Mausoleum of Uesugi family — Attraction in Yonezawa

【 2020/06/29(月)訪問 】 上杉家廟所(うえすぎけびょうしょ：Uesugi-ke Byosho Mausoleum)は、国指定史跡 米沢藩主上杉家墓所で、杉木立の中に整然と廟屋(びょうおく：墓)が並んでいます。昭和59年(1984年)1月11日、全国の大名家墓所としては5番目に国指定史跡として登録されています。

中央正面奥に鎮座(ちんざ)するのは、戦国時代の名将、上杉家初代の上杉謙信公の廟です。謙信公は越後に生まれ、天正6年(1587年)に越後国春日山城🏯(現、新潟県上越市)にて49歳で逝去(せいきょ)されました。

上杉家は、慶長(けいちょう)3年(1598年)に越後から会津若松、さらに関ヶ原合戦後、慶長6年(1601年)に徳川家康から米沢への移封(いほう)を命じられ、御遺骸もその都度 遷(うつ)され、米沢に於いては米沢城🏯本丸の南東隅に祠(ほこら：御堂(みどう))を建てて祀(まつ)られました。

その後、明治5年(1872年)に謙信公と鷹山(ようざん)公を合祀(ごうし)する上杉神社⛩️が創建されると、明治9年(1876年)に謙信公遺骸は御廟の現在地に遷(うつ)されると共に、御廟全体が現在の形に改変(整備)されました。 謙信公の廟屋(びょうおく)の、向かって左が上杉家二代(初代米沢藩主)景勝(かげかつ)公の廟。向かって右が三代定勝公というように、12代斉定公まで左右交互に廟が建っています。

荘厳(そうごん)な雰囲気が漂う廟所(びょうしょ)は、東西約110m、南北約180mで、約2ha(ﾍｸﾀｰﾙ)の面積を有し、樹齢400年を越す老杉があるそうです。

受付横にある「上杉家墓所資料館」の中を見学中に「ザー」っと雨☔が降り始めたのですが、受付の係員の方が傘を持ってきて下さり、とても親切にしていただきましたm(__)m ...

上杉氏史跡 2019年7月13来訪。

米沢城の北西にある上杉氏の聖地。 中央に配置された上杉謙信公の霊廟から左右に、初代米沢藩主上杉景勝公以後、第12代斉定公までの歴代藩主の霊廟が横一列に配置されている。 元々は、謙信公の遺骸は、甲冑を着せて甕に納め、春日山城内の不識院に葬られていたのですが、上杉氏の会津、そして米沢への移封に伴い、謙信公の遺骸も運ばれ、米沢においては米沢城本丸の最も高い場所である南東の高台に祠堂を建てて、謙信公の聖柩を納め、左右に善光寺如来、泥足毘沙門像を配置し、その後は歴代藩主の位牌も共に納められ、明治に至るまで厳格に祀られていたそうです。現在も米沢城の南東には、謙信公祠堂跡が残っています。 現在の廟所は、米沢城に何かあった場合、謙信公の遺骸を米沢城から一時的に避難する場所として用意された場所だそうです。 この場所に景勝公が埋葬され、以後景勝公の廟を中心に交互に歴代藩主の廟が建てられ、第12代斉定公まで埋葬されたが、明治政府の廃城令により米沢城も解体され、1876年、謙信公の遺骸がこの場所に移され、現在のように謙信公を中心にして歴代藩主の霊廟が並ぶような形になった。 景勝公から8代重定公までは火葬だったが、9代治憲公(鷹山)からは土葬となり、大倹約令の影響からか、構造も簡素化され、材質も安価なものを使用しているそうである。

上杉氏の家紋を備えた門をくぐり、樹齢数百年の木々を横目に見ながら参道を進むと、廟所に突き当たる。 歴代藩主の霊廟が横一列に整然と立ち並ぶその景観は、華美さは一切なく、質素そのものであるが、それ故に荘厳であり、参道を進んでいる時から感じる凛とした神聖な雰囲気を伴って、参拝者に畏敬の念を抱かせる。もしかしたら合戦前の整然とした上杉軍の軍勢を目の前にしたら、きっと同じような感覚に捉われるかもしれません。 私は圧倒されてしまいましたが、皆さんはいかがでしたでしょうか。 2月中旬頃には、上杉雪灯篭まつりが催され、廟所内にも雪灯篭と雪ぼんぼりが設置され、厳かで幻想的な...

拝観時間　午前9時～午後5時 休館日なし

上杉家の家祖、謙信公と米沢藩初代藩主、景勝公から11代の斉定公までの歴代藩主が埋葬されている国指定の史跡です。｢おたまや(御霊屋)｣と称しています。

元和9年(1623)3月20日、上杉景勝公逝去の折、当地を廟所とし、御廟将をおいて警護されました。 当初は入り口から景勝公の墓所へ真っ直ぐな道でしたが、その後、米沢城内の御堂に納められていた上杉謙信公の遺骸を上杉家廟所中央に移埋葬され初代と二代米沢藩主の墓所の間に建てられて中心として墓所前中央の道が曲がりました。

「景勝公」の隣に初代沖縄県令（知事）となった十四代「茂憲公」の記念碑もあります。沖縄と深い関係を保ちます。

2018-7-12 「紫陽花」が咲いていました。 平日ですが、県外の方々が参拝していました。

上杉鷹山公はケネディ米国大統領が尊敬する人物として挙げたことで世界的に有名となりました。 (2014)平成26年9月27日、キャロライン・ケネディ駐日米国大使が米沢市を訪れ、「なせばなる秋まつり」会場で「（父・ケネディ元大統領は）『一人でも世の中を変えられる』とよく話していました。」などとスピーチしました。受付に訪問時のキャロライン・ケネディ駐日米国大使...