ピアチェーレ — Restaurant in Tsukuba

すごくうまい

It's a very small, cramped restaurant. About 20 people max, with the tables so cramped together that you will definitely bump your purse or bag on the person sitting at the next table over while you walk by. Naturally, you can hear EVERYTHING being discussed at the tables next to you, lol. Lunch is not great for couples because of this, but fine for families with kids.

We came during the busy lunch period and once we sat down, we were completely ignored until I placed our order. No water brought out, nothing explained on the menu - but the waiter immediately did those things for a group that came in after us 🙄 Ah well, at least he noticed afterwards and was apologetic about it. Left a pretty bad first impression though.

The food was decent, rice plates have slightly more volume to them than the pasta plates. As someone who doesn't eat a lot to begin with, the pasta I had left me wanting a little bit more. Anyone with a big appetite would probably need a whole second plate to feel full.

20人で満席になる小さなお店。腕を横に伸ばしたら隣のテーブルで座っている人を普通に触ってしまうぐらい狭さで、周りの話が100%聞こえてしまう。少し大きな声で話さないと相手が何言っているか分からない。お昼はカップルより、家族向けだな。

混んでるときは食事が出してくれる時間ももちろんだが、サービスも当然、かなり遅くなる。座ってから数分放置された状態で、メニューの説明がなくて、お冷さえ出してくれなくて、ヨーロッパみたいに水まで有料なのか？と思ってたぐらい。注文してようやく出してくれた。私達のあとに入って来たグループに、すぐお冷を出して、すっっっごく丁寧にメニューを説明していた店員さんの姿を見たら、私達だけだったのか…🙄...

店内に入るとまず目を引くのが、壁に貼られたワインの産地マップやラベルの数々。ワインにこだわりがあることがすぐに伝わってきます。カジュアルで明るい雰囲気の中にも落ち着きがあり、ゆったりとランチを楽しめる空間です。

この日はランチセットで、カルボナーラと店名を冠した「ピアチェーレ」というピザを注文。そして、食前酒としてグラスの白ワインを一杯。サラダとともにゆっくりと味わいながら、贅沢なランチのスタートとなりました。

セットのミニサラダにはフレンチドレッシングがかかっており、シャキッとした野菜と酸味のバランスがちょうどよく、白ワインとの相性もぴったり。スープはさらりとしたトマトベースで、具材は控えめながらもトマトの自然な甘みがほんのり感じられる、優しい味わいでした。

ピザ「ピアチェーレ」は、トマトソースにほどよい酸味があり、オリーブと豚ロースがゴロゴロと入っていて食べ応え抜群。生地は外は香ばしく、中はもちもちで、耳まで美味しくいただけました。耳が硬すぎるピザは苦手な方でも、ここならきっと満足できると思います。

カルボナーラは、王道を極めたような一皿。カリッと香ばしいパンチェッタに、濃厚でとろりとしたソース、そこにたっぷりのパルメザンチーズが加わり、風味豊かな味わい。パスタのもちもちとした食感もよく、ソースとしっかり絡んでいて完成度の高い一品でした。ただ、やや塩気が強めなので、やはりワインと一緒に楽しむのがベストだと思います。

グラスでいただいた白ワインは、南アフリカ産のヴィオエネ。柑橘系の爽やかな香りと程よい酸味が心地よく、冷涼気候の産地らしい、すっきりとした飲み口が印象的でした。そして何より、ここで南アフリカのワインに出会えたことが、個人的にはとても嬉しいポイント。南アのワインはまだ馴染みが少ない印象ですが、料理との相性も良く、もっと広まってほしい存在です。

料理をメインにしているお店だと、ワインがあったとしても個人的には好みじゃない産地や品種を揃えていることが多いのですが、こちらのお店ではその点も抜かりなし。この日のグラスワインは、ロゼがフランスのグルナッシュ、赤はフランスのグルナッシュ＆シラーというラインナップで、料理だけでなくワインのセレクトにもこだわりが感じられました。

デザートには、ピーチのジュレがのったケーキと、パンナコッタの2種盛り。ケーキは果実の爽やかさと控えめな甘さがちょうどよく、パンナコッタはとろっとなめらかな口当たりで、ミントの香りが良いアクセントになっていました。食後までしっかり楽しめる構成で、大満足。

料理、ワイン、空間、どれも期待以上の内容でした。特にワインとのペアリングを意識して構成されたメニューが魅力的で、ワイン好きな方にはぜひ一度訪れてほしいお店。次はディナータイムに再訪して、さらに豊富なワインとのペアリングをじっくり楽...