去年(2019年)惜しまれつつ閉店した尾道ラーメンの名店、朱華園(朱さん)、その朱さんの創業者の奥さんが、娘さんと共に復活させたお店、従来の朱華園から南側へ100Mほど移動した海沿いにあります 店内はカウンターが15席、テーブルが16席ぐらいかな、仕切りは無いですね、メニューはシンプルで、中華そば、叉焼麺、ワンタン麺、ワンタン、焼きそばのみで、アルコール類、ご飯類、餃子(持ち帰りは有るみたい)は一切ありません、販売機で叉焼麺を選ぶと札が発行されるので店員さんに渡します、因みに大盛は無いみたいです、尾道では古くからあるお店はラーメンではなく中華そばと表記します そば登場で一口食す、美味しいのだが、アッサリでコクも余り無くちょっと平板なスープ、日曜の1時過ぎなので最初のスープが無くなっちゃったのかな、かつての朱さんは、お客に約束した営業時間はラーメン(中華そば)を提供するのは当たり前と云う昔気質の商売を守っていました、でも、その分、時間帯による味のバラツキがありました、そのスタイルを新店でも続けるなら、ベストなラーメンを求めるには早い時間に行くべきだったかな、ただ、背脂多めの注文はOKみたいなので、コッテリ目にも出来ます 朱さんの隠れ人気メニューだった、少しオイリーな焼きそばが復活してるのはいいね(2020年12月)
尾道ラーメンの特長として背脂、平打ち麺、瀬戸の魚介出汁を使用するラーメンと言われていますが、朱華園ではスープに魚介を最後まで使用していませんでした、魚介出汁は福山の会社が通販の尾道ラーメンを発売した際、瀬戸内ならではのウリとして付け加えたものです、しかし、それが一般に認知された為、観光都市である尾道のラーメン屋に逆輸入されて、魚介出汁を強調する店が現れる様になりました 平打ち麺は尾道の老舗の製麺業者のはせべの麺ですが、最近は井上製麺の麺も人気で、細麺タイプも増えてます(牛ちゃん、ラーメンたに、いっぽん等)尾道ラーメンは麺の形状よりも食感のある低加水麺使用と言った方が適切かもしれません、他地域で尾道ラーメンを謳う店の中には、多加水の平打ち麺もあるみたいですが、こちらでは受け入れられないでしょうね 尾道でも鶏そば、またたびといった尾道ラーメン以外の人...
Read more尾道ラーメンとは台湾出身の朱さんが朱華園で出してきた「中華そば」 醤油味ベースのスープに平打ち麺、 トッピングに豚の背脂のミンチをトッピングしたものをルーツとした。 2019年6月18日に閉店。 朱華園の味は本店で修行を積んだ店主により福山市神辺町の中華そば「しんたく」と 「朱華園」の朱さんの身内が復刻し新たに「朱」として開店。 に引き継がれている。 1990年代になると福山市鞆の浦の珍味メーカー「阿藻珍味(あもちんみ)」が「お土産用尾道ラーメン」を販売する。鶏ガラスープに平子いわしを使ったもので、以後、この系統のラーメンを出す店が増え、一般的に「尾道ラーメン」といった場合には、こちらを指すことが多い。 なお阿藻珍味が福山市のメーカーであるため「尾道・福山ラーメン」と呼ぶべきかもしれないと述べている 「尾道ラーメン」は 朱華園をルーツとするものと 阿藻珍味をルーツとするもの二つの系統があると言える(ウィキペディアより)
で 今回訪れたのは元祖というべき「朱」 きれいな店舗 オープン前より地元のお客様が電話でテイクアウトの予約をしていたらしく並んでました。 観光客では僕が一人目 食事中にもどんどん来客がありましたよ流石は本流 で 中華そばのほうは 提供されたときにすぐに油の匂い 写真でもわかるように スープの表面が豚の脂でテラテラである どう写真をとっても 店内の明かりが反射するw 麺は噂の平打ち麺 スープは薄いというより 脂が多すぎて味が締まりがなくボケている 脂がとにかく多く 熱々ではある チャーシューはバラ肉ではなく 豚肩かな? 硬さはしっかりタイプなかんじでしたが 店で仕込んでるなら少し時間の経ったものだとわかる匂い (この時期なのでわからんでもないが、ここはこだわってほしいところ) 旨味も残念。 結局具材を含めた麺はすべて頂きましたが、スープは飲めませんでした。 何回か通えばクセになるのかもしれまさんね ルーツを守るという意味ではアリですが もう一つのルーツで尾道ラーメンが改良を重ねて進化しているのであれば そちらの方が 良いのかもしれませんね 今度はそちらの尾道ラ...
Read more2022年久しぶりに来たら、麺もだいぶ変わっちゃってました。コシがなくチュルチュル系。スープはコクが増して良くなってました。ただ、旧朱華園とは全く別のラーメンになっちゃいましたね。チャーシューが僅かに面影がある程度。朱華園のラーメンを求めてる人は注意してください。本家朱華園のあの脳にガツンとくる味を求めてる人は、神辺の「しんたく」(朱華園直系弟子筋)に行ってチャーシュー麺と焼きそばを食べてみてください。滅茶苦茶うまいので。(このグーグルマップで 神辺 しんたく で検索すると出ます)
大阪からはるばるやってきました。駐車場はすぐ近くの尾道市役所の駐車場が30分無料、30分以降1時間30分まで210円と格安です。 ここをオープンしたのは本家朱華園店主の奥さんだとか妹さんだとか娘さんだとか、情報が錯綜しているので、現地で事実確認したんですが、ここをオープンしたのは本家の奥さんではなく、本家朱華園の店主の「妹さん」だそうです。参考になったらいいねボタンお願いします。(本家朱華園店主は二代目なので、その妹ということは、創業者の娘さん。ややこしいw)
さて、焼きそばとチャーシューメンをいただきましたが、本家朱華園とはだいぶ変わってますね。麺は前と同じとこだと思いますが、一番違うのはスープで、あの脳にガツンと来る麻薬的な感じは無く、だいぶ優しい感じです。朱華園を女性視点からお上品に塩分控えめにした感じ。でもゴクゴクスープ飲めてこれはこれでうまいです。チャーシューは製法は同じですね。 ラーメンも焼きそばも、神辺の「しんたく」さん(直系弟子)のほうが本家再現度は高いと思うので、本家の味を求めてる人は神辺のしんたくさんにも行ってみてください。このグーグルマップで「神辺...
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