Pigeon — Restaurant in Tokyo

本日は温かいおもてなしをありがとうございました。

祖母の葬儀後の家族の会食でお伺いしました。 急なことで直前の予約にも関わらず快く引き受けてくださり、３歳の子連れでしたが家族揃って美味しいフレンチをいただくことができました。心より感謝です。

予約時にも「お子様に何か用意しますか？」とシェフ自ら聞いてくださり、彼女はきっと生涯忘れられないオムライスをいただくことができました。

お料理はスペシャルコースにしましたが、私の大好きな重めのしっかりとしたフレンチ。

日本人の作るフレンチは綺麗で繊細ですが私には物足りないんです（その時は見た目に感動しても何食べたか忘れちゃう私です） 旬の食材を余すことなく使っていらっしゃり、ひとつひとつがシェフの歴史の詰まった印象的な逸品でした。

特筆すべきはデザート。こちらも昔パリの路地で食べたケーキを思い出しました。素朴な温かみのある重みのある甘みのデザート。私は欲張って父の分もいただきました。

シェフの楽しい会話も醍醐味です。 フレンチってこうやって楽しむものだよね！ と再考させれました。

次回は僭越ながらも注文させていただいたスペシャリティ...

クラシックなフランス料理に拘った店ということで大いに期待していたが、残念ながら再訪はないと思った。

まず回転が良くないせいか、鮮度がイマイチなモノが幾つかあった。特に前菜のウニと魚料理は酷かった。 調理やソース作りに手間暇掛けてるのはわかったが、素材がここまでダメだとせっかくの料理の腕が台無しである。

何より衛生面が致命的。まずシェフ自身が清潔感に欠けるニオイを放っていて入店からずっとテンション下がり続ける。 そして壁を這いずるＧに固まっていると、料理を出しに来たシェフがその説明をしながら素手で掴まえるとそのままポイッとどこかに投げた。そのあまりに手慣れた様子でもう色々と想像させられてダメだった。

シェフのお喋りは随分と情熱的で好き嫌いがあるだろうが、個人的にはアリだった。クラシックなソースに拘ってるのも良かった。 恐らくワンオペで店の全てをやろうとして色々と無理が出ている気がする。ひとりでもふたりでもプロのスタッフを入れてテコ入れすれば随分と...

いつお伺いしても必ず美味しいフレンチが堪能できます♪「こんなの食べたことない」と思うお皿が繰り出されることもしばしば。"クラシックなフレンチ"とのことですが、斬新なアプローチに何度も感動してます♪ その時々の食材をシェフの幅広い技術で巧みにフレンチのお皿に構築していくのが素晴らしい。 勉強熱心（料理オタク？）で日頃から研鑽を重ね続けられているからこそなのでしょうが、いつ行っても必ず全く違うお皿が提供されるので、二度と同じものが食べられません（笑） 食材に対するアプローチの引き出しの多さがすごい。 解説して頂けると「そんなものが入ってるんだ」と理解が深まり、より料理の奥行きを感じます。

インスタ映えや写真映えするお皿に走るのではなく、料理自体で攻めて勝負し続けているお店の姿勢が素敵です。「すごーい、きれーい♪」ではなく、「良い香り、うわ美味し〜い！...