【30分-60分しっかり学べて楽しめます。バーチャル砲術体験も魅力的】 ・個人 一般(400円→敬老の日で無料) にて利用させていただきました。
~概要情報(22年09月時点)~ 入館料金(個人):一般 400円 小・中学生 100円 入館料金(団体/20名以上):一般 300円 小・中学生 50円 ※周辺施設との共通券でさらにお得です。詳細は写真をご参照ください。 開館時間:(04月-10月)09:00-17:00/(11月-03月)09:00-16:30 ※入館は閉館の30分前まで 休館日:年末年始(12月29日~1月3日) 観覧時間(個人的体感):30分-60分
[お薦めのポイント] ・当時の様子が目に浮かぶ、当時のままの建物と雰囲気 ・敬老の日(9月第3月曜日)と文化の日(11月3日)は無料! ・バーチャル砲術体験が楽しい ・・・・・・・・・・~
・長野県長野市「松代地区」にある数ある観光スポットの一つ「松代藩文武学校」さん。 ・1855年に松代藩八代藩主 幸貫さんが水戸の弘道館にならって計画、九代 幸教さんの時代に完成し、それから藩士の子弟さんたちが学問と武道を学ばれた場所です。1953年には国の史跡に指定されてたそうです。 ・映画や時代劇のロケ地としても多く利用されているようで、私が訪問した当日もテレビクルーの方々が撮影の準備をされていらっしゃいました。
・敷地内には数々の「学びの場所」があり、これが創建時の姿をそのままにした貴重な建物になっています。建物の種類は以下です。 * 冠木門:入口です。「かぶきもん」と読むそうです。 * 柔術所:柔道場ではなく柔術所のため畳ではないそうです。古流柔術は板の間での稽古が多いみたいです。 * 弓術所:テレビでよく見る弓稽古のシーンそのものでした。 * 剣術所:今でも毎年「松代藩文武学校杯争奪剣道大会」の開催場所として利用されているようです。 * 槍術所:高い天井の太い梁としっかりとした小屋組みが圧巻です。長い槍の稽古が可能なように高さがあるんですね。 * 文学所:教室や講堂として使われていたそうです。まさに文武両道ですね。
・どの建物に入っても、当時に学ばれていた姿がイメージできます。勝手にタイムスリップした感じがとても心地よかったです。 ・また、どの場所にも「見所(けんじょ)」と言われる一段上がった場所にある畳があります。これはけいこの見学や指導者が座る場所としてあるそうです。ちょっとした段差に、上下関係を大切にする日本の古き良き伝統を感じます。
・柔術所では、なんと「バーチャル砲術体験」なるものができました。スタッフの方に「今日は無料だから忙しいと思ったんだけれど、全然思ったより少ないから是非やっていってみてくださいな」とお声がけいただき、トライすることに。 ・建物内に入ると「火縄銃」「スペンサー銃」「白砲」と3種のいずれかのバーチャル体験をすることができます(今回は全て体験させていただけました)。 ・本物と同じ重量で作られた臨場感のある銃をもち画面に表示される的に向かって打つ、というアトラクション。これが結構難しい。当時はこれを自ら死の危険を感じながらも的を狙って打たなければならない状況(のはず)を考えると緊張感がとてつもないですよね。 ・ちなみに、「白砲」は火薬と球を入れて向きを調整するだけなので、的に当たるかどうかはシステムがランダムに決めるそうなので、こちらのウデは関係ないのだとか笑
・全体を見て回って、個人的にはバーチャル砲術体験のできる「柔術所」と、とにかく広い「文学所」が一番の見所に感じました。どの建物にも、歴史を記した説明看板が多数あり、とても丁寧に詳細に当時の様子を伝えられていて、お勉強にもなります。まさに「文武学校」ならではかもしれません。
・総じて、400円払っても体験して損はない史跡かと思います。松代地区にいらしたら是非立ち寄られてみてはいかがでしょうか。せっかくなら、共通券を購入してお得に色々なスポットを回れてもよいかもしれません。ありがとうございました。
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Read moreWe bought the combo ticket and saw this after the Sanado residence. Well worth our time and so fun! We got to try out two rifles and a cannon...but not really! Just a AR simulation where we fired into a screen while holding the weapon replicas but very fun and interactive. Seeing the well kept up buildings was also inspiring and all the signs had QR codes that took you to the English...
Read more藩校の施設は入口の番所まで全部完存ですよ、完存!。敷地も含めて江戸時代当時の姿を保っています。幕末や維新期の動乱、あるいは老朽化により失われしまった藩校が多い中で、これは実に奇跡的な事です。
普通は例え保存されていても象徴的な建物だけ、というのがほとんどなのですが、ここは剣術、柔術、槍術、弓術道場そして学問所と全てが残り、しかもまだ現役です(笑)。地元の人達が愛着を持ち修繕を続けてきたらからこそで、その努力には敬意を表せざるを得ません。
江戸時代の武道館で興味深いのは、今と違って左右に一段高い独立した見学所が設けられている事です。藩主用の場所はさらに一段高く壁も特別仕様になり御覧所と呼ばれています。当時のロイヤルボックスですね、今は自由に入れるので大いに殿様の視界を楽しみましょう(笑)。
学校施設の見学で超オススメなのが柔術所です。内部を改装してあってレーザーポインターを内蔵した実物大の火縄銃と幕末の西洋銃であるスペンサー銃で、射撃判定をする事が出来ます。 コレが形だけではなく内部機構も再現された精密なもので、弾丸の装填から射撃までの過程が実物同様に楽しめるのです。
なるほど火縄銃が銃を逆さにして銃口から火薬と弾を入れて付属の棒で突き固めている間に、弾と火薬を一体化した実包を使用するスペンサー銃は、ガシャッとレバーを上下させるだけで排莢及び次弾の装填が完了してしまうので勝負になりません。一丁で火縄銃の数倍の火力を発揮したハズです。
それにしても、このスペンサー銃、とてつもなく重い(笑)。火縄銃の金属部分は基本的に銃身だけですが、こっちは装填排莢のためのメカがみっちり内部に詰まっているからです。会津戦争で活躍した女性砲術家の山本八重は、この銃を使っていましたが彼女はよっぽど力持ちだったに違いありませんね(笑)。
横では小さな子供連れの若いお母さんが、なかなかのスゴ腕で射撃判定で次々命中弾を出していました。全弾ハズレのワタシは実戦ではとっくに射殺され...
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