坂本城跡、高島城跡、と共に湖畔の城跡として知られてます。大津市でも有数の、桜のスポットでもありますが、火気は厳禁です‼️当たり前ですけど。ちなみに、ここでロケーション撮影が行われたのが、大映京都作品「ジャン・有馬の襲撃(1959年度作品、監督・伊藤大輔、主演・市川雷蔵。)」のイベリア(ポルトガル)帆船から奴隷達を救出すべく、ジャン・有馬こと、キリシタン大名の有馬晴信の軍勢がなだれ込むクライマックスシーンです。撮影当日、台風⚡🌀☔の猛威で船の帆柱が折れて、船上のキャスト・スタッフの上に倒れ落ちて来るというアクシデントが起こりましたが、幸いにも、怪我♿🏥人がゼロ。「キリシタンになって、一生懸命にお祈りをしとってくれてる雷ちゃん(市川雷蔵さん)を、神様が観たはったんやろうね。」と、西岡善信美術監督は回想されていました。映画の元となった「マードレ=デ=デウス号爆沈事件」は、1610(慶長15)年に起こった事件で、朱印船貿易の頃にマカオで家臣を殺害された報復としてのポルトガル船爆沈でしたが、この行賞に関する金品を、幕府の与力・岡本大八に詐取されたのと、長崎奉行・長谷川藤広の謀殺の企てが発覚し、甲斐(山梨県)に流刑されてしまうという悲劇が、ジャン=有馬・有馬晴信を無慈悲・無情の死へと導くのでした。