Jiyūgaoka Station

東急東横線と大井町線が乗り入れる、東京都目黒区に位置する東急線の駅であり、目黒区自由が丘と世田谷区奥沢に跨がる繁華街として知られている中心駅です。主要駅なので、両路線の全列車種別が停車します。

近隣の古刹である九品仏浄真寺は９体の阿弥陀如来像を安置していることから、「九品仏」と呼ばれていた関係で、駅設置当時はこの最寄駅として「九品仏駅」としました。大井町線の開業に伴い、寺により近い場所にその駅が設置されることになった為、駅所在地が東京府荏原郡に位置することから、衾駅も新しい駅名候補だった。地元に出来た自由ヶ丘学園に因んだ改称を舞踊家の石井漠ら文化人が運動して、現在の当駅に至っています。

大井町線は相対式ホームの地上駅、東横線は島式ホーム２面４線の高架駅であり、東横線では菊名駅と同様に終日、優等列車との緩急接続を行っています。 ※土曜・休日ダイヤに運行される、有料座席指定列車「S-TRAIN」は当駅にも停車し、みなとみらい線方面・西武鉄道の所沢方面にも乗換無しで行けます。

大井町線の一部列車は、途中の二子玉川から田園都市線に直通し、中央林間 or 長津田駅まで走る７両編成の急行もあります。各駅停車は全車両５両編成で運行となります。二子玉川寄りに留置線があり、回送列車や平日朝ラッシュ時に当駅始発の列車が存在します。

１日の乗降客数もかなり多く、東横線は約10万人程度が利用し、大井町線と東横線の乗換客数も大規模です。乗換のみで約25万人が利用し、大井町線ではトップを誇ります。 ※平日は主に通勤通学客が、休日は観光客が増加傾向になります。このような例は、JR横浜線・小田急線の町田駅と同等です。

駅構内・プラットホームも、消費電力が少ないLED照明を使用しており、これは「～スマートモデル自由が丘駅あかりプロジェクト～」における事業で実施され、一般照明としては日本初の実用的設置となる次世代照明「有機EL照明」を採用し、電力削減に貢献します。

当駅周辺には繁華街や商店街・飲食店街が多数ある他、路線バスも多数運行され、主に渋谷駅行や田園調布駅行等の路線があります。