― 96年組巡礼 ― 1996年創業以降のラーメン業界の基盤を創ったとされる、センター北・くじら軒、 新宿・武蔵、中野・青葉の俗に言う「96年組」を巡礼。
本日は其の長兄、神奈川淡麗系の元祖とも謳われる代表格 『らーめん くじら軒 横浜本店』さんに数年振りの訪問。
二十数年前、産れて初めてラーメンで陶酔した思い出深いお店! 当時の勤め先が横浜だった事もあり、創業~まだブームの真っ只中だった頃に初訪、 「こんなに美味しいラーメンが世の中にあるのか!?」と思ったほど。 創業者の田村氏は開業当初、何千万もの借金をしてでも高級素材に拘っていたのだとか。 因みに屋号の「くじら」は、田村氏が子供の頃から見ていた夢の中にザトウクジラが よく現れていた事からだそう。
入店。先日放送された『アド街』の影響も有ってか?平日昼過ぎでもかなりの混み様。 且つ、やはり「パーコ麺」を注文されている方が多いw それ故か、店員さんも数年前の2倍の4オペ! 客層は地域柄か?時間的か? 割と年齢層高めな印象。
[らーめん 薄口醤油味 … 850円] 前回食した「支那そば 濃口醤油味」は、記憶に反し激鬼甘ったるかったので、 今回はもう一つのデフォルト「らーめん 薄口醤油味」をチョイス。 オヤッ!? 新調された屋号ロゴ入りの丼で着丼! 「支那そば」よりもノスラ寄りな好みのビジュアル♪
・スープ 複数の魚介・海産物・椎茸 等の旨味と(それでもやっぱり)甘味が利いた スープに、かなり塩味のエッジが利いたカエシがカツーン!と来ます。 正直、全く“薄口”には感じないキレ味w 鶏油&ネギ油などの香味油で福与かさもプラス。
・麺(三河屋製麺) 淡麗系御用達の三河屋製低加水ストレート中細麺。 只、三河屋製低加水麺特有のパツンと感はちょっと弱めかな? 地域柄か? 平均年齢やや高めな客層に合わせてか?
・トッピング・具材 チャーシューは、ムチッとジューシーな肩ロースが2枚! オリジナルのメンマは細身で渋めなゴリゴリ感。 葉物は、コリコリで香り立ちの良い小松菜。 海苔は、焼の入ったしっかりタイプ。 風味豊かで小振りながらもなかなかの存在感。 おまけ的な鳴門も、この器を彩る重要な役者w 等々、有名店の名に胡坐を掻かないしっかりとした布陣!
[ミニパーコ飯 (平日限定ランチセット) … 250円] 平日、昼下がりの訪問だったので限定「ミニパーコ飯」も頂きました。 排骨部の引き締まった肉感とカリカリの衣! ほんのり甘味タレが掛かったお店自慢のパーコ! 細身のメンマ、刻み沢庵、白髪ネギ、板海苔が乗った、見映え&かなりお得感のあるミニ丼。
前回の「支那そば濃口醤油味」よりは好みでしたが、淡麗系と言うよりは...
Read more12月中旬の土曜日ランチ。家を出るきっかけにウォーキングも兼ねてこちらに訪問。ラーメン店としてよく名前は聞いていたけど、どんなラーメンを出しているか楽しみ😁
お店には13:40頃、1時間半歩いて到着。アクセスは横浜市営地下鉄のセンター北駅から徒歩7〜8分ほどと駅からは少し離れていますが、駐車場スペース(4台)もあります。
お昼ピークを過ぎた時間だからか、外待ちなく入店。入り口入って右手にある券売機で食券を購入。まずはメニューをチェック。
訪問時に提供されていたのは ・らーめん 薄口醤油味(850円) ・支那そば 濃口醤油味(850円) ・塩らーめん(850円) で、各ラーメンにトッピング付食券があり、 味玉(+100円)、チャーシュー(+200円)、パーコ(+300円)、チャーシューパーコ(+500円)、特製スタミナ(+250円)があります。
麺量は、大盛(150円)に対応。サイドメニューには、くじら飯(400円)、半ライス(150円)、ライス(200円)もあり、パーコのトッピングをらーめんorライスのどちらにするか悩みましたが、結局、支那そば...
Read more神奈川県横浜市は都筑区に有ります 「ラーメンくじら軒 横浜本店」さんです。 昼12時過ぎに着けると店前の並びは10人ぐらいでした。お店の駐車場は店の裏側に数台分です。
ここは創業が1996年の一世代前の淡麗系ラーメンの雄ですかね。創業28年です。恐らく今尚この客の入り方だと…創業30年40年50年の老舗になる事は間違い無しと感じましたね。
かつてはメディア等の露出も多くカップラーメンなども出ており超有名店ですが… 恥ずかしながら実は自分は食べた事が無かったので訪問しました。 店前の並びが30分、着席から着丼までが10分弱でトータル40分程で実食です。
注文は 基本の支那そば濃口醤油ラーメン850円。くじら飯550円。トータル1400円でした。
ラーメンは往年の名店らしく非常に旨い。スープはほんのりと煮干しが香ります。ガラメインで煮干しは控え目な立ち位置。シンプル醤油ですね。シンプルだが奥深い正に淡麗系スープです。禁じていましたが…思わず全部飲み干してしまいました。
麺は細麺のストレート麺、白っぽい多加水麺です。柔らかすぎとレビューしている方がいましたが…自分はキチンと歯応えも有り最後までほぼ歯応えが残っていましたよ。ぜんぜん許容範囲でしたね。悪くない。
デフォのトッピングは中判の柔らかいチャーシューが2枚。あとはシナチクに海苔にシャキシャキ小松菜にナルト。悪くない。
くじら飯は、恐らく人気のパーコー麺に乗る物と同じ物でしょう。豚肉はキチンと厚みが有り柔らかく美味しかったです。豚肉の竜田揚げの下にはシナチクが隠れていました。 ただ…ミニくじら飯(250円)は平日ランチしかやっていなく、普通の大きさのくじら飯で550円はやや割高感有りでしたかね。400円ぐらいに抑えて頂くと値頃感有りですが…
総評としては、一世代前の人気店とはいえ、まだまだ現役の第一線で勝負出来るラーメンと感じました。
ラーメンがやや小さく感じた事と、くじら飯がやや割高感が有ったのがマイナス点ですが、味は間違い無く美味しかったです。 まぁ…でもキチンと利幅を取る事が長く続く秘訣ですから…しょうが無いですかね。
また近くに...
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