前に気になっていた店です。昼に入りました。 当節流行りの、お洒落で綺麗な寿司屋です。やや高級路線らしいですが、昼も夜もお決まりが有るとの事。 席はカウンター6。小上がり3と、少なめです。 頼んだのは《本日の握り》2500円です。ランチメニューのみの場合は、クレカ等は使えず現金のみだそうです。 値段を考えたら良いネタを使っていると思いました。 ネタは《中トロ》《尾長鯛》《干瓢巻き》《ホタテ》《明石ダコ》《桜鯵》《イクラ》《穴子》です。茶碗蒸しと御椀にデザートが付きます。 尾長鯛が有るのは珍しいです。あまり出回らない魚です。桜鯵も、駿河湾の桜えびを食べて育ったブランド鯵です。 マグロに拘りが有るみたいです。その日は塩釜で揚がった物でした。 巻き物が早く出て卵焼きが無いなど、けっこう変則的かなと思います。干瓢は店で煮ているかもしれません。歯応えが良かったですし、甘過ぎない味でした。 ただ、この店はシャリの好みで評価が別れる店だと思います。シャリは関西の味に近く、けっこう甘めです。色合いは赤酢を使っている様に見えましたが、赤酢のクセが感じられないから違うと思います。甘味の感じからして、味醂を多く使っているのでしょうか?赤い色合いは味醂かも。三河味醂でしょうか? 江戸前の酸味の効いたシャリが好みなら口に合わない可能性が有ります。温度や固さは程良い加減だったので、シャリの配合で評価は別れるでしょう。寿司の味を左右するのは、ネタではなくシャリだと思います。 私は甘過ぎず酸っぱ過ぎずの、ネタの味を阻害しないバランスが好きなので、少し合いませんでした。甘さが邪魔している感じです。関西の押し寿司みたいに、ネタを酢で〆た物には良く合いそう。京寿司にも合いそうです。 お吸い物は私には少し濃かったですが、出汁は美味しかったです。アラを一度焼いて臭みを取ってから出汁を取った感じです。 茶碗蒸しの出汁も甘さが有りました。ウォーマーで保温していた物だったのは残念。海老が火の通し過ぎでフニャフニャでした。拘るなら蒸し立てを出してほしいです。 濃い味付けや甘味の強い味付けが好きなら口に合うかもしれません。 黒板のネタに閖上の赤貝が有ったのは驚きました。日本一とも言われる赤貝で、名取の閖上地区で何度も食べた好物です。ただ、値段が書いていなかったので、頼むのは止めました。寿司屋によっては身とヒモで2000円近くに成りますからね。黒板のネタに値段を書いてほしかったです。 接客に難があるとのレビューが散見されましたが、私が行ったときは大将もホールも悪くはない接客でした。大将はあまり話すのが得意な方ではない様子なので、それを接客が悪いと感じたのかも。仕事や対応は丁寧で、ネタの説明もシッカリしていました。話し好きで、板前との会話を楽しみたいなら合わないかもしれません...
Read more夜とランチと持ち帰りで何度か利用していました。
先日、予約を入れました。予約の時間は19時でした。別の日になって電話があり「17時から入ったお客さんが帰らなければ席が空かないので予約は出来ない」というまさかの電話でした。席が埋まるのを防ぐ為に「予約」というシステムがあるのだと思いますがこちらはそういうやり方のようですね。
そうならそうと最初の予約時に教えて欲しかったです。予約が取れたから家族が家族の誕生日の為にその日に休みを取ったりしたので。
別の千葉の老舗のお鮨屋さんへ予約し直して休みが無駄にならずに済みました。
もうひとつ、大晦日に持ち帰りの桶寿司の予約をしました。予約時間に行くとお店側のトラブルで寿司が握れないので時間をあけてまた来て欲しいと言われました。何時に取りに来ればいいのかというやりとりをしてもハッキリ何時とも言えない返答でしたので相当な大きなトラブルだったのかもしれないのですが「待てないようなら他の店行ってもらってもいい?」と言われました。
大晦日ですよ?この時点で結構夜遅いんですよ?どこの店が大量の桶寿司を予約無しに握ってくれるのでしょうか? そんなアッサリ簡単に言うオーナーさんに唖然としました。
勝手ながら「日付が変わるかもしれないけど握るので待ってくれないか」と言って欲しかったです…楽しみにしていたけど、お店のトラブルはわざとではないのは分かっていましたし。
車で片道30分、一度家に帰り22時頃お店に着き家に持ち帰れたのは22時半は過ぎていたかと思います。
桶寿司の他にいくつか単品で握ってもらったお寿司の分は大将が代金はいいですと言って、卵焼きもつけてくださいました。 でも桶の寿司ネタはいくつも変更されていて最初からコレだと分かっていたら予約しなかったのにな…という好きではないネタがいくつもありました。
お店の味を任されている大将はとても腕が良く、自信のあるネタを自ら仕入れに行かれています。お話も上手です。
せっかく素晴らしい職人さんがいるので信頼がおける...
Read moreあっとホームな場所だった!
初めてということもあり、予約の際に、あらかじめおまかせコースをお願いしておいたが これが大正解だった。
とても落ち着いた雰囲気のお店だ。店の中にはカウンターと 小上がりになっているテーブルが3つで、この一つに案内される。 靴は脱がないといけないが、これが逆に落ち着く。 どちらかというと、親しい間柄の人と気軽に楽しめる雰囲気でもある。
ふとテーブル横の小黒板を見ると、鱧刺し、天然鮎、うるかなど呑兵衛なら、 よだれが出そうな旬のメニューが並んでいる。(このうち、あとで何品かは おまかせメニューに入っている)
仕事で少し遅れてきた次女も合流して乾杯。 おまかせがスタート、ウニと山芋の前菜から始まって、 旬の刺し身、賀茂なすの煮浸し、ハゼの天ぷら、モロヘイヤとトマトの冷製茶碗蒸しなど、 どれもこれも料理は、ひと手間かけているようで美味しい。 最後のお寿司は、中トロ、マグロ、ほたて、いくら、アイナメなど、旬のものだ。 大きさやシャリの加減も、一人数万する高級寿司屋よりも良いぐらいだ。
メニューに、魚は冷凍ものは使っていないとも書いてあり、 旬のものを提供しているとのことだが、なによりも感動したのは、 一品一品に、お店のおもてなしの気持ちが感じられたことだ。 大将もカウンター越しに、テーブルにいるお客の様子を気にかけていることが 感じられるし、料理やお酒を出すタイミング、また、それを給仕してくれたかたをはじめ、 女将、そして途中でお手伝いに来られた大女将とおそらくお孫さんも(おそろいの) 割烹着を着て気軽に言葉を話ができるのもとてもよかった。
最後に、家内に誕生日のケーキもサービスしてもらえて大満足だ。 話だと、もとは割烹だったようだが、コロナの時期をきっかけに 今のスタイルに変えたということだが、このスタイルはとても心地よい、 値段的にも十分満足できる...
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