酒楽市橋

22/7/28　再訪時の写真追加 今回も、どの料理も火入れ味付けともに最高でした。

22/6/16 職場の飲み会の候補としてあがった(私が勝手にピックアップした)ので、下見に先輩と伺いました。木曜夜なのに店内7割ほどの入り、一時満席となりなかなかの盛況ぶりです。予約した方が無難でしょう。結論から言えば、時間はかかるが調理技術・素材の品質・接客ともに申し分ないので時間に余裕があれば是非利用したい一軒となりました。

最初に造りの盛り合わせを注文してみます。魚は先輩の方が詳しいのですが、刺身の状態がかなり良いと言っていました。私は特にホタテが甘くて濃厚で美味しかったです。

次に牛すじ煮込み。とろとろに煮込まれた柔らかい肉が、肉吸いのような優しい出汁を纏っておりご飯が欲しくなる1品でした。

唐揚げは外がクリスピーチキンのようなカリカリの衣で、中はしっかり熱いのに全体的に凄く柔らかく仕上がっており絶妙な火入れです。味付けも何も付けなくても美味しく仕上がっています。

そして天ぷら。野菜の種類によって水分量が変わるので、均一にサクッと仕上げられるかはお店の技量を推し量るひとつの指標(と勝手に思っています)ですが、どれもベタつくことなく小気味よい食感に仕上がっており文句なし。

ほっけの塩焼き。香ばしく柔らかく、辛すぎることなく絶妙な塩加減でお酒のアテに最高でしょう。

そして〆の名物汁めし。出汁を推しているだけあってこれは〆としては完璧でしょう。優しい出汁の味がゆっくりと広がります。

写真を撮り忘れましたがだし巻きと、ソフトドリンクを計4杯注文して2人でお会計7,000円。食べたいものを一通り食べ尽くした感があったのですが、1人4~5,000円ぐらいの満足感があったので嬉しい誤算です。

かなり広い店内を4人ほどでカバーされているので時間はかかりますが、この辺りで飲むならここ以外の選択肢はないと思われます。