Sannai shokudo - Kissa Suiran — Restaurant in Nikko

PROS ➕ Simple, comforting food ➕ Spacious seating ➕ Great window view

CONS ➖ None

Date visited: 05/05/2024

After visiting Nikko Toshogu, we came upon a humble restaurant on our way out that served traditional meals. Hungry, tired, and in need of immediate rest, we entered without hesitation. The timing was perfect — the lunch rush had just passed, and it was virtually empty.

We were seated near a window with a calm and refreshing view outside, perfect for a warm day. We ordered udon bowls; I also ordered some side dishes, which were a full lunch course of bento and soup.

While waiting for the food, I rested in my chair and slowly absorbed the atmosphere. The furniture and decor were traditional, with generous space between tables; everything looked clean and well-maintained. The air was quiet and filled with a warm aroma from the kitchen. At that moment, there was no better place for me to dine.

Our order arrived quickly; I started with my udon. The broth was clear and refreshing, seemingly soy-based. The noodles were firm but not overly chewy, and the vegetable toppings added a fun bite to an already great dish. I tried not to drink all the broth so I could finish my bento.

The bento included an omelet on a bed of rice, seasoned with soy sauce or something similar. The bento box had a classy lacquer design; it came closed, and I realized how heavy it was as I lifted the lid. The omelet was soft and cooked to perfection, with onion mixed in to add extra sweetness and texture. It was a bit salty for me, even when paired with rice. On the side, there was a small bowl of udon — technically the same as the one I had already ordered — and a small assortment of pickles, which seemed to include sour plum and ginger. I loved this course as a whole.

While there are dozens of restaurants around Nikko, I recommend this place for its convenient location and cooking style. If you arrive at the right time like I did, you might have the restaurant to yourself — no noisy tourists, no...

This modest eatery is located inside the precincts of the temple complex and offers a convenient stop for a lunch or coffee when visiting the area.

The restaurant emphasizes local flavour: the menu features dishes made with yuba (tofu skin), a specialty of Nikkō.

Signature dish is Sansai Yuba Ramen made with local spring-mountain vegetables and yuba, plus the use of “meisui men” (special water noodles) and local “Futarareisui” holy water for their coffee. Small lot available for about 5 cars in front of the restaurant.

We were dining in this place in...

二荒山神社にお詣りしたところで１１時を回りそろそろ腹も減ってきたので何かを食べようと思って立ち寄ってみた。

キーコーヒーの看板に外から見るとやっているのかよく分からない雰囲気に美味しいものが食べられるのか、少々不安ではあったが長々と歩いていてさらに足を伸ばす気力もなかったので入ってみた。

昼だというのに薄暗い雰囲気なのは店に人がほとんどいないというだけでなく、二荒山神社の鬱蒼と茂る木々の厳かさも影響しているのだろう。

お好きな席へというので外の景色が見られそうなところを探したが、そういうところは少ないながらも先客が陣取っていたので少し離れたところに着席。

照明のほの暗さやややロッヂ風の内装は喫茶店のようだが広めの店舗。であれば雰囲気重視でくつろげるような椅子があるかと言えばそれはなく、どことなく中途半端な作りが観光地の喫茶店にふさわしい。

料理の方は期待すまいと差し出されたメニューを見てみると観光地の喫茶店らしく守備範囲の広い、さりとていろいろというほどの幅はない品揃え。元々は喫茶店なのだろうから仕方あるまい。

ただ、日光らしいメニューではある。 自ら選んでも良かったが、せっかくだからお勧めを聞いてみた。やはりと思いつつ少々意外だったのは、湯波ラーメンという選択。

湯波は間違いなく定番だが、そこにそばではなくラーメンという組み合わせ。逆にその組み合わせに興味が湧き、言われるがままに注文してみた。

ちなみに湯波というのはここ日光の湯波のことであり、京都のそれは湯葉と書くのだそう。こちらの湯波は京都のそれに比べて野趣溢れるイメージがある。

待っている間は窓から外を眺める。とは言っても木々があたりを覆い尽くし、参道を通る人々を優雅に眺めることはできない。

そうこうしているうちにラーメンはやってきた。メニュー通りに大きな湯波が２つ、デーンと鎮座し、それに華を添えるのがらーめんの定番、チャーシューにメンマにナルト。

それに加えて山菜が隙間を埋めている。和の雰囲気たっぷりのらーめんで、こうなるとチャーシューというより焼き豚、メンマというよりシナチクと言ったほうがいいような感じ。

物珍しさに惹かれて早速箸を伸ばしてみる。麺は普通に中華そばである。ツユはというと鶏ガラの油に塩加減が定番ラーメンのツユといった味もするが、この醤油加減はそばのそれを彷彿とさせる。

もしかしたらダシは同じ醤油ベースでそば用のツユとラーメン用のツユとを使い分けているだけかもと思ったが、実のところは不明である。

また山菜の味からつけ汁の味が抜けきれていないのが余計にそばとこのラーメンは同根と思わせる。

とはいえ、薄いながらもチャーシューはちゃんとチャーシューで、何より湯波は圧巻。試しにひとつ食べてみたがとても一口で食べ切れるものではない。それが２つも入っているのだからツユの味がどうであれ食べた甲斐はあったというもの。

しかもそれがそばでなく、ラーメンというところが味噌かもしれない。いかにもそば風の盛り付けをラーメンで食べるというめったにない組み合わせだからこそ旅の思い出にもなりうる。

食べ終わってみれば歯応えのある湯波には大満足だったし、そば風でもありながらしっかりラーメンだった味も悪くない。結局ツユも全部飲んで完食した。空腹の胃には丁度いい量と塩加減だった。

ちなみに店員は終始一人きり。高校生のバイトのような女の子がいるだけだったが、そっけないというわけでもないし、すれているわけでもない。

顔は見なかったが、あどけなさの残る話し方は最近ではとんと聞かなくなった純朴さを醸し出していた。

料理を堪能するという店ではないが、他に大した選択肢もないのであればこんな子目当てにこの店に行くというのもいいかもしれない。

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