然、後ろから料理が提供される。 カウンターに座ってるのに、何故? 小さな声で説明すると、すぐに厨房に消える。 感想を言うヒマも無い。 誰もいない店内のカウンターの端っこで、黙って食べる私達。あ、こりゃ完全に失敗しましたの敗北宣言。 それからも後ろから料理が来るので、話は遮られるし、手がぶつかったらと思いスマホの写真を見せ合う事も出来ない。 せっかくの旅行報告会だったのに。
全く味のわからないまま、握りへ。 握り台は2つあるのだが、何故か離れた台で握り始める主人、何故? そこから、わざわざ歩いて私達の皿に置いていく。ブリです、と一言言うとまた厨房に消える。 誰もいない店内で黙って咀嚼する私達…何これ? こんな調子が最後まで続きました。 中央に立派なネタケースがありましたが、見せてももらえません。 当然、お腹はどうですか、追加で握りましょうか、などの言葉も無く、そのまま退店。 さっさと帰れ、て事ですか。
初めての客で、安いコース、酒も飲まないともなればこんなあしらいになるのでしょうか。 それにしても、東京暮らしが長く、それなりの店で食事をしてきた私の知見では、日本料理は正面から提供するのが基本では? 加えて言うなら、寿司ネタは良かったです。 もう行きませんけどね。 放置プレイ、ツンデレからデレを抜いたのがお好きな方ならオススメします。
本来、こんな投稿は避けたいのですが、他の方に、低評価の場合は内容を記入せよ、との記述がありま...
Read moreThe quality of fish and the technique of the chef is superb. You cannot get the same quality with this price in Tokyo. This shop is a real gem in...
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