Narumen — Restaurant in Tokyo

（味の感想は★からです） 私は子供と遊んでいた。

勿論私自身の子供というわけでも親戚の子供を預かっていたわけでもない。

洗足池駅にある洗足池公園。 中央に大きな池のあるこの公園は緑が豊かな公園で非常に居心地が良い。

遊具もけっこう種類があり、近くの学童保育の子たちが先生と一緒に鬼ごっこをして遊んでいた。

そしてこの公園にはその遊具に混じって、懸垂用のバーだったり、プランシェが練習できるベンチがあったりする。

私はそこで筋トレをしていた。 平日の昼間に私服で筋トレしてる馬鹿は私くらいで、その物珍しいさにあっという間に子供たちに囲まれた。

私は大の人嫌いのくせして、子供と遊ぶのはとても好きである。精神年齢が近いからだろうか。子供とはすぐに仲良くなれる。

一人の男の子が私のことを気に入ってくれたらしい。私が筋トレしている姿を眺めながら、私の事をウルトラマン！と呼んでいて笑いそうになった。

私のスマホを指差し、ウルトラマンz...

【2024.4】 ユーチューブで拝見し色々とルールがあるようなので、少し予習をして訪問。お店に到着するとその店の外観に驚いた。外観からハードルが高いと聞いていたが、確かに最近のお洒落な外観とは程遠く、昔からやっている癖の強い頑固なラーメン店主がやっている雰囲気を感じる。

先客が食べ終わって店から出てきたので、恐る恐る店内に入り奥に導かれて更に緊張感が高まる。頑固親父ではなく若い店主がワンオペで淡々とラーメン作っているのを眺めながら、案内されるまで行儀よく待つ。これはお客さんが勝手に座った際に、前のお客の食べ汚しが服に付かないように、拭くまで待って下さいという配慮。

そして呼ばれたらすかさずそこにあったコップに水を汲んで指定された座席に座り、前に貼られたメニューを見て注文。

今週はカレーラーメン。カレーうどんは好きだがあれは鰹出汁にカレー粉を加え片栗粉でトロミを付けたものが大半で、それとは別物であろうカレーラーメンには少し期待。

濃厚な豚骨の白湯スープをベースにしたそのお味はやはりとても濃厚で、オリジナルでブレンドしてあるだろうスパイスは、既成のカレー粉にはないオリジナルな風味も感じる。塩味はやや強めで、替え玉や追い飯(あったかどうか未確認)、を後で投入しても物足りなくない設計なのでしょう。

このお店の特徴は、基本のメニューと言うのがなく、毎週限定ラーメンを提供しているということ。なので事前に今はどんなラーメンを提供しているのかインスタで確認が必要。

毎週違ったラーメンを提供するというのは、ネタが段々無くなってくることを想像すると、相当大変なことだと思います。店主は好きでやっているのかもしれません。が、それを敢えて大変な道を選んでやっているとすれば、相当な気骨の持ち主だと察します。

ただ定番メニューも、1年後2年後には、その時には見えなかった景色が思いの外、見えるもので、一つのラーメンを極める事がいかに難しいことを知れば、定番も挑戦してみる価値...

不定休の為、Twitterで営業の有無を確認する必要があります。 また、現在はメニューは一つみたいです。店内はカウンター４席で店内待ちは２～３人って感じですかね。ワンオペですが、１回につき２杯くらいのラーメンを作っている印象です。店内で待っていると何となくお作法的なものが分かります。 今回提供していたのは白醤油ラーメン。カウンターに座ったところで注文を伝えます。ラーメンは、当たり前なのでトッピングの有無を伝えるくらいでしょうか。チャーシューが１００円なのはお試ししやすい価格帯なので普段は頼まないのですが頼んでみることにしました。 キッチンには大きい寸胴でスープを仕込んでおり期待が高まります。出てきたラーメンは、見た目がとてもきれいですね。スープがたっぷり入っているのは個人的にはうれしい限りです。ただ、白醤油と店内に煮干しの段ボールがあったので、煮干しの塩味が加わって塩気が強いのかなぁと食べる前の印象でした。スープを一口すすると、先に来るのは煮干しの香り、そのあと塩味が来ますが白醤油独特の甘み（小麦粉を多く使っている醤油なので糖質高め）が下に残ります。醤油のエッジが効いたスープが好きな方には物足りないかもしれませんが、コクという点では十分満足いくものと思います。そこに、ストレートの細麺が心地いいですね。あまり、スープをまといすぎると塩気にやられてしまいますが、これくらいの細麺だと良い感じに仕上がります。 チャーシューは脂身も少なくあっさりとした感じですが、全体的に塩気が勝っている気がしたのでチャーシューの塩味が控えめだともっと美味しく感じられたかもしれません。 ラーメンが好きで色々試されているんだなぁとつくづく感じることができました...