地下鉄名城線「東別院」駅の2番出口を出て、予定通り店舗前に11:00きっかりに着いた私は、取り急ぎ店舗外観などを撮ってから”恐る恐る”スライドドアを開けて中に入りました。すると目の前に男性が座っていました。一瞬、その人がこの店の大将かと思ったのですが、どうやら先客のようです。「フライングしたわけか」ということで、厳密な時刻に店を開けているわけではなさそうなのが、この事実をもって証明されたと同時に、開店時刻はやはり公式には11時ちょうどということになります。
店内は予想よりも普通というか、古いながらも掃除は行き届いており、全体的に昔からある食堂然としています。先客は1人なので静かな雰囲気で、唯一大将が料理を作っている音だけが聞こえてくるのみです。もちろんBGMなどはありません。ラジオもTVさえもないのです。壁に飾られている大きく”アダルティ”なポスターが、場の雰囲気を支配しているようでした。
入店するや否や大将が「何にする?」といきなり訊いてきたので、私は「ヤサイラーメンとチャーハン」と即答しました。このことは事前に予習したために、即対応できたのです。まるで常連の如く。このあたり、超ローカルな店に対しては十分な予習が必要だとの証明になったかと思います。別に「メニューを見てから決めます」と応答してもいいのですが、やはり大将一人でやっている店では、大将側のペースに合わせることが大切だと思います。私が店内にいる間ずっと見ていても客を区別することもなく、常連だろうがそうでなかろうが同じトーンで対応しているようですが、小心者の私は慎重に事を進めたかったわけです。
注文して先にチャーハンが出てきました。カウンター席に座ったので厨房との仕切りにある目の高さの台に置かれますので、それをセルフで取ります。注文後わずか3分です。チャーハンってもっと時間がかかるものかと思っていましたが、この店のチャーハンはスピード感があるのです。出来栄えも中華料理店のように大きめのお玉の形(半球状)にはなっておらず、中華鍋(かどうかも分かりませんが)から直接皿に移した感じなのです。量的には茶碗2杯分はありそうで、しっかり食べられそうです。
それをスプーンですくってパクパク食べながら、途中で例の”断層”を作っていると、『ヤサイラーメン』が目の高さに置かれました。チャーハンが配膳されてから3分後のことです。どうやら3分がこの店の時間単位のようで、なぜそういうことを言うのかと言えば、後客が入店してくるのも平均して3分間隔だったのです。もちろんこの日の偶然の出来事でしょうけど、なんとも不思議な感じがしたのは確かなのです。
客の注文状況一覧(メモ)。最後の2人連れ以外はすべてピン客です。
①ラーメン+天津飯 (11:00) ②ヤサイラーメン+チャーハン...
Read more名古屋・中区に、昭和の佇まいを今に残す、個性的な街中華があります。地下鉄東別院駅から徒歩5分くらいにある、「水月楼」さんです。 驚くのはその値段です。ラーメン税込み300円、チャーハン(スープ付き)は350円。店主1人のワンオペで、注文、調理、提供、会計、清掃を1人でこなします。常連客は、お茶も自分で取りに行き、食べ終わると料金を自分で計算して、代金をカウンターに置いて、「ごっつぉーさーん」と言いながらニコニコ帰っていきます。お釣りも自分で計算して持って行きます。店側も客側も、互いに信頼、信用、依存、共存、手を取り合う関係にあります。しかも商売っ気がなく、早いと12時15分には、ご飯や麺が売り切れになってしまいます。たくさん売り上げて儲ける気が無いので、早めに行くのがポイントです。 きょうの注文は、「ラーメン・チャーハン」(600円)。いずれも1人前ずつ。つまり2人前分を食べようというものです。セットにするとスープが省略される分、50円引きになります。 先にチャーハン到着。「丼メシ」くらいの、結構な量があります。ここでラーメンを待つのはナンセンス。冷める前に、サッと食べてしまいましょう。中華鍋をしっかり振った香ばしさはあるものの、基本的にはしっとりしたチャーハンで、油・塩控えめの、優しい味わいです。ネギ、玉子、ハムがバランスよく入っています。 ちょうどチャーハンを食べ終わる頃に、ラーメン到着。昔ながらの中華そばの王道を行く味です。鳥ガラスープはあっさりさっぱりしていて、すっきりとした味わいです。麺はかん水よろしく黄色の中太ストレート麺。具はチャーシューとネギ、シャキシャキのもやし。300円のラーメンには、必要十分です。下手したら、トッピングだけで300円を超えるラーメン店がある中で、驚異的かつ圧倒的なお得感があります。 特筆はチャーシューです。控えめな大きさながら、2枚。この2枚というのが嬉しいですね。しかも柔らかくてジューシー。醤油ダレがしみた、くっきりしっかりした輪郭を感じる味わいでした。ラーメン→チャーシューメンへのグレードアップは「+100円」なので、今度はチャーシュー麺にしよっと。 おなかパンパン。さすが2人前。優しい味は、お財布にも優しく、店主も客も優しい、不思議な...
Read more地下鉄東別院近くの、名古屋市中区平和の裏路地にある古ぼけた建物。 どうやら中華料理店のようだ。
店内はめちゃくちゃ古びておもむきがあり、まるで昭和の小汚いラーメン屋。 そんな感じ。 めちゃくちゃイケてる。こんなお店が、大好きだ。 オヤジさんが一人で切り盛り。
おろどくべきはその値段。 ランチメニューなるものは無く、全て1品料理の組み合わせ。 ラーメン300円。チャーハン350円。 ラーメン+チャーハンは、50円引きの600円、中華飯400円などなど、とにかく1品が安い。 今日は中華飯だけの注文。 400円とは思えない野菜たっぷり十分でお腹いっぱいになる。
お味はというと非常にあっさりしており私はとても美味しかった。 昔ながらの安心できる味わいとでも言おうか。
お店の外の雰囲気に、店内の雰囲気。 その「イキ」と言うものを感じる所。 一人ではまず入店不可能のような雰囲気がある所に訪れられたことがとても嬉しかった。
別のある日は、チャーシュー麺400円を頂きました。 あっさり鶏がらスープに赤身チャーシューが6枚乗ってました。 冷凍麺を使用しているので、柔麺は出来るけど、硬麺は出来無いとの事。 こちらも、コスパ抜群です。
又別の日は、チャーハン350円を食べました。 具は、ハム 玉子 ネギのシットリ系ですが、中々いけますよ。 でも、最近お客さんが増えてる様な感じです。
たの人が食べてた、焼きそばも美味しいそうです。
尚、メニューの一部アルコールや一品料理は、提供してないとの事。
ここの、マスターは多分70才前後そうだから、後10年近くは頑張ってくれそうだ。
最近は、お客さんが増えたので開始時間が、AM11-00になりました。それと、エロ本棚無くなり座席が少し増えてました。
皆さん、グラスや皿の返却そしてお会計もセルフで、マス...
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