Komai House — Attraction in Kyoto

設計は近江兄弟社の創業者 であり、建築家でもある ウィリアム・M・ヴォーリズ (1880～1964)です。

施主は「日本のダーウィン」と 呼ばれる京都大学名誉教授の 駒井卓博士てす。

昭和２年(1927年)建築の 京都市指定有形文化財です。

異国情緒漂う本格的な洋館です。

当初はスパニッシュ瓦で 設計されていましたが、 周囲の景観に配慮して 「桟瓦」に変更されたようです。

しかし、玄関ポーチという 意外な場所でスパニッシュ瓦が 使われています。 日本の伝統文様「青海波」に 見えます。

なかでも目を引くのは、 スパニッシュ風の鋳鉄飾りが 施された大きな窓です。 黄色味がかった色が用いられ、 建物の雰囲気に品良く溶け込んで います。

門から延びる小径をまっすぐ 行くと、玄関側とは違った 表情が現れました。

開口部が大きくとられた 南側のデザイン。 とりわけ印象的なのは、 １階のサンルームです。 ３連アーチの窓とレンガの アプローチが愉しげな 空間へと誘います。

また、クリスタルのドアノブが プライベート(紫)とパブリック (白)に色分けられており、 動線が考慮されています。...

ウィリアム・メレル・ヴォーリズの建築が大好きでよく巡っています。 今回の駒井家は１９２７年ヴォーリズが成熟期の頃に建築した個人宅で内部公開されています。 金曜日と土曜日のみ公開されていて事前オンライン予約が必要です。コロナ禍で密になるのを避けるためのようです。 密になることを避けるためなので当日予約なしでも混み合っていなければ快く受け入れて下さいます。（私が訪問した日も予約なしで来られた方を快く受け入れていました） 入館料は５００円です。割引対応のカードがいくつかあって、私はJAFのカードを提示して４００円になりました。

全室見応えがあり、細かいところに色々なヴォーリズらしい優しい工夫が施されていて、それを探すのが楽しくて気付けば室内と庭を１時間以上見学していました。 求めればボランティアの方がいろいろな説明もして下さいます。

近くに時間貸し駐車場はいくつかありますが結構満車です。 私は偶然に近くの駐車場が１台...

以前に友人の結婚披露パーティーでの会場として貸し切りにて利用させて頂きました。当日は天気も良くガーデンウェディング形式にて結婚披露宴となりましたが良く手入れされていて丁度良い広さのお庭でさながら海外の庭園の様な美しく心地好い空間でした。 建物内も拝見させて頂きましたが非常に調度品も綺麗で格式もあり落ち着いて過ごせるであろうと感じました。 関西であれば兵庫県神戸市北野地区の異人館に見られる様な格式ある建築物が京都の北白川で見られると言う事に非常に感激致しました。 通常は週に数日しか一般公開はされていない様ですが公開時間帯には是非とも訪れて頂きたいとお薦め出来る場所であります。 通常の住宅地なので専用駐車場等は無いので近隣のコインパークに駐車しての拝観となります。 京都の隠れたお薦めスポットとして自...