宇治川にかかる宇治橋の上にある三の間といえば、天下人秀吉も茶の湯のために水を汲ませた場所ですが、そこに元々祀られていた神社です。こちらに移転しました。いきさつは、夫を他の女にとられそうになった妻が、貴船詣りをし宇治川につかり呪詛を行い丑の刻詣りの原型になったともいわれています。平家物語にはこうあります。...
Read more個人的には好きなタイプの神社なんですが、授与所らしいところもないし、社務所も近くにありすぎてよく分からないとゆう、別な意味で怪奇な雰囲気なんですけど、先日行きましたら、右の社の住吉さんの神額がズレて、左に30度くらい傾斜してるんですよね。これは直さないといけません。こんなふうだから、ゲゲゲと言われてしまうんです。それもまた"味"でいいんですけど。この神社の社務所は境内にあるモクの建物で、授与品が欲しい場合は、いったんオモテに出るか、境内の塀と家屋の間にある庭を蹂躙して右に曲がると、玄関がありますから、そこをお訪ねしてください。「ごめんくださ~い」と、大きめの声で吼えるか、ピンポンありますから押して待つ。どなたかいらっしゃれば、出て来て玄関開けてくれます。しばらく待って反応がないときは、諦めたほうがいいです。月・水・金だと運がいいかもしれません。授与品と申しましても、缶バッヂと缶マグネットだけなんですが、隠れた人気があって、ただいま缶バッヂの大きい白いほうは、お陰様で品切れ中。再生産再入荷未定。小さい紫のほうと、大きいマグネットのほうは、売ってます。このイラストは現在はプロのイラストレーターに描いてもらったもので、由来は悲しい出来事なのに、とてもかわいくて憎めないタッチなので、缶バッヂだけなどと言わず、お守り袋とか書置き御朱印、絵馬などに図版を拡げていただきたいものです。お札や交通安全ステッカーにもできそうですね。源氏物語「橋姫」のなかの出来事がそのまま祀られる由緒になっている神社です。京阪の宇治駅を降りて、宇治橋を渡った左の鳥居(この鳥居はさらに先にある縣神社の一の鳥居であって橋姫神社のものではない)を潜ると、まもなく進行方向左手に紫色の幟旗がパタパタと翻っているのが見えますから、そこです。橋姫社は境内入って右を見て左にある祠で、その前にはローソクの灯明立てがあります。火の始末に気をつけ...
Read more京都の橋姫神社には、恐ろしい伝説が残っています。『橋姫神社の伝説』とは宇治川に渡る宇治橋の守護神として祀られ祀られる『頼織津媛』を祀る神社としてその橋姫をめぐる様々な伝説があります。橋姫は、宇治橋を渡る男女の間に嫉妬して縁を切ると言われるなど、恐ろしい側面を持つ一方で、縁切りや悪縁切りの神様としても信仰されています。 橋姫伝説の主な内容 ⦿貴船神社の参籠 ある公卿の娘が、貴船神に籠もって鬼女になることを祈り、貴船神社の神託により、宇治川に浸かることで鬼女になることを知ります。 娘は21日間、宇治川に浸かり、鬼女に変身し、恨みを晴らすため暴れ回ります。鬼女となった橋姫は、源綱と出会い、彼を連れ去ろうとするが源綱の太刀で腕を切り落とされ、返り討ちに会います。鬼女として暴れた後、鎮められた橋姫は、宇治橋の中ほどに祀られ、その後現在の場所に還されて祀られるようになりました。 橋姫神社の現状 ⦿悪縁切りの神様 橋姫神社は、今では悪縁を断ち切り、新しい縁を結ぶための神様として信仰されています。 ⦿縁切り参拝 橋姫神社では、悪縁を断ち切るための祈願や新しい縁を求める祈願など様々な縁に関わる祈願が行われています。 ⦿宇治橋との関連 宇治橋は橋姫伝説と深く結びついており、橋姫神社への参拝と合わせて宇治橋を渡る人も少なくありません。 橋姫神社の伝説は、嫉妬深い女性の恨みから鬼女へと変化し、その後、橋の守り神として祀られるまでの複雑な物語です。その物語は、現代でも多くの人に親しまれ、縁切りや新しい縁をを願う場所として多くの参拝者達...
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