埼玉、茨城、東京都の足立区辺りに点在してる山の手地区のセレブな方々とは無縁の茨城系のボリューミーで家族連れも入りやすい直営、暖簾分けの有名町中華？

東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線だけどね。)五反野駅と言う駅には、何故か珍来が2店舗あり(暖簾分けだから、当然オーナーは違う。)ここは、駅前通り(昔と比べるとだいぶ店が無くなった。)を数分歩いたスーパーのサミットのちょい先、左側にある。

店に入ると、大柄で茶髪の大男がホール係(もしかしてオーナー？)をしていて足立ックな鋭い視線をぶつけて来るが「いらっしゃいませ～。」の声が意外にカワイイ。

店は珍来のデフォルト(文章でうまく表現力出来ない、)平成初期な内装で、ファミリー中華らしくテーブル席中心で奥には座敷がある。右手はカウンターが数席あるが店員がオーダーを厨房に告げる際に何回も近寄って来るので落ち着かない。厨房もオーダーを受ける度に「はあぁぁぁぁぁ～い。」と独特の引き返事をするので、初見は違和感を感じるかも。

さて、珍来は本部直営店(八潮、梅島とか草加とか)店によって全然味付けが違うので、当たりハズレ、口に合う合わないがあるのだが、五反野駅前店は自分の好みに合うか？ひとまず、野菜炒めと3個餃子、生ビールをオーダーする。ドリンクはキリン系のようだ。おおっ、やはり珍来系は出て来るのが早い。スマホいじってYouTube見てる内にテーブルにドンッって置かれたぜ。

あ、上品でウマイ。バッチシ🎵

今まで食べた珍来の店舗では一番好みの味付けだ。正直、他の珍来は腹パンにはなるが味的にずば抜けてうまいか？と言われれば、そんなでもなかった。野菜もシャキシャキしていい感じ。3個餃子(この店独特のシステムで2個、3個、4個、6個と選べる。)も珍来は餃子の皮の繋ぎが弱く、食べてる途中で皮が剥がれて餡がバラけてしまう店があり、それが嫌だったのだが、ここはそれもなく、同じく味も上品だ。とにかく外観はともかく、味に関しては全く足立ックな店ではない。

炭酸系のドリンクもハイボールがサントリー角とキリンの陸があるが、今、陸を売り出し中なのか、50円安くなってるので頼んでみる。

アッ、角より甘味があり呑みやすい。これ、餃子にめちゃくちゃ合うな～。

その後、ラーメンを頼んでみたのだが、何か珍来は八潮の工場製造の醤油スープに各店で出汁を加えたりして、独自の味に変えてるようなのだが、ここはやはり上品で薄めのスープにしてあり非常に食べやすい。珍来の縮れ麺が絡んでボリューミーなのにツルツル行けちゃうな～。陸ハイも4杯も頼んで飲み過ぎちゃったよ。

最寄駅じゃないけど、好みの味だから、また途中下車しちゃって行く事に決めました。ごちそうさまでした。