昨年末、久しぶりに西新井近くを通った際、 東武の西新井大師線用路線、大師線の高架横に「らーめん涌井」さんを見た。
「あ〜…。まだやってたんだ…。」思わず呟いた。
90年代〜2000年代は、行列ができ、メディアにも紹介されてた「背脂チャッチャ系ラーメン」の老舗だ。
昔、恵比寿に「香月(かづき)」と言う同じ系統の人気店があったが、 時代と共に消えていった。 若き日の私も何回か食べて、当時としては斬新な味で美味しかった記憶がある。 味の感じから、ここのご主人は「香月」で修行されたと思う。 国立競技場横の千駄ヶ谷「ホープ軒」の系譜だとか聞くが、 私はラオタで無いので、正直よくわからない。 今や、背脂チャッチャ系と言えば新潟の「杭州飯店」を元祖としている 工業団地ブルーカラー御用達、燕三条系が東京進出で主役のポジションを奪ってる印象。
まぁ、とにかく小腹も空いたし、10数年ぶりに入ってみるか! と、中に入るとさすがに年季が入ってきた感じがしたが、まだまだ改装しなくても行けそうな雰囲気。 店の奥まで入り組んだキャパのあるカウンターの丸椅子も昔のままだ。 アイカの化粧板のようなグレー系のカウンターの雰囲気は20年近く前と変わらない。 ご主人の顔は覚えてなかったが、ちょっとヤンキーだったと記憶していた。 今は白髪となり目付きは鋭いが、何となく丸くなってるように見えた。 で、パウチされたメニューを見るとデフォの「醤油ラーメン」が1,000円超え。高くなったなあ〜。 ラオタでない上にオッサンの俺はラーメンは「安い」って刷り込まれてるから、 もう最近はよっぽど食べたくならない限り、他のモン食べてる。
水とおしぼり出された。だが店員は外国人に変わっていた。令和を感じる瞬間だ。 とりあえず「コンブラァメン」(醤油らーめんに昆布のトッピング)と 丁寧な日本語でオーダー。親切な私。
中途半端な時間帯に入ったが、客は4人程いた。 常連らしきクロネコヤマトの方2人も腹ごしらえ。日本郵便にもキレられ、 いつも、大変なお仕事お疲れ様ッス!
で、程なく「コンブらーめん」登場。 あ〜、懐かしいこのビジュアル。チャッチャした背脂が丼の縁に無造作に付いてるのが良い。 では、先ずはスープから。ズズッ…。 あ〜、優しい醤油スープはサッパリながらも、背脂のコクと甘味が口の中で後から広がり美味いね。 でも、燕三条系みたいな背脂そのまま飲ますのかよ?と恐怖を感じるレベルではなく、 うっすら丁度良い程度に浮いていて、改めてバランスが良い背脂の量だと感じる。
では懐かしの細麺を。う〜ん…。すすりやすい懐かしい味だが、今どきの麺と比べると 小麦の香りも弱いし、ちょっと古臭さを感じるなぁ。 それにもっと細くて、プチプチ歯応えあったような記憶だったが、思った以上に柔い。 デフォだと、この茹で加減だろうから、きっと今の時代は硬めに茹でる傾向になっていて、 知らない内に私もそれに慣れてしまい、柔らかく感じたのかも知れない。
昔、ややしょっぱい印象もあったが、今どきの店の方が味が濃いので、 スープの塩加減は丁度良い塩梅と思った。
チャーシューは煮豚系で噛むと塩加減は程々で、 ホロホロ溢れて適度な脂が口の中に広がり、美味い。
で、口の中が脂ギッシュになって来た所でトッピングの昆布をコリコリ噛むと、 良いアクセントと脂が消えて、再び麺とスープをすすりたくなる。
やっぱ、オッサンの俺はこれ位のバランス感溢れる背脂ラーメンの方が好きだな〜。 でも、きっと今の若い衆は脂もダシの味も濃い、家系みたいなの食べてるから、 この味だと物足りなく感じるだろうな。それで客数が減ってったのかな…?
しかしながら、改めて、懐かしの味。堪能させていただきました。
麺がちょっと柔く感じた以外は美味しゅうございました! 客層も結構高齢だったし、若い子はあまり来ないみたいだけど、 こういうジャンクっぽくも和風テイストも残したラーメン残して欲しいな。 また、思い出したら来ようかな…。
材料高騰で経営厳しい状況だろうけど、まだまだ続けて欲しい背脂チャッチャ系の老舗。 若い子も1回は味わって見て...
Read moreI like the venue, but wasn’t crazy about the ramen the first time I ate here. It wasn’t bad, but it wasn’t great—and it was kind of pricey (for ramen). Not my first choice for ramen in this neighbourhood. But I figured I’d give it a second chance another time. The second time I went I had the butter corn ramen (1,050 yen), and it was pretty good. Each time I went there were other people in the shop, but it wasn’t so busy you had to wait for a place at the counter. All in all,...
Read more油そば 1,000円 小ライス 無料
平日昼前に訪問。先客1後客3。 店内はカウンター×15以上、3〜4人が座れるテーブル席×1で奥の方まで広々してます。 店員さんは店主さんと女性の2人体制。 お水を持ってきて頂いたタイミングで表題と、無料とのことで小ライスを口頭注文し、およそ6分程で配膳。
ラーメンと同じく大きな白い丼で提供された油そばは、具材に細切れチャーシュー(少な目)、刻み葱、もやし、キャベツ、メンマ。 その上に魚粉、背脂、一味、ガーリックチップ、中央に温玉が乗っている色とりどりな見た目です。 特にもやしとキャベツがほぼ半々の割合なのは嬉しい! 麺はややウェーブがかった太麺でツルモチ食感のもの。 丼の下にたっぷり入っている背脂醤油のタレは濃厚ながら仄かに酸味も効いていて麺や具材との絡みも抜群◯ 最初によくかき混ぜるのもいいですが、これだけ色々な具材があるのであまり混ぜずに変化を楽しむのもアリです。 後半に温玉を崩しつつ、お好みでと提供された七味もかけて食べるとまたこれも美味しい!
付いてきたスープも醤油ラーメンのスープでしょうか?口内のリセットに役立ちます。
無料のライスは小となってますが、普通のお茶碗に一杯のサイズなのでボリューム感◯ 麺と具材を食べ終わってもまだ背脂満載のタレがけっこう残ったのでそれと一緒に食べてお腹と背徳感いっぱい完食です笑
YouTuberのSUSURUさんが年明けに涌井さんの動画出してたのを思い出して訪問しました。 今はあまり待ちなく入れますが、ラーメンブームがあった90年代には背脂チャッチャ系ラーメンとして行列のできる有名店。 創業30年以上とのことでまだ継続されてることが素晴らしいと思います。 足立区内としてはけっこう強気の価格設定ですが、全体的にボリュームはありますし、11〜14時のランチタイムなら無料のライスはかなり嬉しいポイント! 10年程前に訪問した時は店内喫煙OKで、時代の流れで禁煙になりましたが、入口外に灰皿有。 店前の道路向かい側に4台程入れる駐車...
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