21/4/20 参拝。誉田八幡宮（こんだはちまんぐう）。 八幡宮主祭神である応神天皇陵の横にあり、ここが最古の八幡宮と謂われている。 ちなみに何故か総本宮は大分県にある宇佐神宮ですが、応神天皇が幼少期を過ごされた場所に陵があるんですから、ここが総本宮でいい気がしますが… 幾度も戦場となり焼失しながらも再建を繰り返してきたそうです。 現在残っているのは豊臣秀頼が再建したもののようです。 江戸末期の剣豪、品格随一と謂われた士学館守四代目桃井春蔵が宮司を務められた事もあるそうです。

この日は南河内へ神社仏閣巡り。その3軒目に訪れました。 この辺りは入り組んだ住宅地で交差点も十字になっていないところが沢山あります。おそらく昔は小さな川が入り組んでいたんでしょうね。ナビで走りながらも、神社前なんか車一台がやっとです。運転に自信ない人は難しいでしょうね。車体の横がこすれるギリギリの入り口を通りながらなんとか駐車場に到着。取りあえず鳥居前へ。 住宅地の道はアスファルトですが、この八幡さんの前だけ石畳ですね。一種の境界線のように見えますね。先ずは一礼して境内へ。 鳥居奥の駐車場には難題か車が止まっています。看板を見ると安産祈願とあります。後で知ったのですが、この日は安産の日？らしく妊娠されたご夫婦と無事授かった方がお礼参りに来られていました。こういう光景、ウチの地元の八幡さんと同じやわ。 二の鳥居を潜ると右手に古戦場跡碑と二つの末社、放生池と藤棚が見えます。左手には南大門がありますが、残念ながら改修工事をされていて見る事叶わず。 正面の拝殿に行く前に末社へ。それらの間には神馬が。この一角、非常に美しいです。境内全体がとても美しいのですが、ここは秀逸です。神馬は他でも良く見るのですが、大体片隅で置物のようにある（失礼）のが殆どなのですが、こちらは本当に素晴らしい。今まで見た中で一番です。神が跨がるのであれば、やはりこうでなくては。 拝殿でお参りしたあと、天皇陵へ。道々には初々しい青紅葉やツツジが彩っています。陵へ渡る石橋の横には保育園があるようです。やはり子供達の歓声は良いですね。 その後は藤棚へ。この前に訪れた葛井寺は満開でしたが、こちらは五分咲きですね。しかしながら脇にあるツツジとの共演は美しい。散歩途中のご婦人に一番映えるポイントを教えて頂きました。幾人か見かけましたが、ここは近隣の方々の散歩コースみたいですね。人の優しさにも触れられた、良い参拝でした。

駐車場は無料で一の鳥居を入ったところに10台ほど、納蔵庫横にも20台ほど、この日は閉まっていましたが人が多い日には開かれるであろう臨時駐車場は100台以上停められそうです。 御朱印は拝殿横の授与所で直書きして頂けます。オリジナルの御朱印帳は置かれていませんが、一般的なものは販売されているそうです。