古代逍遥～消えゆく街道を往く／動画で綴る街道譚 【撮影対象】 古道街道／社寺仏閣／道標元標／往還往来／古墳環濠／奇岩奇石／万葉歌碑

《はじめに》 推古天皇によって開かれたというこの街道ではありますが、古くは「縄文時代」からという痕跡も発見されております。当然のように「本筋」を彷徨うだけでは到底見つかることもない『歴史の証言者たち』なので時には大幅に外れてその歴史的価値を見出せるかということもポイントになります。動画制作者は一度の投稿だけではなく多くの有識者からの意見をもとに一年後の締め切りを目途に更なるアップグレードを果たそうと考えております。〈動画投稿日 2024.8.23〉

《竹内街道 第一章（全三章）》その⑭ 地点：白鳥陵古墳／軽里大塚古墳

民家の並びが途絶えたかと思うと急にそのお姿はやってきます。年中その陵に緑の木々を蓄えて、周濠の水面の輝きと共に絶妙なバランスで古代の息づかいを感じることができます。実に雄大でまさに王家の墳墓といった趣でしばし言葉を失うことでしょう。

竹内街道沿いには「白鳥陵拝所」はありませんので手前の一方通行の車道を100mほど南下することになります。一方通行の果てにもとの街道に戻ることが少し複雑なので歩きか自転車の方のみ進入できそうです。 この辺りには「白鳥」の名を冠した施設などが多く、白鳥通り、白鳥神社など日本武尊に因んだ名称が多く存在します。 竹内街道のみをそのまま進まれる方は、そのまま突き当りの府道20号線まで出て、左折北進し、次の信号「白鳥通り」で右折東進されればよいでしょう。近鉄古市駅の踏切以東は車両進入禁止なのでご注意いただいて、ゆるい坂道を50ｍほど進めば白鳥神社南参道口に着きます。

誉田御廟山古墳（応神天皇陵古墳）、誉田八幡宮に向かわれる方は府道20号線をそのまま北上してください。双方とも車両の駐車場はございます。