Mitaka City Yoshimura Akira Writing Room — Attraction in Tokyo

作家吉村昭が三鷹市の井の頭公園近くに暮らした自宅の書斎が移築され施設としてオープンしたという新聞記事を読んだ。 興味があったので早速訪れてみた。 京王井の頭線の井の頭公園駅から歩くこと数分のところにその施設はあった。 「三鷹市吉村昭書斎」。２０２４年３月９日にオープンした。 吉村昭は昭和４４年（１９６９年）に井の頭公園の近くに自宅を構え亡くなるまで住んだ。その自宅の離れには書斎があった。その書斎を移築してこの施設となった。正面に書斎の外観が見える。入り口を入ったところが交流棟で、吉村と妻の津村節子の著作の書籍が壁一面に並んでいる。手に取って読むこともできる。 その奥に書斎棟があり、そこは有料で１００円。見ない手はない。そこには吉村昭の仕事場であった書斎が再現されている。机を中心に、その上には原稿用紙や筆記具などが置かれ、それを取り囲むように書籍や資料の山となっている。吉村昭にとってこの書斎はもっとも心安らぎ、居心地のいい場所であったという。 ここを訪れる前、荒川区にある吉村昭記念文学館にある書斎も見てきたが、こちら三鷹の方がよりリアルに感じた。 吉村昭の作...

🏣東京都三鷹市井の頭3-3-17 🅿️🚗…有りますが1台程の駐車場（ハンディキャップ用ではと…） 🚃…井の頭線の井の頭公園駅下車徒歩5分程 ※ 入館時間 10時～17時30分 入館料金 100円（ぐるっとパス利用可） ※ オープン 2024年3月9日 吉村昭氏が三鷹在住…知りませんでした。 入館しますと吉村作品と奥様の津村作品が展示（1部講読も出来るようでした）され、ビデオでは奥様が吉村氏の日常をお話されているテープが流れていました。 扉を開け外に出ますと吉村氏.津村さんの生い立ちが展示されている前を吉村氏の書斎え扉を開け入室します。 入ると成る程吉村氏のお気に入りデスクと思われる佇まいでした。 母屋、離れといった感じのでしょうか? 地続きのお宅にも吉村と書かれた表札がありました。 散歩の折にお時間有れば作品の読ませて頂けたらと思いました。 「星への旅」「戦艦武蔵」「冷たい夏.熱い夏」 ※ 年間パス...

好きな作家のひとりである吉村昭さん宅から移築された書斎があることを知り、休みの午後にフラッと出かけてみました。 感銘を受けたのはやはり、自治体で編纂された市史などの資料ばかりで四方が埋め尽くされた書斎でした。 あの鬼気迫るほどの精密な記録文学の基礎にこれらがあったのかとすっかり圧倒されました。 また不勉強もあって、酒と食事にものすごくこだわりのある方というのを知らず、この施設の蔵書から知りました。 その分野に関連する書籍も多々あるようなので、今度読んでみようと思います。 大混雑するような施設ではありませんし、（背もたれがなく長居は難しいですが）座って蔵書も読めますので、静かな日を過...