青空 Aozora — Restaurant in Tokyo

最高に美味しいモンゴル料理が食べられます。パクチーと羊と唐辛子が好きな人にはたまらない料理の数々。マスターはとても気さくで、他のスタッフの皆さんも常連さん達も優しく出迎えてくれます。

特に、羊の骨付き肉を茹でたもの（いつも名前を忘れます）、鹿や羊などの串焼き、ラム餃子、蒙古小籠包、パクチーサラダがオススメです。

最後にラムカレーは必ず食べる価値がある絶品料理です。

また、様々な特殊素材を漬け込んだモンゴルのお酒がありますので、ぜひチャレンジしてみてください。

【まるログ】 ※コスパで付加価値を評価しています（味と体験が値段を上回るか？） ・味：とても美味しい。モンゴル料理をモンゴル出身のマスターが地元の人向けに美味しく作っています（基本的にほとんどの料理が日本人の口に合って美味しく感じられると思います） ・体験：店内もマスターも常連さんも雰囲気とてもモンゴルです ・値段：安めです ・注意点：脳などクセ強く慣れてない人には食べ辛い料理もあるので初めての人はマスターに相談することをおすすめします

★★★★★ RI 人に勧めたい ★★★★☆ R≒I 近くならお勧め ★★★☆☆ R

【幡ヶ谷で20年愛された伝説のモンゴル料理店】 幡ヶ谷の街角で約20年。それは単に飲食店が営業を続けたという事実以上の意味を持つ。ある者にとっては青春の味であり、ある者にとっては故郷を偲ぶ場所であった。駅前の再開発で閉店するという悲しいニュース。しかし物語は終わらなかった。モンゴルの風は京王線の線路を西へとしなやかに移動し、調布銀座という新たな土壌で再び産声をあげた。「青空」の物語は第二章の幕を開けた。なんとも嬉しいニュースだ。

【羊はモンゴルの大地を語る】 青空の料理は骨をしゃぶる、という儀式だと思う。オープン当初は店長のおまかせコースのみだったメニューも以前にように羊料理がいろいろ選べるようになってきた。

メニューの深奥に分け入ると、我々は単なる「食事」から、より根源的な「文化体験」へと誘われる。「チャンスンマハ」は、その象徴だ。「煮る肉」を意味するこの料理は、「骨付き肉を塩で煮る」という、これ以上ないほどシンプルな調理法に集約される。しかし、この単純さこそが哲学なのだ。遊牧民が厳しい冬を越すために、一頭の羊を余すところなく食すという生命への敬意。首肉、肩肉、バラ肉、肩ロース…異なる部位を一つの鍋で煮込むことで生まれる、複雑で多層的なスープの滋味。それは、部位ごとの個性を尊重しつつ、全体として調和させるという、モンゴル的共同体のメタファーとも読み取れる。

一方、「羊蝪子（ヤンシェズ）鍋」は、我々に眠る野性を呼び覚ます。サソリの姿に似た背骨を手で掴み、その髄までしゃぶり尽くす。洗練やマナーといった食の表層的な文化を剥ぎ取り、骨の周りの肉が最も美味であるという万国共通の真理へと我々を回帰させる。これは、美食の対極にあるようで、実は本質を突く「儀式」に他ならない。

・羊頭盛り（ラム頭丸ごと茹で） ・烤羊排（カオヤンパイ／羊脂肉の炙り焼き） ・烤羊腿（カオヤントゥイ／羊足の丸焼き） これらも要予約であるものの、人数が揃ったときにぜひ食べてほしい。

【この店が「青空」である理由】 これほどまでに力強い料理が並ぶ一方で、店内に流れる空気は、驚くほど穏やかで家庭的だ。その中心にいるのが、モンゴル出身のオーナーである。彼の気さくで温かな人柄は、異文化の料理が持つある種の緊張感を、心地よい親近感へと巧みに翻訳する。彼が客と交わす言葉は、単なる接客ではない。料理の背景にある物語を伝え、モンゴルという国そのものへの興味を喚起する、いわば文化の架け橋なのだ。人々が愛する広大な空のように、誰をも受け入れる包容力。店名である「青空」は、そのことを示唆してい...

幡ヶ谷の雑居ビルの２階にあるモンゴル料理屋。幡ヶ谷駅構内にも宣伝の看板が出てるから人気店なのかな。

新橋や巣鴨のモンゴル料理店もずっと気になっていたもののメディアへの露出が多いのでこちらならさほど混んでないかと思い来訪。

土曜の19...