老舗の史跡料亭花月があります。 文人墨客が芸術を磨き日本の行く末を案じる志士が未来を語った国際サロン 長崎に丸山遊郭が誕生したのは寛永19年(1642)。長崎の市中に散在していた遊郭を一カ所に集めたのが始まりです。外国人を相手とする唯一の遊郭であり、大坂の新町、京都の島原、江戸の吉原につづく花街として賑っておりました。『花月』は丸山随一の太夫屋『引田屋』の楼号で、引田屋本家が花月楼、新引田屋が鶴寿亭、新引田店が養心楼と呼ばれておりました。引田屋は丸山遊郭の開設当初から明治5年の芸娼妓解放令に至るまで続いた唯一の店であり、『史跡料亭 花月』は、引田屋本家の建物と庭園を受け継ぎ、今なお当時の姿を残しております。時を重ねた場所で味わう卓袱料理は、ポルトガルをはじめオランダ、中国など世界と繋がっていた長崎ならではの和華蘭料理です。幕末には多くの要人・文人墨客が訪れ、芸術を磨き、日本の未来が語られた国際サロン。
幕末の要人・文人が通った高級サロン 創業から382年。『史跡料亭...
Read more1642年創業の名だたる文人や幕末の志士、坂本龍馬、高杉晋作達が通った由緒ある格式高い史跡の料亭花月に予約を取って妻と訪れました。長崎、九州でも老舗中の老舗でNO1の料亭だと思います。多くの文人や幕末の志士が未来を語った場所です。予約も電話のみでかなり先まで満席で予約は3週間先でした。海外の方はホテルなどの紹介のみになります。今回が3度目の利用になります。予約でランチコースの卓袱料理をあらかじめ注文しました。11時40分が開門です。早めに訪れたら写真撮影が出来ます。まず外観も荘厳でした。開門後中に入ると目を見張るのが花月と書かれた大きな提灯です。最初は仲居さんが歴史的な資料の展示品に案内してくれました。一つ一つ仲居さんが説明されて歴史を感じました。部屋に通されて写真撮影をしました。最初に撮影したのが有名な坂本龍馬の刀傷です。次に素晴らしい日本庭園を撮影しました。そして丸テーブルについて料理を待ちました。今回は卓袱料理の14000円コースを選択しました。飲み物は日本酒でお任せで選んでもらいました。卓袱料理とは中国やポルトガルやオランダ伝来の料理をアレンジした和華蘭料理です。最初に4品運ばれてきました。鯛とシマアジの刺身、鯨の盛り合わせ、アイガモ穴子の煮こごりチーズ玉子、玉子の味噌漬けをサーモンで巻いた料理、クエの湯引き、車海老の黄身酢などです。全て美味しかったです。次は一品ずつ運ばれてきました。豚の角煮、フグの白子の玉地蒸し中にユリ根と寒竹と里芋と本ズワイガニが入っていました。かなり繊細で一番美味しかったです。後はタラの芽の天ぷら、ハトシ、特に花月オリジナルの玉子と鰻のハトシは絶品でした。次に御飯で出汁を掛けて食べました。最後はデザートでヨーグルトムース、イチゴとブドウとビワのコンポート、一番最後にぜんざいでした。ほどよい甘さで美味しかったです。全てのお品が繊細で器も素敵でした。食後は日本庭園を見て回りました。他店と比べたらお高めですが歴史的展示品の見学と素敵な日本庭園の見学、さらに偉大な幕末の志士、坂本龍馬や高杉晋作や偉大な文人や岩崎弥太郎が通った場所で食事を堪能出来ることを思えば妥当な金額です。仲居さん達の接客、おもてなしも素晴らしかったです。最後は入り口の花月と書かれた提灯の前で仲居さんが私達夫婦のツーショットの記念撮影をしてく...
Read moreYou get private dining space and garden here (first, at tea table to enjoy tea. Then move to the dining space. 2 private rooms are connected.). All the food is made with attention to detail. Course menu (so many different small dishes...
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