プリマベラ — Restaurant in Saitama

金曜夜、浦和で弟が退院祝をしてくれた。今回は新規開拓ということで埼玉会館そばのイタリアンレストラン「プリマベラ」新規初来店である。 リストランテともいうべき素晴らしい料理だった。フレンチの要素がしっかり入っていると思ったらやはり、シェフはパリをはじめフランスの三つ星レストランでも修業をし、その後南イタリアの店を渡り歩いたすごいキャリアの料理人だった。一皿一皿に感動。かつてフランス料理の食べ歩きに熱中していた僕も話が弾んだ。 ここ数年で1番感動した料理の数々。前菜2皿も手の込んだ料理、繊細な味のハーモニー。生ウニのパスタはミョウバン不使用のばふんウニ、全く臭みのない甘いウニ、今まで食べてきたウニはいったいなんだったのだろう。パスタも手打ち。弟のメインは鯛。僕は宮崎牛のソテーだったが、とろけるような牛の旨みを味わった、底には硬めのリゾット、これが本来のリゾットとの説明を受けた。デザート盛り合わせのチョコの半生タルトの中には金柑が練り込まれ溶け出した。宮崎牛、金柑・・・やはりシェフは宮崎出身、大阪の辻調理師学校で学んだのちフランスに渡ったようだ。 エスプレッソもしっかりした本場の味。こちらはロイヤルコペンハーゲンのドゥミタスカップ。料理のお皿はリチャード・ジノリ。給仕サービスの方の柔らかく、細やかな心遣いのサービス。 グラスワインも僕は白2杯、弟は赤を4杯頼んだが、全て違うワインだった。赤もロワールのシノンが出たり、僕の白はゲヴェルツトラミネール、アルザス産なら飲んだことがあるがこれはピレネー山脈の麓の同品種で、フルーティな甘味、複雑な香りのする不思議な美味。昔のようにもっとワインにも強かったら他にもグラスで色々楽しめたのに、と思ったりもした。 忘れられない体験となったこのプリマベラは浦和の他のイタリンレストランとは一...

1月中旬、３年ぶりに会う友人とランチを予約して、開店と同時に楽しみに伺いました。 お店は埼玉会館の脇の小道に面したビルの２階で、小さいながらカフェカーテンの隙間から日差しが差し込み、落ち着いた良い雰囲気でした。 ランチのBコースを注文。前菜のコーングリッツをまぶして炙ったほぼ生の帆立、マリネの野菜は目にもきれいでおいしかったです。 きのこのクリームパスタを選びましたが、冷めているのか、想像とは違ってパサパサした感じでした。 こういうパスタかと思って食べましたが、その後のデザートが中々出て来ず…。気づくと厨房から怒っている声が…。数分続いた所で悲しくなり、厨房近くに行ってデザートをお願いしました。 デザートのパインシャーベット、ティラミス、チョコレートタルトとフルーツソースはきれいに盛り付けられ、とてもおいしかったです。怒っている人が作ったとは思えない程。（事前に作ってあるのだと思いますが。） ウェイターさんは礼儀正しく、説明も丁寧で、笑顔で接客してくださいました。迎えるのも、見送りも感じが良かったです。 注意することがあるのならお客さんにはわからないように、端的に短くお願いします。お料理がおいしかった...

２日前に電話で予約して、日曜日に１人で訪問しました。ビル２階の入口を入り、アルコール消毒、検温をして、案内された２人用席に座る。カウンター席もあり、コロナウイルス禍で席を減らしているようで、２人用テーブル２、４人用テーブル１。店は２人で営業しており、店員に聞くと、１０年くらい前は、新六間道路の方で営業していたとのこと。 シェフは宮崎出身とのことで、宮崎産を多く使用しているとのことです。色々と説明してもらいました。 当日の宮崎産は、キャビア(養殖)、ヘベす(柑橘)、鯛でした。初めてアサヒガニも食べました。写真に取り忘れましたが、秋刀魚をオリーブオイルで漬け込み、軽く燻製した一皿は、初めての食感で、美味しかったです。自家製のパンもおいしく、帰りに１つお土産にいただきました。プリマベラコース(7,700円)とカリフォルニアのナパ・ヴァレー産白ワインのボトルとグラスワイン１杯で、15,7...