このあたりでは比較的まともな宮司殿常駐の神社。"寒川さん"と言えばだいたい東日本では、相模の国の方位除けの一ノ宮さんのイメージなんですけど、正確な由緒は不明なものの、千葉のこの地にもある同名のお社。神奈川の茅ケ崎のほうは、年がら年中参道は渋滞して境内はごった返してたいへん近寄りがたいので敬遠しがちですが、こちらは普段何も行事が無いときなら、スグに授与品も求められる至便な神社です。寒川神社のお札だけなら、ここでじゅうぶん。内房線の本千葉駅からも近く、房総往還道に境内が面していて、とてもわかりやすい場所にあります。鳥居から入って、本殿は真正面、授与所は右手にあります。房総往還道を挟んで、境内参道の軸線上に私道の路地が延びていまして、いまでは海岸は遠く沖へ行ってしまいましたが、戦後すぐ辺りまでは、この先に浜があったそうです。ちょっと掘れば貝殻が出てくるのは、境内も同じです。いまもなお、毎年8月下旬には市の海祭りの主神のお神輿の渡御が行なわれ、ポートタワーの建つ海岸までみんなで担いで出ています。授与品は窓型お守りを多く並べており、キャラものなどはありませんが、見やすく売られています。ただ、どの地域も氏子の数が減るなか、夏(9月)の「御浜下り(おはまおり)」の海浜での開催が、ついに出来なくなると報せを聞きました。ほんとぅかなぁ? 毎年この日だけはどこからともなくチビッ子がいっぱい集まって来るのに、これは今年だけでは済まされないたいへんな問題です。これからは、授与品のラインナップに力を入れるなり、上総の玉前神社で扱わなくなったチーバくんのお守りは、この寒川さまでこそ、授与すべきと思います。キティちゃんのお守りなどはコンスタンスに揃えれば、徐々に遠来からも人が集まってきます。ただ、住んでいる人口の増加には、神社や氏子さんだけでは限界があり、祭礼に関してだけなら市域全体とか、近隣の神社と組んで連合渡御などの対策が必要ですね。古い港町なので、京成千原線に「京成寒川」なんて駅ができると活...
Read moreThis shrine has been revered by people as the guardian deity of Samukawa.
It is Ronsha of Shikinaisha's Samukawa Shrine, so if that's the case, it's an old shrine with a long history.
It is said to be beneficial for family safety, traffic safety, navigational safety, business prosperity, as well as warding off bad luck and evil spirits.
The weather was very nice on the day I visited, so it was a beautiful and sunny shrine.
It's about 12 minutes from Hon-Chiba Station. It seemed like a few cars could be parked there as well.
You can get a goshuin stamp at the shrine...
Read more御祭神は天照大御神・寒川比古命・寒川比売命 延喜式神名帳に記載される寒川神社の論社 創建は正確な年代は不明ながら御神宝の獅子頭に文明十三年(1481年)に社殿と獅子頭を修復した旨の銘がありますので、創建はこれ以前であると考えられます。 また、延喜年間(905年頃)に編纂された延喜式神名帳には、下総國千葉郡に寒川神社の記載が見えますので、これが当てはまるとすれば、創建年代はさらに遡ることとなります。 海の神として崇敬され盛んに信仰を集め、江戸時代には佐倉藩の年貢米を江戸に廻送するための御用港、明治時代には寒川に魚市場が設置されたこともあり、千葉や寒川の魚問屋を中心とした旦那衆から盛んに信仰されました。その名残が今も例祭の中の御浜下りという高張提灯の灯りに照らされて神輿が海に入る行事に見られます。 道路沿いに神社があります、境内はコンパクトな感じですが参拝者が途切れない神社です、御朱印、お守り、お札は境内右側の社務所にて対応していただけます。 駐車場...
Read more