Shimo-Takaido Cinema

再追記：以前の追記を読んでくださったのか？、スタッフの方がチケットをしっかり確認されて、入場時に順番を抜かれることはなくなりました。おかげさまで引き続き安心して観に行けます。ありがとうございます。

追記：私が行く時はいつも、入場時に自分より後の整理番号の人を先に通されてしまいます。(私の番号が呼ばれている時にフライングして入ろうとする人を止めずにそのまま通す) 好きな席に座りたくて早めに買いに行ってるのに、これでは整理券の意味が...。涙 そこは券を回収するスタッフの方にきちんと見ていただきたいです。

(元の投稿) 駅から線路沿いを歩き、白いビルの階段を上がって２階。ワンスクリーン126席の、どこかほっとする、古くてこじんまりとした映画館です。 １日6作品×１週間ごとのスケジュールで、都内メイン館で終了したばかりの新作から良いものを、大小問わず一通り上映してくれます(時々旧作も)。かかりつけの町医者ならぬ町映画館のような存在です。 自由席・入替制で、当日開館後から整理券を販売。購入後は外出可能(ただし開場以降は声をかける必要あり)。上映5分前にマイクで呼び出される番号順に、左側の扉から入場。予告は短いので注意。飲み物持ち込みOK。毎週火曜は1100円ですが、一般料金1700円で年間５回以上観るなら会員になった方がお得です。 場内はゆるやかな傾斜で、前の人の頭は鑑賞に影響はない程度ですが被ります。スクリーンから中ほどの距離がおすすめ。公共施設のような平たいビロードの座席が、なんともいえない風情を醸し出しています。 行き場のないもやもやとした気持ちに溺れそうになる中で、「あ。映画観よう」とこちらにふと足が向き、その帰り道、何度穏やかでさっぱりとした気持ちにしてもらったか、数知れません。華々しい設備はないですが、東京にも、地域密着で人の毎日を支える映画館があります。