会津若松を訪れたとき、どうしても行きたかった場所のひとつが、天寧寺の裏山にある近藤勇と土方歳三のお墓でした。新選組に詳しいわけではないけれど、日本に暮らすようになってから歴史に興味を持つようになり、特に幕末の動乱期に魅かれてきました。だから会津の地に来たからには、ここに眠る二人に手を合わせたいと思ったんです。
天寧寺までは車で行きました。駐車場は数台分しかなく、細い道を上がっていくので少し緊張しました。寺からさらに山道を歩くことになるのですが、案内板が整備されていて迷うことはありません。ただ、舗装されていない獣道のようなところも多く、雨の後はぬかるむし、夏場は蜂や蚊が多いと聞いていたので、靴や服装には気をつけた方がいいと思います。私が行った日は晴れていて、登るにつれて汗がじんわりとにじみました。
山道は思ったより急で、体力のない人には大変かもしれません。途中で熊が出ることもあると聞き、熊鈴をつけて行った人の口コミを思い出し、少しドキドキしました。静かな森の中で風の音や鳥の声だけが響き、その中を登っていく時間は、自然と心が落ち着いていくような、不思議な感覚でした。
10分ほど登ると墓所にたどり着きます。そこには近藤勇のお墓と、並ぶように土方歳三の慰霊碑がありました。ふたりが肩を並べるように静かに眠っている姿を思い浮かべると、胸が熱くなりました。ここが土方が唯一訪れた近藤の墓だと言われていると知り、彼がどんな思いでこの場所を訪れたのかを考えると、言葉にできない感情が込み上げてきました。
墓の前はいつも綺麗に手入れされていて、地元の人や新選組を愛する人たちに大切に守られているのが伝わってきます。訪れた日も、私と同じように歴史に思いを馳せて参拝に来ている人がいて、それぞれが静かに手を合わせていました。お墓の横には参拝者が思いを書き残すノートが置かれていて、多くの人がこの場所に感謝や祈りを記していました。
会津の山中に、こんなにもひっそりとしたお墓があることに驚きましたが、それは敵に荒らされないよう配慮した結果だったとも言われています。確かに城下を一望できる高台で、ふたりが今でも鶴ヶ城とその城下を見守っているように感じられました。
雪の残る季節には、登るのが大変だったという人の声もありました。冬に行けばもっと厳しい道になるでしょうし、夏は虫や草が茂って違う大変さがあるかもしれません。でも、だからこそたどり着いたときの達成感は大きく、その分心に残る場所になるのだと思います。
観光地化されすぎていないのも、この墓所の魅力のひとつでした。静かで厳かで、幕末の武士たちが生きた時代に思いを馳せるのにぴったりな場所です。歴史に詳しい人も、そうでない人も、ここに立つと自然と心が動かされるはず。会津若松を訪れたら、ぜひ時間をかけてでも足を運んでほ...
Read more近藤勇の頭部が埋葬されているお墓とか。 戊辰150年の年、こんな紅葉の美しい時期の秋晴の美しい日に訪れる人が殆ど居ないって…と思いながらお参りさせていただきました。
山の中です。 軽い登山とでも言うような山道を歩きます。 靴!ご注意ください。 山を歩けるような靴で行かれた方が良いですよ😃
そして、お線香とお花が有ったら良いかもしれません。 雪が降ったら行けません。 今が良いと思います。紅葉きれいだし。
もし、愛宕神社に行かれるならそっちからの方が天寧寺からより近いかも知れません。 ただ、愛宕神社さんの石段かなりきついです。苔生した古いガタガタの昔ながらの石段。もうほんとにきついです。 ただ、住んでる人が居るんだから…と途中の家の所から廻り込む道が有りました。 ぐるっと廻るけど、坂道を歩けます。 石段よりは楽だと思います。まあ、邪道ですが。 ホント石段きついんですもの。
天寧寺さんからは遠かった。 どこ?まだ?と言いながら歩きました。 私クロックスで行ってしまいまして…。石が入るし歩きにくいし…大変でした。
もう1回書きます。 山道を歩ける靴で行ってください。 そして今が1番良い時期と思います。
戊辰を戦った忠義の士です。 ぜひ参って欲しいです。
どっちが正しかったかはわかりませんが、 武士道を貫いたのは会津藩含め東北の諸藩と力を貸してくれた新選組はそれはそれで正しかったのだと私は思います。
たった150年のこの...
Read more新選組ファンとして一人旅で訪れました。 最寄りのバス停の奴郞ヶ前から天寧寺さんを通り、近藤さんのお墓までは15分弱位です。(墓所は山道を登るのでもう少し長く感じました。)
お墓では誰一人会いませんでしたが、天気の良いお昼に訪れたので怖い感じは全然ありませんでした。 しかし、夜は避けた方が良さそうです。山道で危険なことと、一般の方を含めた大きな墓所なので夜は怖いことが目に見えます…💦
お墓は見晴らしの良い最深部のような場所に、近藤さんと土方さんとで並んで...
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