関市の安桜山にある自然公園。 〈簡易情報〉:公衆トイレ、駐車場、遊具ナシ。 水道、ベンチ、山の遊歩道や、神社アリ!
安桜山は地主様の私有地であり、それを踏まえた上で「安桜山公園の管理は関市役所が行っている」と、園内の「安桜山遊歩道案内図」にはあります。
マナーよく利用したいですね。
《散策!》──
「関市役所公式ホームページ」の「安桜山公園」の説明文は、他の公園の時とは違って多めの情報量です。
私は興味津々で、それをガイドに現地を歩き回ってみることにしました。
〈1.東西に1km余の延長を持つ〉
多くの方が行き来するのは「関善光寺」側ですが、私は「神明神社(伊勢町)」ルートも踏破しました。
アップダウンが私には厳しく、階段1段ごとに息がもれ、端から端までの運動量は平場の1kmとは比較になりません。
また、途中におトイレはありませんので、低山とはいえ、体調を管理した上で登り始めないと辛い下山となるでしょう。
〈2.数ヶ所から登る遊歩道が整備されている〉
「安桜山公園」、「関善光寺」、「千手院山上駐車場」、「西本郷通」、「神明神社」、「安桜山トンネル」などへのルートは踏破しました。 (他にもあるのかも)
「少彦名神社」への階段手前を左手へ入って進むと、何ルートと言えばよいか分かりませんが、別の道もあります。 (円形の建物の前に出る)
「安櫻山御嶽神社」まで上り、その左手から登るルートもあります。
「安桜山トンネルルート」は、「魚末(山ノ手)」の横に出ました。
全体的にいい運動になりますが、「神明神社ルート」もきつめの段差が多く、下りでもスタミナをガッツリ消費します。 途中で倒木ポイントがあったため、気を付けなければなりません。 道は徐々に細くなりますが、ちゃんと出られます。
また、遊歩道が整備されているのはそうなんでしょうけど、落ち葉で滑ったり、つまずいて転んだりする可能性は常にあるため、油断しないでください。
・善意の傘:
山中で度々見かける置き傘は「善意の傘」ということで、「急な雨でお困りの時にはお使いください」といったことが書かれています。 こうしたお心遣いには心を打たれますね。
〈3.山全体がアカマツの自然林で、南斜面には神社と路傍祠がある〉
アカマツらしき樹木はありましたが、それ以外の樹が圧倒的多数のため、注意深く見ないと見付けられません。
「路傍祠(ろぼうし)」は、小祠(しょうし)などの建造物なしで、お地蔵様や石碑状のもの単体でもそう呼ぶなら、山道で散見されます。
そう思っていたのですが、その中には石造りの祠もありました。 (さっき気付いた)
・神社:
「南斜面」の範囲は分かりませんが、「安櫻山御嶽神社」辺りから「大神神社」辺りまで入るのでしょうか。 この辺りで出会えた神社全てを、初参拝順に書いていきます。
「安桜山公園」からは「安櫻山御嶽神社」と、その右「吒枳尾天稲荷大明神」、左方「少彦名神社」へ行けます。
山中には「大神神社」が在り、山頂には「御嶽大神」という御本殿が在りました。
「御嶽大神」様が「安櫻山御嶽神社」からの続きなのか、あるいは別なのかは、知っている方にお聞きしたわけではないため、私には分かりません。
ただ、「御嶽神社」の御祭神は「御嶽大神」様で、その中には「少名彦命」様も含まれるそうですが、しかし「安櫻山御嶽神社」左方には別途「少彦名神社」が在り、また「安櫻山御嶽神社」の朱い鳥居の前には「関神社」という石碑もあったりして、その辺りが色々と分かりにくいですね。
また、「関善光寺」内には「龍頭稲荷大明神」が在ります。
さらに、「神明神社ルート」で伊勢町へ下りれば、近くに「神明神社」が在ります。
読み方:
安櫻山御嶽神社(あさくらやまおんたけじんじゃ) 吒枳尾天稲荷大明神(だきおてんいなりだいみょうじん) 少彦名神社(すくなびこなじんじゃ) 大神神社(おおみわじんじゃ) 御嶽大神(おんたけおおかみ) 龍頭稲荷大明神(りゅうずいなりだいみょうじん) 神明神社(しんめいじんじゃ)
※名のある神社と字は同じでも独自の社名、読み方である「可能性」があり、その場合は上記の読みが不正解であることはあり得る。
→「龍頭稲荷大明神」の読み方は、「りゅうとう」ではなく「りゅうず」でした。 (お伺いして確認済み)
これは、ひとえに私の確認不足でした。 そこだけ訂正いたしました。 2023/12/08
(龍頭様、間違えててごめんねw)
〈4.西方入口の善光寺からの通路と西斜面には無数の地蔵尊が整然と祀られている〉
「番」が彫り込まれた「ナンバー持ち」のお地蔵様方のことですね。 数えながら歩かれる方もいます。
「整然」は通路の方で、斜面には「散在」といった感じで、かなり多くのお地蔵様がおられます。
〈5.山頂には標高152mを示す三角点が設置されている〉
「御嶽大神」様が御鎮座する辺りが山頂のようで、「安桜山152M」の立て札もあり、「三角点」のお写真も撮りました。
「三角点」の「点」は旧字らしく、「黒」+「占」みたいな字になっていますね? (私からの写真がなければ、投稿したけど載らなかったということです)
〈6.ハイキングや信仰の山として利用されている〉
信仰の山なのは間違いなく、それをするためにはハイカー化するしかありませんが、特に参拝はせず歩くのみの方々も当然おられます。
日によっては、お子様連れのお若い方から、ご年配の方々まで年齢層は幅広いですね。
〈7.山頂からは市街地及び市の一帯が展望できる〉
「御嶽大神」様の辺りからだと、樹々の繁茂でそこまでは見えませんでした。
展望したい場合は、やはり展望台へ上るとよいでしょうね。 (あるいは、それより少し低い位置からの見晴らしがよいかと)
ただ、展望台では、風が強いとおスマホなどが飛ばされそうになるので、ご注意です。
──《最後に》
今回は、「関市役所公式ホームページ」の「安桜山公園」の説明文に沿って脚でなぞってきました。
神社との多数の出会い、市内の知悉度増加(微)、体力増強(微)などがあり、私にとっては大収穫でした。
あなたも「安桜山公園」の遊歩道で体力を養いながら、神社参拝などなさってみてはいかがでしょうか。
お読みくださり、ありがとうございました。
来園日:2023/11/23他 投稿日:2023/11/...
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