***堂内では体温測定を実施しています。自動測定器に顔を向けると体温測定されます。手指消毒のアルコール液も常備されています。***実はこのお堂、他とは異なる場です。千畳敷の広さで朝夕の勤行や日課があり、その様子は堂内で体感することが出来る霊場です。御本尊を中心とする形式とは異なり歴代の禅師様や祖師方が導く大道場です。1965年3月に落慶となった大祖堂は地階に瑞応殿という大法要や会合が行われる客間があります。バリアフリーの入口は左側に延びています廊下内にあります。中に入ると瑞応殿です。左側には大祖堂へのエレベーターとエスカレーターがあります。車イスもOKです。 禅師の尊像や尊牌を祀っていますが、私の感覚では両側のパワーが強く、中央からは強弱のあるパワーを受け取ります。堂内にイスがあるのは霊場を体感するには静寂と心が穏やかにする時間が必要であり雲水さん達の動作を観るのも、価値があります。 屋根は瓦形の銅板葺で、重量は53トンになるそうです。そのため、緑青色が鮮やかに出ています。 ここの屋根からは、東京スカイツリーが見えます。季節的には冬がその時期ですが屋根の修理の際しか上がれませんから知る人は稀です。さすがは大本山總持寺ですね。内陸側では都内の超高層ビルが支障になり見通しが悪くなります。シークレインの屋上は見えるかもしれません。子安台公園や生麦中からは東京スカイツリーが見られます。 總持寺はメディアの取材を受ける機会も多く身近に思える寺院です。元は石川県能登ですから北陸新幹線で何となく繋がりが感じられます。本山が落雷で火災消失して「1908年」横浜市鶴見区に移転され、輪島市には總持寺祖院として再建されています。避雷技術の進歩は寺院の災害防止に貢献していますね。 静寂な堂内にはイスが用意されていますから、座って静にひと時を過ごすと...
Read more総持寺の奥にそびえ立つ大祖堂は、そのスケールに圧倒されます。京都などの寺院では味わえないこの壮大さと荘厳な雰囲気の中、堂内を一人でゆったりと過ごせる時間は格別です。
大祖堂は、開山堂と法堂を兼ねた本堂で、堂内には千畳敷の広さを誇る内中外陣があり、さらに地下には982坪の広大な空間が広がっています。屋根の銅版は53トンもあり、建物全体が圧倒的な存在感を放っています。ここは、貫首禅師が教えを説く大道場であり、さまざまな法要や修行の場としても重要な役割を果たしています。
訪れると、五色の綱に触れることで瑩山禅師の御心に触れ、功徳を授かる体験ができます。総持寺の心臓部ともいえるこの場所は、曹洞宗の総本山であることを強く実感させてくれます。
大祖堂は1925年に建造され、今では登録有形文化財としてその歴史と価値が守られています。この壮大な建築物と深い宗教的な意味合いに包まれた空間は、訪れる人々に深い...
Read more大祖堂は、一般的にいわれる開山堂と法堂を兼ねた本堂客殿です。千畳敷の内中外陣と、982坪の地下室を有し、瓦葺形の銅版屋根は53トンに及びます。貫首禅師演法の大道場たるのみならず、諸種法要...
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