落ち着いて食べられない雰囲気

プリモコース　1,700円 前菜、パスタ、パン、デザートのセット

前菜やパスタは数種類から選べます。あたたかいテリーヌ・ド・パテは、臭みもなく、ナッツ類の香ばしさと酸味のあるソースで美味しい。ハマグリのトマトソースパスタは、「あっさり」と書いてあるけど、トマト感が少なすぎてぼやけた味に感じた。 パンとデザートは普通な感じ。

残念なのは、スタッフの方がバタバタ、ガサガサ動いて、全く落ち着けなかったこと。 狭い店内を音を立てて走って、料理を持ってきた時も説明の最後の方には顔と体をキッチンの方に向けて戻る体勢で忙しない。 めちゃくちゃ早口で切り上げるような口調で説明するのに、その割には追加料金となる生パスタやドリンクの案内はゆっくりしっかりしていくことに居心地の悪さを感じました。 特に追加料金となる食後の飲み物については、デザートの種類に合わせて頼もうと思い「今日のデザートってなんですか？」と聞くと、覚えていなかったのか、無言でメニューを開いて指でトンとページを差し、さらに「(飲み物は)この値段では注文時限定ですよ！」と押してきたので、嫌になって頼むのをやめました。 しかも追加料金メニューの案内は男性にはしておらず、人を見てやっているよう。 フロアへの目配りも、さりげなくではなく、キッチンのカウンター越しに監視！という感じで頻繁に顔だけを覗かせるので、落ち着かない。監視されてる分、皿の引き上げはとても早いです。

セット内容が選べ、店内は狭いながらも、照明を絞って各テーブル上にスポットライトといった感じでいい雰囲気だったのに、接客で雰囲気をぶち壊してるように思います。 ランチとしては高めの価格なので、雰囲気・接客込みで考えると、あまりおすすめできません。